*

1日3食の近代栄養学を疑うことはタブー?フォイト栄養学のステマ

少し断食に関心を持って、関連書籍を読みふけってました。先月も2冊ほど読んでいます。3冊ほど読んだのですが、どれにも共通して登場する「フォイト栄養学」というものが気になりまして。

断食の前に、専門家たちはそもそも「1日3食は食べ過ぎである」との見解を打ち出しているんですね。もちろん、根拠があって「フォイト栄養学」を疑っています。

これは「1日3食しっかり食べて健康になろう」という指針の元になった栄養学だそうですが、あまりテレビなどマスコミ媒体で語られることのない話だったので関心を持ちました。

いや、マスコミ媒体で語るにはハードルがありすぎるという話なんですがwせっかくなので解説してみます。

 

スポンサーリンク

 

フォイト栄養学とは?

現代の1日3食論は人によって作られた「ブーム」ともいえることが書かれています。それは、今の栄養学は19世紀に作られたものを変わらず使い続けているからとされています。

この栄養学は、フォイト栄養学と言われており、近代栄養学の父フォイトが推奨したことに始まったとされています。

フォイト博士は「よい栄養に摂りすぎるという事はない」と断言し、たんぱく質と脂質をたくさんとることを推奨しています。要は、「肉をたくさん食べろ」って話ですね。

これが近代栄養学として、近代医療の先進国ドイツで生まれた理論になりました。

日本もこれを参考に栄養学が築かれていったそうで、粗食文化が当たり前であったにもかかわらず「たくさん食べれば健康になる」という話が明治以降で普及したそうです。

これがフォイト栄養学にまつわる簡単なまとめです。ただ、これで終わりじゃないんですね。

裏があるんです。

フォイト栄養学が誕生する背景にあったもの

実はこの栄養学には裏があったと言われています。それは当時、栄養学の権威であったフォイト博士に食肉産業のパトロンがついていたこと。また軍部も彼を擁護していたといいます。

栄養学者で権威でもあるフォイト博士が、「肉を食え」と言えば食肉業界は潤います。また肉は筋肉がつくので、軍部としてはフォイト博士が肉食を推奨すれば、体の大きな力持ちな男性が出てきやすくなる狙いもありました。

今の時代なら「ステマだ!」と一喝されて終わりそうな話ですが、プロパガンダはいつの時代にもありますから、特別な話でもないんですけどね。ただ、健康に関することなので気になるところ。

関連の本を読んでいると「たくさん食べてもらって身体を悪くしてもらわないと医療が儲からない」という理由で、フォイト栄養学に異論を唱えると消されているとも書かれていたりw

「食べ過ぎ論」を仮に今の日本で訴えても、食の市場などからは煙たい存在として扱われることが目に見えているので、スポンサーの兼ね合いから取り上げられにくい話であることにも間違いはなさそうです。

時代が動く背景には、何かしら上の意図があったなんて話は珍しくもないですよね。

現代病のほとんどが、食べ過ぎから起こる疾患の可能性

今ぼくが読んでいる、「1日3食をやめなさい!」にも書かれているのですが、現代病は食べ過ぎの延長にあるとも書かれています。少し昔なら、ここまで食べ物があふれている時代はなかったのはみなさん承知の通り。

特に1日3食も食べていると、胃や腸を休ませる時間がないため、体に負担がかかると訴えています

あれ?これもダメなの?というようなものも多く書かれていて、腐らせないための添加物や、着色料など化学によって作られているものを体内に入れる危険性についても書かれています。

僕の好物である、アイスクリームやチョコレートなんかアウトの極みなんでしょうけど(笑)

今は栄養過多の時代にあって、昔はなかった病気がどんどん増えているらしく、そこにあるのは食べ物の急激な変化ではないかと著者の内海ドクターは書いています。理屈的にはすんなり入ってくる話でした。

食の文化が発展し、ここまで飽食になっているのもまだ最近の話なので、何が正解なのかは時間が過ぎ去った後に結果論として証明されることになるでしょう。

でも、普段から「明らかに身体に悪い」と言われるものは避けた方が、病気から逃げられるのは言うまでもありません。断食をテーマにした本に、これらの内容はよく取り上げられているので一読の価値はあると言えます。

食生活の見直しに、読まれてみてはいかがでしょうか。

 

断食でデトックスするのがいちばん管理人あらたのプロフィールはこちら。

 

