会社に依存すると精神的に病みやすくなるのは当然です
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書評の本棚 ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!
「精神的に病んでいる人」にオススメな本を発見。特にサラリーマンで病んでる人向けです。ちなみに、堀江貴文氏が出した「ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!」を読んだ感想です。
これは、堀江氏やウシジマくんのファンでなくとも読んでおくと役立つ「生きる知恵」が詰まっています。ぼくは両者のファンなので、楽しめました。
漫画書評もされている堀江氏なので、書評的な仕上がりかと思ったら・・かなり良質な本でした。さすがです。
そんな本書を読んでいて思ったのは、「依存先をミスると人生規模で大失敗する」という事です。
これがまさに現代の奴隷だ!僕は会社に依存せざるを得なかった・・
僕の話です。会社員として働いていた頃は、色んな物事に追われていました。
- 上司の目が気になる(いつ失敗を責められたり、怒鳴られるかを心配)
- 時間が欲しいのに奪われていく感覚(早出&残業するもどっちもカネにならず)
- 休みの日も、次の日の仕事を考えると楽しめない(ウツ状態)
結果的に、会社に嫌気がさして働きたくなくなるほど重症化したんですよ。
「じゃあさっさと辞めればよかったのに」と思われるかもしれませんが、僕には辞められない理由がありました。
まず、「嫌だから仕事を辞めたい」という理由では親はうるさいので、家の中にいてもストレスが溜まります。これだと、せっかくの休息も全く意味がなくなるわけですね。
「働くなら家に住んで良い」とかいうので働かざるを得ないというわけですな。家から出て生活できないので、ここは言うとおりにしていました。親にまず依存していますね。
また、会社に行かないとお金がもらえないため、僕は会社に依存せざるを得ませんでした。会社で嫌われたり、上手く周りに迎え入れられなければ、ただでさえキツイ仕事の負担は倍増します。
仕事を辞めると同じように仕事を探す苦痛が待っているので、逃げるに逃げられない心理状況に追い込まれます。
こうなると、依存先は会社と家の両方。どちらかで居心地よく過ごせたらいいのですが、どっちもキツイという精神状態になります。バランスをとって半分にしてもキツイって。どっちも地獄状態。
これらが自営業になるとガラッと変わりました。
特に、しきりに思っていた&口に出していた「死にたい」が消えたことは全てを物語っているかと。
心地よい追われ方、気持ちのいい苦しみも世の中にある
自営業化したことで、苦しみの質は変わりました。図にあるように、依存する対象が会社では無くなり、僕自身が主導権を握るようになっていったからです。「ペースは俺が決める!」と。
主にはパソコン作業なのですが、自分で成果を出さざるを得ないアフィリエイト作業である以上は、追われていることには追われています。
「いつまでに記事を書く」とか、「外注さんに指示」など自分で決めていいので、本当は追われる必要もないのですが。それでも好きでやっているので、自動的にやることが増えて追われっぱなしという感じです。
売り上げも出ないので、精神的には苦しかったりしますが、「疲れたので休もう」という気にもなりません。むしろ、この感覚は気持ちの良いモノとなって作用しています。あっちの漫画も読みたい、こっちの漫画も読みたい的な贅沢な忙しさに近いです。
「好きな事をやる」というのは楽の極みなので、努力嫌いの僕でも継続できるというわけです。断食ダイエットに近い気がしますね。「楽だからやる」みたいな。
また、お金を自分で作れるようになったことで、家を追い出されても何とかなりそうな見通しが立ったことも大きいです。今までは「会社・親ありき」という他者軸で生きていたのですが、自分という軸が出来て苦しみの質が変わったようです。
「会社依存」から、「自分依存」という感じです。人から干渉を受けないし、僕も他者と関わらないので楽なのです。
この余裕からか、「失敗しても働いてやるよ」という10%の余力も生まれています。まだここは伸びると思っていて、アフィリがダメなら仕方がないと思える時が来るんじゃないでしょうか。精神的にこういう循環が起こると、かなり楽に生きられます。
「死にたい」と思う環境にいるということは、どこかおかしな場に依存しているはず。それが僕の場合は、会社(ブラック)であり親(毒)だったということですね。
人間関係も依存しない方が良い
また、お金の話をしていますが、人間関係も「自分がいればそれでいいや」と考えられる方が楽であると気がつきました。世の中の悩みは、9割お金か人間関係が原因ですよ。
今の僕は人間関係への依存がなくて済みます。これまではAさんが、Bさんが、Cさんが・・とあれもこれも対応していたのですが、自営で自分の管理をするようになり、「すべてに応じていた自分は無理をしていた」と分かりました・・w
会社員のなごりですかね。人に合わせて当たり前みたいな。「誘われたらとりあえず乗っかる」という目的の無さそうなことは避けるようになりました。その時間で、ブログ記事を作った方が楽しく生きられます。
まあ、これも一長一短と捉える人が多いのも確かです。僕も露骨に人を避けていた時期があったのですが「一回断ると付き合いが悪いと思われて、次は誘われなくなるよ」と警告されたこともあるんですよ。なので、連絡があったら折り返すとかやってたんですが、もうそれも僕には必要ないなと思うようになりました。
なので、この間も中学の友人に誘われても「無理無理!」と即答できたり。
むかしは友達を失うのが怖かったんですが、会社や親と同じで「他者に依存していた」とも言えます。「友達がいること」に価値を求め過ぎるというか。元々、1人が好きなのに無理して人に合わせていた自分は、人の価値観の中で生きていたんですよ。
堀江さんの本に書いていたので面白かったのは、「人は離れても必要ならばいずれまた再開する」みたいなことを言ってたことですね。ビジネスの話に限らず、これは友人関係にも言えるように思います。
片方が結婚して、片方が独身なら生活を含めて付き合い方もは変わりますからね。一時は離れると思いますが、必要ならまた仲良くやるんじゃないかな。
これからは会社とか人間関係は、すべて自分を軸にすべきかなと感じております。
特に僕みたいな、他者に対して気を遣って生きてきた結果にニートになったような人は、やり過ぎなくらい「オレさま主義」に挑戦していいかと。自分だけは裏切らないので、自分に依存していけばいいんじゃないでしょうか。
書こうと思ってたことがまとまらんww
ただ、これ本当に読んでおいた方が良いです。とりあえず本を買うのに抵抗がある方は、本屋さんで立ち読みしておくといいかと。
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