働かないボクが不倫ゲスの極みを批評。7曲をランキングしてみた。

「ゲスの極み乙女」というバンド名を知らない人はもういない。そう言っても過言ではないくらい「ゲス」という言葉は広がった。余程の事が無いと不倫＝ゲス＝川谷絵音の図式は消えないんじゃないかな。「ゲス川谷」の文字を見ると、印象の定着ぶりが凄いと思ってしまう。石田純一を超えたんじゃないか。

各スポンサーも「ドラマや、CMなどのテーマソングには使えない」と契約解除。バッシングを受けても売れているとはいえ、アーティストとしては大打撃になっている。CDの売り上げと、ライブでも十分やっていけるんだろうが、昨年から予定していた売り上げなどは大幅に下がるだろう。奥さんはもちろん、メンバーへの被害もでかい。

そんなゲスの極み乙女だけど、印象が悪いので聞かないという人がいる半面、こういう話題になることで聴き始める人もいる。例えば・・僕みたいな層。彼らの代表曲である「私以外私じゃないの」は知っていたんだけど、この騒動がなければ他の曲にまでは関心を持つ事が無かった。実際に、売れているだけの実力とはどんな感じなのかレンタルしたくらい。

そう。僕は騒動の後にツタヤで「どれどれ、噂のグループはどんな曲を歌うのかな」と野次馬根性まるだしで借りていたのだ。そして1か月ほど聴き込んだ。レンタルしてきたアルバム2枚から、良いと思った曲をランキングでピックアップしてみたので「ゲス未経験」な読者さんは参考にどうぞ。

笑ってしまったアルバム名「両成敗」

川谷氏に裏切られた奥さんには悪いが、すごいアルバム名でリリースしたものだ。ちょうどベッキーとの不倫が報じられた後の発売だったのだけど、このセカンドアルバムのタイトルが「両成敗」というタイムリーなネーミング。「持ってる」という言葉がひと昔に流行したけれど、ある意味では川谷氏は持っている気がする。

まさに両成敗状態になっているので、狙って無ければすごい偶然としかいいようがない。このタイトルを見た時には、少しだけ意図的な宣伝があったのではないかと邪推したくらいだ。

ちなみにランキングをつけたが、曲の差はそれほど大きい訳ではない。選考基準となったのは、とにかく僕の耳に残っているかどうか。何度もリピートして聴いてきたけど、何度も聴いていると「おお・・・この曲がやっと流れてきたか」と思ってしまう曲がある。逆に何も感じないものは何周しようと残らない。

①両成敗でいいじゃない

先ほども書いたとおり、完全にネタにされる曲かと思いきや耳に残る。いや、「両成敗」だから残るのか。サビでは「両成敗が止まらない、もう止まらない　呆れちゃうよな」と。予言みたいな曲なのかな。

でもサビが良いんです。「耳に残る」を大事にしている僕には、この曲はヒットしている。「両成敗は止まらない　喜劇的に見える真面目な話」とは。「深い」と思いながら聞いている。

②ロマンスがありあまる

この曲は最初から好き。ロックマンのステージに流れていても違和感が無いと個人的に思う。「僕にはありあまる　ロマンスがありあまる」というフレーズが好き。正直、今回のランキング作成をしている現時点で、この人たちのライブに行ってみたいとさえ思っている。

僕は働かないから時間がありあまる・・わけではないんだど行ってみたい。耳に残って口ずさむフレーズやリズムが多い気がするね。このバンド。そこが売れているポイントなのかな。

③パラレルスペック

完全にサビの部分に惹かれている。なんかライブとかでこの曲が流れたら、きっと僕は手を振る事に躊躇わないだろう。アーティストってスター性が強くて、ステージ上でカッコ良くやってる感じがあって。ミスチルやラルクのライブに行った時にも思ったけど、僕みたいな人間には眩しくて観客として乗り切れない。

ステージに向かって手を振ったりするアレをみんなでやる自分に違和感。それがどうだろう。この距離感。何だか、この人も人間なんだなって思える距離にいるような。ゲスを極めてしまった人と距離が縮まる自分に違和感はない。

④シリアルシンガー

一瞬だけ曲の冒頭でコナンを思い浮かべるのは自分だけ？

で、その後はなんかわからないけど聴き入ってしまう。全然こういう曲の批評法が分からないんだけど、グニグニ(?)した曲調が良いと思います。「シリアル♪シリアル♪」ってところがいいと思うんだけど。繰り返しフレーズが個人的にツボだったのでランクインさせた。

⑤サイデンティティ

女性からも支持されているという噂は耳にした事があるけれど、この曲などは女性が好きそうな気がした。うん、別に何も根拠は無いんだけどサビが駆け出したくなるような。そんな曲調。

今回の件で、かなり嫌悪している層が出ているのは確かなので、離れたファンは実際にいるんだろう。逆に僕みたいな人が聴きにくるけど、あまりお金は落とさない。でもカラオケとかで歌いたいなとは思ったので、印税は流れるかと。

アマゾンだったかな？どっかのレビューに、「どれを聴いてもベッキーの顔しか浮かばない！」みたいなキレてるコメントがあったが、僕は歌詞が頭に入らないのでそういう怒りを持つ事はないだろう。もちろんベッキーは浮かぶけど、リズム感が大事なので気にならない。

⑥猟奇的なキスを私にして

この曲もサビが残り「猟奇的なキスをして」というフレーズは忘れそうで忘れない。

それにしても、ライブ会場で野次られたりするのかなと思ってしまう。野球選手とか、相手チームから色々と野次られるみたいな話をするけど、ライブコンサートなら「ファン」がお金を払ってくるわけだから考えにくい。相手チームなんていないからね。

仮に「野次る目的」でライブ会場に入ってる人がいたら、それはそれでいいお客さんになるわけだ。

⑦星降る夜に花束を

アルバムの質では「両成敗」の方が良いなとは思う。しかし「魅力がすごいよ」というアルバムもぼちぼち良い。この曲は「魅力がすごいよ」に入ってるんだけど、ラップ好き向けに。そんな僕も20代はラップを頑張った時期がありました(黒歴史)

リズム感っていうのかな。そういうのが無いと、本当に棒読みにしか聞こえないので切ない。以上で7曲ランキングを終わります。

私以外私じゃないの

今時の販売方法なんだろうけど、「おまけ」が面白いと思う。レジャーシートとか、ファンにはこういうグッズは嬉しい・・はず。物として手にしたい場合は、やっぱりグッズな訳ですよ。もう時代が変わって、CDを買うという習慣も無くなりつつあるので。ダウンロード販売なんて、僕が中高生の頃は考えられなかった。

そしてランキングしてないけど、当然ながら「私以外私じゃないの」は名曲。甘利大臣(旧)もコレ歌って「マイナンバーカード！」とかやってたので。

芸能系にチャチャを入れながらブログを書いてみた。終わり。

たまには芸能関係にも触れたいところです。あらたレポーターのプロフ。