冗談でコミュニケーションを取る方法はどうでしょうか~めだかさんへのお返事です~
めだかさんからコメントを頂きましたので返信させて頂きます。
初めまして。
あらたさんのブログを読ませて頂きました。
あぁそういうことかぁ・・・と、自分の対応を反省しています。息子について相談させて下さい。
夫婦仲が悪くなり、息子は中1の2月より転校しました。転校前は、部活もし勉強もそこそこ、本当によく頑張っていました。
転校後、中2の5月から登校できなくなってしまいました。
(ここはあらたさんのブログを読み、転校の打撃をそんなにも受けるなどと思いもよらず、本当にバカなことをしたと思っています。もう少し伸ばせば良かった、と)現在、週3回夜にある体を動かす習い事に週1回通い、あとは家にいて、ゲームをしています。ゲームは主にオンラインゲームで、特定の友人ができているようで、ハンドルネームで呼び合い、楽しそうにしています。
時折、ネットでできた同い年の友人に会いに行っていましたが、その子達は学校に行っているようですので、日程が合わないようです。
ここのところ、外出は、習い事のみです。学校に、行きなさい!と言っていた日々を反省し、今は学校については言いません。本当にしんどかったんだな、と。その元凶が私が決めた別居と引っ越しですから。
息子の本心が知りたいと思い、強制することをやめました。私が息子の将来を不安に思った時は、まず自分で自分を落ち着かせてから、と、息子に対する表情や言動に気をつけるようにしています。
そうすると、話しかけに応じてくれるようになりました。鬱陶しそうですが・・・。昼夜逆転してきたことも、かなり不安ですが、新さんのブログを読み、予定がなければ、そうなるか、と。予定ができたら、変わるか、と。
私は、週1回でもいいからフリースクールに通ってほしいな、と思ってしまうのです。
中学校復帰は担任とのやり取りの結果や、環境の変化で、やはり難しいかなと思いまして。
情報提供だけ、と思い、こんなのもあるよ、と提示していたら、どうやら、今、そんなこともキツイようなのです。
そして、息子は、今はしんどい、待って。
全部わかっているから。と言ってくれました。
わかった
と答えました。でも・・・・不安です。
息子に私の不安がばれないようにはしているつもりです。でもきっとばれてるのかな。
私の存在がきっと圧力をかけてしまっているのだと思うのです。そうはなりたくないのになぁ。一人暮らしがしたい、などと言うことがあり、3部屋あるうちの1部屋を息子の部屋にしました。そうすると、ますます、マイスペース化しています。部屋で食事をとる、不規則になる。
黙認していますが、これでいいのだろうか?と思います。息子の部屋に私は自由に出入りできますが、すぐ出て行ってほしそうです。なるべくできる要求は受け入れたい、と思っています。でも、できないことは受け入れるつもりはありませんが、息子の方が私をよくわかっているのか、無理な要求は言ってきません。
越してきてからの登校を無理強いした3か月を反省しています。ひとつ信用を失ったように思うのです。
どうしたら、信用回復できますか?
息子自身、今、きっと複雑なんだと思うんです。
そういう時、母親からどんな態度でいてほしいと思いますか?ちなみに小学4年の弟は、がんばって登校しています。お兄ちゃんのお陰で、弟への対応ができているのです。(登校のトラブル時などお兄ちゃんの時に失敗したことはしないようにして)
先週、一緒に息子と買い物に行き、ハムスターを飼い始めました。息子の部屋にいます。餌やり、水替えをしてくれています。ハムスターには優しいです。息子の繊細さもわかってきたように思います。
なんだかどうしたら良いのかわからなくて。
ただただ不安で。ご経験されている新さんなら息子の気持ちがわかるのではないか、と思いまして。
このまま放っておいてるような状況で見守るというスタイルで良いのでしょうか?
