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6月に読んだ本 読書家気分で、ガンガン読んでる本棚を公開

6月に読んだ本をまとめました。

知識は生きるヒントなんですが、自分の知識だけでは、どうしても限界があります。僕みたいにニート歴が長いと「どういう風に、これからの人生を切り開くべきか分からない」という悩みが発生します。

読書をしたからと言って、そういった悩みを解決できることはなかなかないんだけど、あっちの本とこっちの本の知識を掛け合わせるように読むことで知識構築が行われるんですね。別に本を読まなくてもいいのですが、誰かに読書で得られるほどの知識や考えを聞かせてもらうのも難しい。

僕も読まない派だったので、周りも同じような人しかいないですし、そうなると知識が集まらないんですよ。そうなるとニートな僕に対して「こうすればいいんじゃない?」の選択肢が圧倒的に足りないので、結果的に悩みを話した相手も「とりあえず学校・会社は大事だから~」みたいな同じ事しか言えないわけです

僕も今にして思えば、彼らに無茶ぶり的な質問をしていたと思っています。「学校・会社」に行くことが正解と思ってる人に、それ以外の回答を求める方が不自然ですからね。逆に会社の悩みを話されても、対応できないw

僕も本は読まない、人から知識を得ないというタイプなので、どうしても「既存システムの中でどう生きるか」という悩みに縛られています。何歳からでも本は読めるので、「知識拡大」のために読書なんていかがでしょうか。

というわけで、6月に読んだ読書まとめです。

 

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1位以外は順位をつけておりません

読書慣れしていないので、意外と順位ってつけにくいものなのだなと感じるようになりました。漫画ならつけやすいんですが、読書素人として未開の地を歩く感覚なので、本当にどれを読んでも面白すぎる。

なので、1位だけ最後に持っていきました。退屈に感じた本は、掲載するのをやめております。

 

漫画で食えない人の壁

漫画家という職業における「成功者」と「消えていく人」の違いについて、プロの作家さんが回答しています。漫画家はマンガを描くことが仕事なので、こういった主観的な意見を述べられる場が少ないとは思いますが、今後もぜひこういった関連の本は読みたいですね。

ただ、どの方もだいたい同じことを言います。その道のプロになっている人は、追及の手を止めないといいますか。描いて描いてひたすら描いての繰り返し。量をこなして、そこからスタートという話だそうで。構想を練っていい作品を作ろうとしている間は、何もしていないと同じ扱いというのは何事にも言える事でしょうね。

面白かったのは、漫画の世界も早い遅いはかなりあるようですね。「クオリティにこだわりすぎて描けない」という人がいることに驚きました。漫画の世界から学ぶものは大きいと思います。

 

語彙力こそが教養である

これを読んで、語彙力をアップせねば!

みたいに思ってたんですがw 中身はそれなりに勉強法を書いてくれているのですが、やはり語彙を増やすなら読めよ使えよというインプットとアウトプットの繰り返しの必要性を説かれています。

僕も一過性の興味で読みまくってはいますが、語彙を磨くような本を読んでいるかと言われると微妙・・。すんげえ興味のない古典とか絶対に読む気ないわー・・と思いました。

ただ、そういう文学に触れることで、言葉による表現レベルが上がり、その表現から文章に幅を持たせられるので納得させられることばかりでした。まあ、今の僕は読む気がしないので古典は避けるけどな!

 

僕の小規模なコラム集

福満作品はマンガしか知らなかったけど、エッセイも面白かった。福満氏が面白いのは何となく作品を見ている中で気がついていたんだけど、面白さの秘密は満たされない思いを抱えて生きた過去があるからでしょう。

あと、本なのだけど「何と言いますか、エッセイって言うんですか?人々がオシャレに人生を語るアレですアレ」みたいな、本にするには割と雑な表現が多い。ただそれが福満氏だから許されるというか、読者が読みたいのはまさにそういう話というニーズをとらえています

まるで今、目の前で語られているかのような雰囲気を感じることが大事なのですよ。福満ファン必読。

 

300人の達人研究からわかった 上達の原則

「上達したければ時間をかけて、ひたすら継続せよ」という事が書かれています。面白いなと思ったのは、南アフリカの選手がマラソンなど陸上に強い理由です。彼らは、何キロも離れた学校に走って通学する習慣があるのだとか。

これは練習じゃなくて日課として学校に行く風景なので、そりゃ練習をする話うんぬんの段階で負けますよねw という話。リアルドラゴンボールというか、修業が日課ってすごいですよね。

よく、「子供のころから取り組まないとプロになれない」という話がありますが、単純に時間をかけて取り組んだとも言える理屈です。センスはもちろん必要ですが、上達の秘訣である「ひたすら時間をかけること」が一般常識となれば、まだまだ子供たちは伸びる教育を受けられると思いました。

知らないと格差につながるので読んで損はないです

 

頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る!