■漫画ファンとしてレビューしています■

ニートが選ぶオススメの100冊前編★1~100位

ニートが選ぶオススメの100冊後編★101~200位

面白い漫画ランキング2015入選作★【随時更新中】

素早く読める「1巻で完結する漫画」まとめ【随時更新】


  ■ニートの就活体験を活かした就労テクニック(人気順)■

履歴書の「長所と短所」に悩むならリクナビ診断をコピペしとけ(人気就活の記事)

ニートが教える履歴書の書き方(改ざんすら示唆している悪知恵)

ニートに役立つ職務経歴書の埋め方(空白期間を埋めるテクニック)

ハロワへの不満をニートがぶちまける(愚痴記事がなぜか人気)

■運営者プロフィール■

1ページでわかる!管理人あらたのプロフィール
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket


関連記事

強迫性障害をテーマにした映画6作品を当事者のオレが教える

  強迫性障害(旧強迫神経症)を題材にした映画をレビューしてみました。といっ

記事を読む

生命保険が難しくて分からないけど、健保が優れているとわかった!

最近、「自分がもし病気になって倒れたらどうしよう・・」とふと心配になるんですよ。というのも、

記事を読む

人気オススメ髭剃りシェーバー!替え刃の手入れもお得なパナソニック

  ヒゲソリを最近になって買い変えました。電気屋で「これは安いが大丈夫か!?

記事を読む

ネット通販で届いた商品すぐに確認してる?間違って12年分のプリンタ用インクが送られてきた

先日、ネット通販で我が家のプリンター用インクを注文していた。6色プリンタなので、まとめて2回

記事を読む

うやむやにしていたけど、精子はやっぱり見てみたい2017

たんぽぽの川村さんが、破局したようですね。「大人用の玩具メーカー」の社長さんと交際していた話

記事を読む

完璧まくらがバージョンアップ!最新YOKONEがすごいw

以前ブログでお知らせした、「横寝専用まくら」のYOKONEですが・・。 なんと、最新の

記事を読む

起床時間が11時でごわす・・。朝がツライので光目覚ましに頼るよ!

寒くなると朝起きるのがキツイです・・。僕はパソコン作業を主体に生活しているため、好きな時に寝

記事を読む

光目覚ましインティは、寝相の悪い人にも効果がある【父で実験】

「朝が苦手で、アラーム音が何度も鳴るのがストレス」 これがつらくて、を使っているのです

記事を読む

ココマイスター財布の手触り確認したよ!イメージ通りで安心した!

ちょいと大阪に行ってました。せっかくなので、欲しかった長財布の置いてあるものぞきました!こち

記事を読む

BBQ 女子にモテる おすすめ 持ち物 ☆厳選8つ☆ おしゃれ男子のバーベキュー 下準備 リスト ランキング

    バーベキューの季節ですね。 同性のみで楽しむのもい

記事を読む

管理人:あらた


詳しくはこちらで

不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
【お知らせ】誰が買うのか。あらた公式LINEスタンプ発売

更新していない当ブログではございますが、この度LINEにて公式

「インフルエンザで休むのは学生まで」発言を擁護してみた【社畜乙とも言えないリアル】

インフルエンザで出勤して、線路に転落した女性がなくなりましたね

ビダンザビーストは何枚セットで買うべき?【おすすめは4枚】

ビダンザビーストの購入で迷うのは枚数ですよね。ぼくも購入の際は

お得なネット回線を愛媛民がマジ調べ!【プロバイダー比較2018】

愛媛でいちばん安いプロバイダーってどこなの? 近所の家電

アビリティーセンター松山から派遣された話【評判を愛媛民がレポ】

ぶっちゃけアビリティーセンターってどうよ? 愛媛にいると

→もっと見る


  • ☑就職・転職サイト利用ユーザー№1の実績
    ☑未経験・資格無しで始められる求人も豊富
    ☑リクナビID取得で、他の系列サイトも利用可能

    「就活のたびに求人サービス登録するのが面倒だ」と思うことはありませんか?

    しかし、その問題は一度にまとめて大量の求人が見れるリクナビに登録することで解決します。

    リクナビなら、求人数の豊富さに加えてたった1つのアカウント取得で、リクルート系列の求人サイトすべてが利用できます。

    派遣、エージェント制度など、相談しながら就職先を決めるシステムも便利です。これらのことから「多くの求人サイトに登録したくない方」は、リクナビNEXT に登録されることをオススメします。
PAGE TOP ↑