息子との会話は短いやり取りのみです。
質問しても、うん、いらない、いる、くらいです。長文読んで下さりありがとうございます。
めだかさん はじめまして。
お返事が遅くなり申し訳ございません。大変お待たせした事をお詫びいたします。
さっそくですが、息子さんのお話を読ませて頂いた中で、僕なりに考えた事や感じた事を述べさせて頂こうと思います。
転校について
最初に、少しめだかさんにお伝えさせて頂きたいことがあるので書かせて頂きますね。息子さんが大変なのは重々に承知しているのですが、めだかさんご自身も環境が変わられ、まさに今が大変であろうと思います。
そんな中で、言葉の端々にめだかさんがご自身を責められる発言が見られ気になりました。確かに、別居された事やお引っ越しの件もありましたし、色々と息子さんに言ってしまった事もあるかと思いますが、それもすべて含めて家族の中で起こりえる事で至って普通の事でもあります。
なので、自分を責める必要は無いと僕は思っておりますし、1人の女性として考えて取られた行動に間違いは無かったとも思います。子供想いの良いお母さんですよ。結果として息子さんは不登校になってはいますが「自分のせいで息子が・・」と抱え込まないで下さいね。苦悩する親自身を見るのは子供としてはつらい事でもあります。
確かに書かれている通り、めだかさんは息子さんにキツく言った言葉もあるのだろうと思います。ただ息子さんも「(めだかさんが)親の立場である以上は、厳しく言われたりするのも当然だろう」と頭の中で理解は出来ているはずです。これまでの親子関係から、親の考えを想像する事は容易いですからね。
めだかさんは、僕のブログを読んで「息子さんの転校に関して、もう少し伸ばせば良かった」と悔やむ一文を書かれていますがこういう言葉は、そっくりそのまま息子さんに伝えてあげるといいと思うんですね。
転校が息子さんの不登校になるきっかけとして、どれくらいの割合を占めているかは僕には判断できません。ただ、息子さんの心に「転校さえ無ければ・・」と引っ掛かりがあるようであれば、めだかさんから「お母さん、転校の判断が少し早くて悪かったと思ってる」と伝える事ができると、息子さんからのお母さんに対する信用度は上がると思います。
転校すれば誰でも不登校になるわけではないので、たまたま息子さんの場合はきっかけに過ぎなかったのかなと思う程度でいいと思います。失ったかもしれない信用を書かれていますが、こういった子供への少しの配慮で信用は回復しますので試しに伝えてあげてください。反応が無くても、それはそれで受け止めてくれるであろうと思います。
生活状況について
週1でも習い事に通われているのは良い事ですね。また、オンラインゲームで出来た友達と会われる事も良い傾向だと思います。外に出る回数は学校に通っているわけでは無いので、明らかに少なく感じられると思いますが、外との繋がりがある事は非常に強みになります。外との繋がりが重要なのは、何かと家の中より興味関心を刺激されやすいからです。
学校に行っている子たちと会うには、日程が合わせにくいかと思いますが、それはそれで仕方が無いのかなという感じです。身体を動かす習い事はどういった事をされているかわかりませんが、学校に行けないのなら、習い事にもっと通えるといいかもしれません。指導者の方に、週1回の所を2回ほど誘ってもらえるといいのかなと思います。
もちろん、がむしゃらに誘って回数を増やすのは、露骨に大人の思惑が絡んでいると察知されやすいので危ないですが・・。たとえば習い事に関して指導者の方から「(息子さんの)センスがいいから週2回くらい来てみたらどうかな?」などと誘って貰えると、たとえ2回行かなくとも息子さんの自尊心に訴えかける物はあると思います。
僕の話で言うと、ひきこもり時代に囲碁の先生から「あらたくんは筋が良いからすぐ強くなるのでもっとおいでよ」と褒められた事で調子に乗り通う回数を増やしました。
何かと学校も行けなくて、自信の無い自分には筋が良いとか、才能やセンスがあると言った言葉は素直に嬉しかったです。男の子は何かとプライドを持って生きていますので、「センスがあるからもっと来ない?」と言われると普通に肯定されていると感じ嬉しいと思いますよ。ただ、指導者の方に伝えてもらう場合、指導者の方の理解も必要ですが・・。
昼夜逆転に関しては、「予定があるのに起きられない」といった状況になって始めて改善すればいいかと思います。何も予定が無い時に昼夜逆転を戻そうとしても、うっかり昼寝などをしてしまいがちです。その際に「せっかく生活リズムを治すつもりが失敗してしまった」と後悔するだけで終わる事もありますので。
