【男性向け】飛田新地レポート【未来のお嫁に読ませられない】
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言いたい事をぶっぱなす 飛田新地にもう一度
僕は元ひきこもりだ。引きこもっていた頃は自殺を考えた。でも死ねなかった。いや死にたくなかった。女子と性的に交わるまでは死ぬわけにはいかなかった。そんなエネルギーが自分を動かしたからこそ脱出した。
しかし、それからも長かった。
本格的に初めて異性と交わったのは28歳の終わりだった。どうせここまで待ったなら・・と文化と伝統のある東京・吉原を舞台に選んだ。だが、どうしたことか。
写真で見た女性と全く違う人物が出てきたではないか。
騙されていたが、この世界は写真加工は当たり前。これが初体験となり、後世に語り継ぐべき思い出となっている。
それ以降も、一般風俗に行ったがシステム的に顔を見て選ぶことはできなかった。サイトで顔を出していても、加工なので本当の意味で相手を知るには会うしかない。プライバシー保護のため、精いっぱいの仕組みの中で男も女もしのぎを削る。
しかしいつの頃か、大阪・飛田新地の存在を知る。嘘か誠か。顔をそのまま店先で出し、男性を手招きで呼び込んでいる色街があると聞いた。ネットが普及した昨今。簡単に情報は手に入る。
どうやら調べていると、本当に女性が顔を出して客を呼び込むらしい。しかも顔出ししているだけあって、とびっきりの美女しか並べないという。なんだそれは。
これは行かねばならないと思っていたが、なかなか機会がなかったので訪れることはなかった。
それが今回、大阪に行く予定になったので飛田入りを決意。そういうわけで行ってきました。男性向けディズニーランド・飛田新地レポートの始まり始まり。
飛田新地を知らない男性がいることに逆に驚く
大阪は動物園前。駅から出て歩いていくも、とんでもなく違う方向に歩いていたようだ。夜は21時を過ぎており、いろんな意味で焦りがあった。遅くなってもホテルに帰る時間が・・・。
仕方がないので、そこらをあるく男性に訪ねる。
「飛田ってどっちに行けばいいですかね?」
最初は、一発で答えてくれるだろうと安易に思っていたが、これが意外とわからない人が多いことに驚いた。
大阪の男性みんなが行くわけではないのだなとここで気がつく。確かに、僕の周りでも一切行かない男性もいるので、飛田新地だろうと行かない人はいかないのだろう。
3人ほどに聞き込みして、ようやく全く違うところを探していたと知った。結果的に、正規ルートを通って入るというより、裏路地から近寄って行く形となった。
すると見えてくる。
なんというか、お祭りでもやっているかのような明るい街並みが。近づけば近づくほど、目に飛び込んでくる明かりがまぶしくて、それでいてドキドキする。
歩き行く人はみな男性で、とても表情が嬉しそう。ニヤニヤしている人たちばかりで、その中に自分がいたのはここだけのハナシ。
間違いない。ここが飛田。飛田新地だ。
おばちゃんの呼びかけが面白い
料亭が立ち並び、どこか古き日本の良さを映し出しているように思う。開かれた店先に目をやると、若い女性が機材でライトアップされており、見世物になっているように座っている。
女性と目が合うと、ちょいちょいっと手招きして営業スマイルを振りまいてくれる。仕事じゃなければ、やってくれないレベルの笑顔である。一瞬目が合うだけで男を殺す色気を振りまいており、女性の本気モードの末恐ろしさが肌に伝わる。
となりに座っているおばちゃんが客引きを担当しており、次のような言葉をひたすら通り過ぎる男性に投げかけていく。
「お兄さん、見てって~この娘かわいいよ!」
「もう決めてあげて!」
「こっちこっち~」
呼び込みが印象的だが、一切こっちに接近してきたり、触れてくることもないので安心。事前に読んでおいた、飛田の本によると偶然やってきた人を相手にしないと法的にアウトの見解だ。
また、観光地ではないため、通り過ぎるだけの男性たちに対していら立ちを募らせキレるおばちゃんもいる。若い男性グループに呼び込みをかけて、何か言われたのか無視されたのか。
急に「アホ!もう来んな!アホ!」と叫ぶおばちゃん。
