安いレンタルサーバー選んだ結果「サーバー移転作業」で結果的に大損した！

読者の皆さまお久しぶりです。メンテナンスが終わりました。ブログ開始以降これだけ更新が途切れたのは初ですね・・。私ごとではありますが本当に長く感じました。更新を楽しみにして下さっている方には申し訳ないです。

さて、今回はメンテナンスといっても「サーバー移転」という作業をするだけでしたが、これがなかなか骨の折れる作業でして。今回は色々ととらぶったので、僕のブログの仕組みなどと絡めて話しておきます。トラブルにぶつかる中でサーバーについて考えたため、これからブログを始める予定の方などの参考にでもして頂ければ幸いです。

そもそもの話になりますが、僕のブログはお金を払ってウェブ上に維持させてもらうシステムを取り入れています。専門的な話は省略しますが具体的にいうと「独自ドメイン(自分で好きなURLを作れる仕組み)」と「レンタルサーバー(ブログをネット上に設置する場所)」を使っている状態です。

「そのブログ維持システムにどれくらいの金額が必要なの？」という話ですが、今回の作業で移転した「Xサーバー代(1080円/月額)」と「独自ドメイン代(1280円/年間)」くらいが基本使用料となります。ブログをやらない人、やっても無料ブログ限定の方からしてみれば「え!?それ高くね？」という感じだと思います。

実は僕もそう考えていた1人で、このブログを始める前には安いサーバーを使っていました。アフィリエイト練習サイトのつもりだったので、大きい金額を支払う必要性が無いと判断し「さくらサーバー(月額500円くらい)」というXサーバーよりは安いサーバーを使っていました。

お金を払ってまでブログをやる理由は、「検索に引っ掛かりやすい」といった効果が出やすいという話を聞いたからです。また僕は反社会的な事も書く予定だったので、そういうブログは無料だと運営側に勝手に消されるのではないかと心配した部分もあります。アフィリエイトをやる以上は運営都合で消されては困りますからね。

しかしサーバーには詳しくないので「最初は安いサーバーでいいや！」と、とにかくケチったスタートを切ったのが今回の騒動の始まりだったとも思います。この選択がのちに今回のような大混乱を招くと分かっていれば、いきなりXサーバーを選んでいたと思うんですけどね。「たられば」の話を言っても仕方が無いですがw

安物買いの銭失い

誤解のないように先に伝えておくと、今回サーバー移転したのは「さくらサーバー」が悪いという話ではない事です。厳密にいうと、ここを含めた僕の運営しているサイトが、さくらサーバーではアクセス過多に耐えられないという状況に陥っていたからです。

どのサーバーにもアクセス許容量というものがあるのですが、一定の時間で集中的にアクセスがあった場合などは、サーバーがキャパオーバーして耐えきれず自動的にサイトが閉じられてしまう事があります。

僕はさくらサーバーに「あらたメディア」と「試験サイト」を並行導入していたのですが、「試験サイト」に時々大勢の人が集中するようになり、先ほどのサーバーが耐えきれない状態が頻繁に発生するようになりました。この影響で、一時的にでも試験サイトは閉鎖状態になります。

また、同じサーバーを使っている僕のブログまでもが影響を受けてしまい、更新するための管理ページが動かなくなったり、ブログそのものまで表示されなくなる現象が起こっていました。試験サイトが勝手に閉じられるのはいいとして、このブログにまで影響が出るのは困りました。

一時的にでも閉鎖された場面に立ち会った人はストレスになりますし、「運営されていないURL」と勘違いして二度と来てもらえない状態も十分にありえます。そういったトラブルが重なった結果、「もうサーバー移転するしかない」と踏み切ったのが今回のメンテナンスです。

最初の段階で「安いならどこでもいい」と少しのお金をケチった事や、「人が集まらなかったら高いサーバーにしても意味が無い」と後ろ向きに始めた事は間違いでした。これによりサーバー移転の方法を調べる手間暇や、移転作業という面倒な作業をしないといけない時間を生み出してしまいました。