あまりにも夜遅くにパソコンやゲームの音がうるさい、家の中を動き回るといった周りの家族への睡眠妨害などの実態が無ければ構わないのではないかと僕は思っています。医学的な話になると、身体に悪いの一言で終わるのですが、朝早くに起きて学校に登校する生徒のざわつく声を聞くのは不登校生には苦痛だったりする事もあります。
フリースクール
めだかさんは、フリースクールに通って欲しいとの事ですが、確かに何かしら通える場所があるといいのではと僕も思います。これは習い事と重なりますが、何かしら出て行ける場があるというに越したことはないですからね。今はめだかさんが「こんな場所がある」と情報提供をされているようですが、息子さんの反応を聞くとイマイチのようですが・・。
>>そして、息子は、今はしんどい、待って。全部わかっているから。と言ってくれました。
この言葉を聞く限り、おそらく息子さんは本当に全てをわかっていると思いますし、今がしんどいと言うのも事実なのだと思います。「習い事」と「ゲームで知り合った子と遊びに行ける」の2点でいっぱいのようなら、少し様子を見てあげるといいかもしれません。この様子見というのが、一般的には親御さんの最大の不安でもあるのですが・・。
マイペース化される息子さんを見ていると、不安が積もって仕方が無い状況なのだと思います。ただ、息子さんはマイペースで自由そうに見えるかもしれないのですが、もう少し自由にさせてあげていいのかなとも思います。めだかさんも要求の受け入れは区別されているようですし、息子さんもわかっているようなので問題ないかなと思いました。
ただ、それでも自由感が息子さんの中に足りていないので、色々とされているのかもしれませんね。息子さんが何かしら、お母さんの不安な気持ちを読み取っていたり、息子さん自身が「こんな生活をしていていいのだろうか」と考えたり。上手く言えませんが、手錠をされたまま自由にしていいと言われているような状態と言えばいいでしょうか。
僕が息子さんなら、お母さんにはとりあえず黙っていて欲しいですし、外に出る期待はしないで欲しいとも思います。しかし、めだかさんも息子さんに対して現在は、書かれている通りにある程度の要求を聞いているようですし、言いたくなる小言も我慢されています。
本来ならこれで見守る形も出来て、後は時が解決してくれる感じもしますが、めだかさんの漠然とした不安感が消えないという想いもどうにかしたいですよね。息子さんは様子見でもと言いましたが、めだかさんは保護者で生活を支えられている方ですので、気長に待つと言うより、出来る事は目に見える形で具現化させたいですよね。
あまり不登校生に対して働きかける事や出来る事というのは少ないので、僕は何とも言えないのですが気になっている点があるとすれば、めだかさんと息子さんの会話量の少なさでしょうか。不登校以前の親子間の会話量がわからないので、余計な口出しかもしれないので流して読んでみて下さい。
不登校生に限らないのですが、悩みを抱えている人の言葉はなるべく多く出してもらった方が良いと僕は考えています。ほんの些細な言葉の中に、希望や期待、不安や恐怖、夢や現実など、本人が無意識に口にする事があります。読ませてもらった限り、今の息子さんの場合、一言の返答くらいの言葉のみが会話のやり取りなのかなと思っています。
これが少し、一言から二言になれば変わるのかな・・。なぜ言葉数が少ないのかわからないのですが、息子さんも「不登校になってごめんねお母さん」という申し訳なさは抱えていると思うんですよ。そういった気持ちがあると、明るく話す立場では無いとか、変に意識して言葉数が減る事もあるんですね。(元々親子で話さなかったらすみません・・)
そこを短い言葉にする事で、申し訳ない想いを回避するというか、コミュニケーションを取らない事で傷が付かずに済むと言うか。不登校を反省しなくていいのに、なぜか反省してしまっている感覚でもあります。楽しく、明るく不登校をしてもいいはずなのですが、真面目な子はそう言う事を物凄く気にしていたりします。
冗談を投げかけてみる
そうなると、やはりコミュニケーションは適度な範囲に取って行かれるといいのかなと。めだかさんが、どういったお母さんなのかわからないので何とも言えないのですが、例えば冗談を交えた会話を増やしていくと言った方法などは、変則的なやり方ですがギスギスした生活に効力を発揮する手段にもなります。
例えですが、めだかさんが「夕飯は高級店で買った5000円のお肉を使った」とか。「何言ってんだ、お母さんは」とか息子さんに言わせたら十分です。単純なツッコミ話になりますが、笑える要素や、楽しくなるきっかけが言葉一つで流れる事があります。通常の会話ではいきなり明るいテーマに持って行けないので、あえてボケるみたいな。