もはや何が何だかわからない展開もあった。独特な雰囲気が漂っていて、自分は男性なのでガンガン通り過ぎていく人の気持ちがよくわかる。
とにかく、それだけ右も左もアイドル・女優みたいな女性しかいないのだ。ただ、ここで働いている人は撮影してはいけない。写真撮影がタブーとなっている。
なので街並みというか、微妙にこんな感じで歩いている人だけを撮影してみたというのを掲載している。(上画像)
「青春通り」「メイン通り」と呼ばれる場所では、次から次へと客が流れてくる。
逆に「妖怪通り」と呼ばれるスポットには、男性があまり寄り付かない。こちらも歩いてみたが、本当に男性がいない。呼び名の通り、少し一般受けから遠ざかっているような女性がいたりする。
料亭内部はこうなっている
ちょっとしたエロビデオすら借りるのに時間をかけてしまう人間が、ここを歩いたらどうだろう。自分のことなのだけど、全く決められない状態に陥る。
「お兄さん、決めてしまわな!もうおらんなるよ!」とおばちゃんが急かしてくるが、いなくなったとしてもすぐに別の店に可愛い女性が出てくるので決められない。
事前に飛田の歩き方サイトは見ていたが、さっぱり参考にならないのだ。次から次へと見て回ってしまう。
ということで、フィーリングで決めてみた。顔を見ただけで、「この子が良い!」と決めてみた。
飛田に来なければ、こんな経験は一生ムリなような気がした。目の前で、いいなと思ったとしても普通に考えてそういう事にはならないじゃない。それが飛田では普通に起こる。
システムがよくわからないとおばちゃんに言うと、「お金の交渉は二階に上がってからすればええから」と言われて階段を上がる。
部屋はこんな感じだ。
こういう仕組みなのかと思うと同時に、この後いろいろな思い出が部屋で起こる。
(未来のお嫁さんに見せないといけなくなったらガチで削除記事だ・・)
店を出て思った。
「もう死んでもいい」
もうどんな子だったか顔も覚えてないんだけど、一期一会の中に金と欲望が渦巻いて消えていった。
飛田新地で遊んで悟りを開く~なぜ飛田レポートを書くのか~
お店を出る前にお菓子をもらう。事前情報によると、ペコちゃんのあめを持っていると声をかけられないそうだ。(もう終わった人という扱い)
そして、悟りを開いてしまったような気がした。
やはり人は顔やお金ではなく、中身なのではないかと。
このたび、超好みの女性にお相手をしてもらったのだけど、思ったのは「やはり心がこもらないと切ないのではないか」という事である。どんなに美人相手でも、そこにヒューマンを感じないと何も残らない。
また飛田に行きたいと思う反面、このまま行く機会がなかったとしても、それもまたいいかなと。可愛いに越したことはないんだろうけど、そこまで美女に相手をされたいとも思わない感覚になった。
飛田には人の欲望がすべて詰まっていると思った。欲望と金というは、こういう場に行くと露骨に見えてくるのでたまらない。自分はこの色街が気に入った。やっぱり、いつか行きたいですw
また、この記事はブログに書こうか迷ったレポートになる。単純に自分の性事情を暴露するメリットを感じないからである。ただ、ひきこもっていた20歳当時の自分に取っては、風俗という存在は目標でもあった。
終電に来たような気持ちになったのが飛田である。
社会に絶望して、行き場を失い何も生きる意味が見いだせなかった自分には、女性との関わりは切っても切れないモノだった。
特にこういった場所にはロマンを感じていたし、女性には理解しにくいかもしれないが、ここで遊んでからなら死んでもいいと思えるほどエネルギーを感じていた。
もっと以前は、道後で遊んだら悔いはないと思っていたけれど、道後じゃまだまだ物足りなかった。
賛否のある話になるけれど、自分はこういう場を目指すために生きてみるのもいいのではないかと思っている。生きる活力が、働く動機が色街にあるならそれも活用すべきだろう。
飛田に関心のある人は、最近買ったばかりでおすすめの本があるので読んでみると良い。
文化的なものではありますが、顔出し営業は本当に珍しいと感じます。管理人あらたのプロフィールはこちら。
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