結論(話の大きな部分)から話して、概要(小さな部分)を伝えていくことがコツという話を書いている。意識的に大きな事から小さなことへ流す訓練は必要で、文章力とか会話力は磨かないと使えない。コツになるものは、こういった本で知るなり、人に聞くなりしてあとは実践ですね。

僕のブログがダラダラ長いのもコレで、言いたい事がまとまっていないのが問題。改善しよう、少しでも読者に伝えようという気持ちを持たないと、自己満で終わっちゃうという怖い話ですな。

とか言いながら、好きに書くのがやめられない・・w 読者意識してる人は、結果的に読まれやすくなるので本書はおすすめです。

 

速読勉強術

速読できる人にはだいたい共通項がある。ズバリ「多読家」これは仕方がない。とにかく読むことが訓練であるし、予備知識が蓄積される。気が付けば、知っているところが増えるので不要なところは飛ばせる。という速読理屈。これは絶対条件でしょうね。

さて、本書のメインは「大雑把にでも目で流すように見つつ、何度も本を回転させるように読むこと」を提唱。何度も見ていると理解が深まるというもの。勉強法としては試す価値がありますね。一般的に効果があるといわれる「答えを先に見て何度も問題を解く」感覚だそうです。

学校教育では、「勉強の仕方」を教えてくれないところがあるので、こういった勉強の仕方に繋がる話をもっとやるべき。

 

スパルタ婚活塾

水野敬矢氏による、女性向け婚活アドバイス本。面白おかしく書かれているので、婚活していない人にもウケると思いますね。

レビューでも書いたのですが、悪ふざけっぽい話も、真面目に解釈すれば本質的には結婚へ近づける内容だと思います。僕もここに書かれていたような女性なら、普通に交際してみたいです(笑)

 

図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける

図書館って思った以上に活用できるんですね。本を貸す人、借りる人みたいな関係かと思っていたら大変。相当の損をしているかもしれません。

図書館の活用法とだけあって、リファレンスコーナーや、どうしても読みたい本の取り寄せ術、また仕事や調べものに活かすコツが多く書かれていました。

図書館を使ったら読めない本なんてないんじゃないか?と思える勢い。

 

藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方

大人向けではあるんですが、中学生くらいになった段階で教えてもいい内容の本でした。記事として書かせて頂いたので、何を書いているか詳細を知りたい方はこちらからどうぞ

端折って説明するなら、これからの時代は1つの事をやっていれば競争過多の世界に飲み込まれるから危険という話ですね。しかし、そこから抜け出すには現在やっていることを極め、他の事にも挑戦することで他者と経験値における差が生まれるということを書かれています。

 

子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

教育の格差は生まれた瞬間に始まるなー・・と思わされてしまう「好奇心」を研究した本。「高校や大学費用にかけるお金があるなら、幼児期の間にがっつり時間を割いて子供に向き合うべき」という考えになりました。

子供のころに沸き起こる好奇心は、「子供だからそういうもの」で済ませていい問題でもないですね。こどもの「質問責め」は確かにメンタルに来ますが、なぜ子供が質問しているのかくらいは調べておくといいかと思います。

こういうのカップルで読みたいですね。これ語れる相手となら、速攻で結婚をしたくなりそう。・・お相手もいないんですがw

 

1位 悩みどころと逃げどころ

人気ブロガーちきりんさんと、プロゲーマー梅原さんの対談本。「学校的価値観」という言葉が印象的で、学校の必要性について多く語られています。僕みたいな人間からすると、「学校なんてそもそも行く必要がない」と思うんですけどね。

学校的価値観というのは「いい学校」で学んで「いい会社」に入ろうみたいな話です。

世間的に「それだけはやっとけ」という最低ラインが学校教育からの会社就職だと思うんですけど、それをやることで幸せになる人がたくさん生まれていると僕は思えないんですよね。著書の中では、学校は不利な人にはさらに不利になる場所なることが書かれてましたが、まさにそういう感覚です。

ただ、ウメハラ氏の意見としては「とりあえず学校は行っとけ」らしいです。「学校に行かないと社会からめっちゃ冷たい目で見られるよ」という理由なのですが、ゲームだけで生きてきたウメハラ氏には世間さまは相当冷たかったとのこと。

逆にちきりんさんは、学校エリートという優秀層なのであまり学校に必要性を感じないという意見でした。極端な意見が飛び交いますが、どちらの意見も響くので、もっと対談本を出して欲しいですね。

 

月1冊からでも、興味のある本に触れていくと知識が増えて楽しいですよ。管理人あらたのプロフィールはこちら。

 

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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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