安価なサーバーでのスタートは、移転知識などが豊富な人や対応できる自信のある人はいいのですが、僕みたいな素人には長い目で見るとマイナスを生みやすいように感じます。それくらいサーバー移転は素人には落とし穴になりやすいです。ブログブームでレンタルサーバーが薦められる風潮がありますが、サーバー移転は頭に入れておくべきです。

久しぶりにキツイ強迫性障害に襲われる

サーバー移転というのは、簡単にいうと元のサーバーデータを新しいサーバーに移動させる作業になります。やり方は省きますが、みなさんもパソコン内でファイル移動などをされた事があると思いますがアノ感覚です。

サーバー移転は「とにかくファイルが旧→新サーバーに移動する事」という流れまでは理解できたのですが、僕はここで「完璧に出来ていないような気がする」という強迫観念に引きずり込まれてしまいました。ここにはいないと思いますが「サーバー移転の方法」で検索してきた方が読んでいたらすみません。完全に強迫性障害の話に切り替わります。

移転作業をしている最中に「コピーミス」や「エラー」によって何かしらブログシステムに欠陥が生じた場合、今まで作っていた物が表示されなくなったり、機能しなくなったりする恐れがあるので神経質にならざるを得ません。

そのため僕は、移転前から念には念を重ねて調べ尽くしたのですが、それでもエラーは起こるんですよね。ケースバイケースなのはわかるのですが、神経質になっている僕にはそういったちょっとしたエラーで「今までのブログが消えるかもしれない」など、ありえない事を普通に強迫観念で想像してしまうようになっていました。

もうこうなれば地獄で、ファイルの上に「上書き上書き」の繰り返し。ファイル移動のソフトも上手く機能せず途中で途切れたりするので、さらに僕の強迫観念が増してやっと9月6日の日曜に終わったという感じです。事前に余裕を持ってメンテナンス告知しておりましたが、それでもギリギリでした。

長期的にコンテンツを残す人はケチらない方が良い

僕はブログを始める前に、「価格の高いサーバーを選ぶ人は、アクセスが膨大になった人気のある人たちばかり」と考えていたのですが、そうでもないと今では思います。

例えば、僕はこのブログをいつまでやるかわかりませんが、人生スパンで見るとそれなりに「ウェブ上にコンテンツを作る」という生活は切っても切り離せない状態になると思っています。当ブログをウェブに残す事はもちろんですが、僕はここ以外にもサイトを作成するつもりですし、今も新サイトの準備をしていたりします。

いくつか運営しようとすると、サーバーも安いものでは負担を背負いきれなくなりますが、移転したばかりのXサーバーなら少々の事ではトラブルは起こりません。移転後の話ですが、いきなり試験サイトが膨大なアクセスを記録しました。それでも試験サイトもこのブログも普通に動いており、”びくともしない状態”でした。Xサーバーすげえ・・ｗ

この様子だと「急なアクセス増」をほとんど気にせず、まだまだ2つ3つとサイトを気軽に増やせる安心感が出ます。ブログやウェブサイトは、いつどういうタイミングで人が集まり始めるかわかりませんが、長期的にやっていくならアクセスもそれなりに増えやすいので「いきなり価格が高めのサーバー」でも無駄にはならないように感じます。

「ロリポップ」や「さくらサーバー」からワードプレスを開始される方は、移転する事になるかもしれないケースを想定してサーバーを選ばれる方がベストなサーバー選びと言えるでしょう。

Xサーバーとさくらサーバーでは年間費用に差は出ますが、サーバー移転の手間暇をその差額金の数年分を払ってでも人にやってもらいたかったと思った事だけ伝えて終わります。

エックスサーバーのお知らせ

Xサーバーは定期的にお得プランで新規加入者を募集しているようです。今回僕がサーバー移転を急いだのも、独自ドメインがを無料でプレゼントされる企画中だったというのもあります。独自ドメインもこれからずっと使い続けると考えると維持費が馬鹿にならないですからね。定期的にチェックし、得だと思った時に申し込みする事をオススメします。

読者さんのおかげでアクセスが増えたのは嬉しいです！管理人あらたのプロフはこちら。