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「罵声が飛び交う職場などバックレで解決だ」と過去の自分に伝えたい~僕がニートになるまでの歴史24歳編②~

 

先日も書きましたが、ある程度はまとめて書いた方がこのシリーズは書きやすいですね。間を空けると、「この間はどこまで書いたっけ?」と思い出す作業が必要になります。皆様も自分史を書かれる場合は、まとめ書きされておく事をおすすめします。それでは、「ニートの歴史」の前回を未読の方はこちらからどうぞ

 

罵声を飛ばす人間から何を得る事ができるのか

スーパーのバイトには、自分より少し先に入ったAがいた。彼は自分よりも年下で、高校を卒業してそのままバイトに入ったという。仕事の出来ない自分とは真逆で、動きが素早く体力もあったので、いつの頃かAと自分はスタッフから比較されるようになっていた。「Aに比べて、あらたは遅えな。見習え!」といった内容が日常会話に出てくる。

もちろん遅い事は事実なので否定もしない。そして「そうですね、彼はすごいですね」くらいしか返す言葉も無い。年下で、自分よりも仕事が出来る事に関しては悔しいが認めざるを得ない。ただ気に入らない部分が1つだけあった。それはスタッフから持ち上げられるAが調子に乗るようになった事だ。1人調子に乗るのは問題ない。乗りかたに問題があった。

 

スタッフから色々と文句を言われていた自分だが、それはAからも直接的に言われるようになる。「お前は(仕事に対して)やる気が感じられんのよ」と言われた時は、どうしようかと一瞬考えてしまった。なぜ同じバイトに言われる必要があるのか。

口論に持っていくべきか、いや言えない。では殴るべきか、いや殴れない。そもそも仕事の最中に反撃しては人としてダメだろうと、スタッフやAに責められる中で耐えていた。もうパワハラの渦中で我慢する事だけに集中した。

 

しかし、今にして思えばこの頃は本当に真面目に仕事をしていたように思う。本来ならこういう場面に出くわしたら、「仕事を投げて帰る」が正しい選択肢だと今は思う。人と人が共存する中で、仕事と言えども言ってはダメな言葉はある。また逆に、言われた側も我慢して自分のように耐えると言うのは間違った態度だ。

いじめの構図と同じで、嫌なら嫌を突きつけねばならない。スタッフから「馬鹿かお前は!」「頭がおかしいんか!」と言われて、「すみません・・すみません・・」と言って謝っていた自分は、仕事と言う名のいじめを受けていただけである。

 

「罵声や、怒号が飛び交う職場で頑張っています」と必至に耐え抜く事なども仕事の内であると考えている人もいるが、そういうのは長期的に見て日本社会に要らない態度だと思う。よっぽど気に食わない事があれば、さっさとその場から離れるか、バックレでもいいのでその仕事を辞めるなり放棄する選択肢に移す事が賢いだろう。

明らかに挑発している人間と同じレベルに合わせるメリットがそもそも無い。「仕事だぞ」という大義名分を振りかざせば何を言っても許される訳ではない。また、こういった態度を取る人間の言う事を聞いても得る物もない。せいぜい「自分が出来たからお前も出来る」といった話を聞くだけで終わるだろう。

 

こういった事が重なり、自分はどんどん落ち込むばかり。毎日出勤する時間が来るまでずっと鬱で、仕事中も無気力になってしまった。すべてが嫌になっていくのが分かる。仕事がつまらないのは今に始まった事ではないが、人間関係がダメになると何もかもつまらない世界になると言う典型例になってしまった。

しかし、Aとは意外な形で別れる事になる。

 

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挨拶も出来ないのに説教を垂れる奴って何なの?

 

 

ある日の事、Aが突然出勤してこなくなった。いきなりの無断欠勤だった。「人手が足りないのに困る」と職場からAの家に電話をするも、彼の母親が「息子は調子が悪い」の一点張りで応じるだけだったそうだ。後日になって家に電話をしても、同じように母親が出るだけで出てこないのだと言う。携帯も通じない。

いわゆる”バックレ”に該当する行為でAは去っていった。おそらく、キツイ仕事だったので限界が来たのだと思う。確かに彼はスタッフから褒められ続けていたが、それだけで楽にいられる世界では無かった。自分より仕事は出来ても、彼なりに負担があったように思う。

自分のような仕事が出来ない人間は罵声を浴びせられ続けるが、出来る人間は「もっとやれるはずだ!」と実力以上の仕事を更に期待される。頑張っても次、頑張っても次を求められる仕事はどこにでもあるが、ひょっとしてAは”もっとやれる”を求められ過ぎて潰れたのかもしれない。

 

あれだけ自分のストレスとなっていた人間との別れは一瞬であった。職場への挨拶も無いまま、消えて行った事を知った時は「なんだそりゃ」としか思えなかった。結局、Aの言っていた事がすべて上辺だけの話にしか思えなかった。

やる気論、根性論、努力論を語る人間は、自分が偶然ラッキーな状態にいるだけに過ぎず、潰れた時にも同様の事を言えるのだろうかと今も思っている。

 

ただ、こういうケースはそれほど珍しい事でもない。A以外でも仕事に対し熱い想いを背負っていた人に出会っているが、それでもあっさりと仕事を投げ去っていく風景を見てきた。そういう姿を見る度にけっきょく自分のような人間がいちばん損をしていると感じていた。真面目に上からの命令を実行して、叩かれても我慢する人がどれだけ存在する事か

この時ばかりは、「偉そうに言う人間の最後はこれか」と冷ややかにしか受け取れなかった。しかし、「もう顔を合わさなくて済む」と思うと楽だった。今、彼は何をしているのだろうか。

 

スーパーへの怨念を書き殴っても仕方が無いのは分かっている。仕方が無いけど、書かねばなぜ自分の今があるのかという現実が伝えられないように思う。見苦しい文章だが、今回はこれで終わりにしよう。

 

続く。

 

これまでのニートの歴史シリーズ

まとめて過去に遡って読みたい方はこちらから

 

 

そういえば、友人にもバックレ常習犯がいたのを思い出した。まさにお手本です。管理人あらたのプロフはこちら

 

 

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Comment

  1. ライオン より:

    あらたさんこんにちは
    大変考察が深いですね普通の人って普通自分にアレな事した人は嫌なやつだった最悪。…で終わるのですが、相手にもこうこうこうだったって考えられるのは凄いいい事だと思います。
    自分もされたら許せないだろうけど、
    Aもある意味被害者だったのでしょうね、
    回りと自分の重圧っていうか…ただ
    アレな人はそこで自分を押さえられず、
    暴言暴行をやっちゃうんでしょうね…(・・;)
    人間って本当に難しく出来てますね。
    長文失礼しました、ブログ応援してます(^_^)/

    • あらた より:

      ライオンさん こんばんは。

      お褒め頂きありがとうございます。
      今、こうやってブログとして文字に起こすことで思った程度なので微妙なところですが・・。
      当時は、ただただ恨みを相手に抱いたまま生きていましたので(笑)

      ただ社会全体の余裕の無さや、必要以上に結果を求める世界が、こういった人たちを生み出している面はあると思っています。人間世界の構造問題といいますか、誰かしらにぶつけずにいられない人達といいますか。そう言う意味ではライオンさんも書かれている通り、暴言を吐かざるを得なくなる彼らも被害者ですよね。

      ぼちぼち書いていこうと思います。
      コメント&応援を頂きありがとうございました!

  2. かにぱん より:

    はじめまして、あらたさん
    僕も同じような経験があるので、非常に共感しました

    Aのような人間も周りには結構いて行動パターンもほとんど一緒です。

    要領の良いとはまさにAのようなヤツのことを言うのでしょう。
    知り合いのAのようなヤツはバックレた後の違うバイト先でも他人に説教をしてましたが、ああいう人間の神経はどうなってるのか気になります

    僕だったら感じる必要が無いとしてもバックレたことだったり仕事が上手くできないことに負い目を感じて説教なんかとてもできないと思いますが、こういうところが損をかぶりやすい特性というか、要領が悪いと言いますか、なんというか・・・

    長文失礼しました、ブログ応援してます

    • あらた より:

      かにぱんさん こんばんは。
      共感して頂きありがとうございます。

      要領の良い人はどこに行ってもいますよね。そういった人が、勘違いして「自分は優れている」と思い始めたりすると、こちらとしてはいい迷惑なのですが・・。

      そういった際に、僕のようなタイプの人が結果的に損な役回りになっているというか。かにぱんさんのおっしゃられている意味も伝わってきます。

      応援ありがとうございます。またお時間がございましたら訪問して下さいませ。

  3. 太一 より:

    私もかなりの不器用で、過去のバイト先でも怒鳴り散らされたり、嫌味を言われることが多かったですね。

    また、同じバイトなのに偉そうな司令官気取りな奴は、どこにでもいますね・・・

    そんな時、私も自分を押さえつけて、ひたすら謝ったりと変にいい人を気取り過ぎた気がします。

    • あらた より:

      太一さん こんばんは。
      コメント頂きありがとうございます。

      仕事となると殺伐とした世界になりやすいですよね。そういった中で、不器用な人や要領の悪い人は格好のターゲットに置かれやすいように思います。
      対策としては、難しいですが「こういう人もいるんだな」と少し離れた位置から相手を見る必要性がありそうだと感じています。

      僕も、けっこう普通に謝っていい人であろうとしていたように思います。この後、少し反発する人生を送っているのですが、それはそれでしんどかったので何事もバランスが重要なのかなと思いました。

      またお時間がございましたらお越しくださいませ。

  4. なし より:

    はじめまして、あらたさん
    僕歴、一気に全部読ませていただきました。
    現在進行形でひきこもりの自分にとっては共感できる部分がとても多く、あっという間に読んでしまいました。
    特に親との関係についてとか…
    ちょっと自分に進歩があると、親からするともう完全に復活したと思ってしまうところとか本当その通りだと思いましたし

    それはさておき!以前2chのまとめで見たのですが、”バイトを2年間で30件バックレた話”というのを知っていますか?
    とても面白いのでおすすめですwもう知っていたらすみません
    ただそのまとめを見て、こういう人が要領良くて、世渡り上手なんだろうなあと思いました。
    Aはこの人の足元にも及ばないでしょうw
    自分もそういうちょっといい加減な人になりたいのになれないもどかしさ…
    まあ無職ひきこもりの時点で客観的にはいい加減に生きているようにしか見えないんでしょうけどね(T_T)
    辛いものです。。
    なんだかまとまりのないコメント失礼しました。

    • あらた より:

      なしさん こんばんは。

      コメントを頂きありがとうございます。一気にお読み頂いたとの事で、非常にありがたく思います。

      そして、面白いまとめを教えて頂きありがとうございました。まとめサイトも知らない事が多いので助かります。
      これですよね。未読の方向けにリンクしておこうと思います
      こういう人もいるんだなと思うと同時に、豆腐メンタルに笑いましたw

      本当にいい加減に生きてみたいです。僕は不登校から始まり、仕事を始めて辞めてを繰り返していますが、どうしても結果だけで判断されるのでおっしゃられている事はすごく伝わってくる物があります。社会から脱線しがちな人は、総じて必要以上の責任を背負いがちだと思いますね。

      なしさんが楽に生きられる道を見出せるといいですね。
      それでは失礼いたします。

  5. 辛いってなにがw より:

    無職だろ、君ら。
    辛いわけないだろw
    少なくとも、
    ポジティブになろうな。
    それだけで、
    君らは良い方向に進める。
    そう思うよ。

    • あらた より:

      辛いってなにがwさん こんにちは。
      コメント頂きありがとうございます。

      無職ではありますが、やはり社会と上手く繋がれないというのは辛いですよ。繋がればいいのですが、その手段を持てないのはシビアな悩みになります。
      まあ、働いていないので肉体的に辛いという事は少ないですが。

      精神的には常に無職である事を負い目に感じて生きている方が多いと思います。少なくとも僕は無職で負い目があります。働けばいいんですけど、そこが難しいから困ると言うw

      でも応援を頂きありがとうございます。
      ポジティブに何事も考えるというのは大事ですよね。捉え方ひとつで前に進める方もけっこういらっしゃると思います。

      それでは失礼いたします。またよろしければお越しくださいませ。

管理人:あらた


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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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