これらは、別に息子さんにウケなくてもいいのです。単純に、一言で返すところを楽しく二言か三言くらい言わないと返せないようにする狙いです。あとは、息子さんの感情にお母さん自らが揺さぶりを掛けるという狙いです。今の関係性より進むために、冗談交じりでいいので話しかける事で、コミュニケーションを深める意味合いにもなります。
大事なのは、不登校で少し暗くなった空気に新しい風を送り込む事です。一言から二言、そこから三言という具合に話す言葉の幅が広がって行くと、受け取るめだかさんの見える景色が変わって来ると思います。そして息子さんも同時に何かを考えるとも思います。
めだかさんは、信用回復をしたいと考えておられますし、僕に「こういう時に母にはどんな態度でいて欲しいか」を聞かれています。総括的な話になりますが、堂々と「不登校もOKだよ!」という態度でいてくれれば問題は無いと僕は思います。そうして貰える事が何よりの支えですし、自分の味方となってくれているとも感じます。
何をすればいいのか本当に不安だろうと思います。何からどうすればいいのか判断が出来ない場合は、先ほども言ったように軽い冗談からでもコミュニケーションを取られるといいかもしれません。息子さんが何かを発言するところから、また新しい解決への糸口が見えてくる事もありそうです。
冗談を鬱陶しそうにされたら、それはそれで構わないのです。親子のどちらもそれなりに、傷つく事もありますが、子供さんの小さな言葉を拾えた時に思いもよらぬ悩み解決案に繋がる事もあるので、なるべく息子さんの発言の機会が増えるようにしてあげるといいかもといった事をお伝えして終わらせて頂こうと思います。
終わりに
読んだ感じで答えている影響もあってか、憶測やイメージで語っているため、僕自身がめだかさんのお悩みの本質からずれている事もあろうかと思います。何かしらご不明な点や、もう少し聞きたい事がございましたら、再度コメントを頂ければと思います。
また、本文は読み捨て頂いて構いません。めだかさんの息子さんが、少しでも前進できるといいですね。長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。それでは失礼いたします。
返信にお時間が掛かる場合もございますが、ご了承くださいませ。管理人あらたのプロフ。
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Comment
あらたさん、本当にありがとうございます。
読んでいて泣けてきました。
本当にありがとう。
私の不安は、ただただ先を心配し、私が死んだあとを心配してのことだったと思うのです。でも、あらたさんのブログに、そうなったらそうなった時なんだ!と書いてあり、笑ってしまいました。
本当にその通りです。
そうなったらそうなった時!なんです。
そう思えたら、不安が軽くなり、気持ちも明るくなりました。
習い事は、空手なんです。
空手の先生が息子と同じ中学出身のお子さんをお持ちで、やはり同じように苦労されてきた方でして、息子のことを『普通の素直な中学生です』と言って下さっています。息子への対応も信頼しています。本当は週に3回通うはずなのですが、先生も強制はしませんし、私も、運動は大事だからできたら行ってほしいと思っているけれど、無理する必要はない、と伝えています。
冗談を交えたコミュニケーション、本当にその通りです。ユーモアのある会話が大切なのは聞いたことがあるのに、自分に当てはめて考えてはいませんでした。
まずは1日1回を目標に、何か声のかけ方を工夫してみたいと思います。
リアルな馬のかぶりものをして、食事を運んでみる、とかって、ドン引きかな(笑)
黙っていてほしい、今はそっとしておいてほしい、というのを心から納得できました。
黙ることは放置している、と思われそうで不安だったのですが、私と息子のちょうどよい距離感を図りつつ、放っておきたいと思いました。
息子が少なからず、私に申し訳ない、などと思っているなんて想像したこともなかったのですが、そう思ってくれているのなら、今日から、そんな風に思わなくてよいのに、という態度で接してみたいと思います。
何事もそうなったらそうなった時!先を心配しすぎて息子を追い込んではいけないし、私も気に病む必要はない、と思えました。
本当に親身になって下さってありがとうございます。何かしら動きがあったときは、報告させて下さい。
めだかさん こんにちは。
だいぶ長くなったので、読むのもお疲れになったかと思われます。そういった中でさっそくお返事を頂きありがとうございました。
先の事を考え過ぎると「今」の時点で作れるはずの余裕も無くなりやすいですよね。僕も先の事ばかりを考えるので、めだかさんと似ているのかもしれません。不安だらけだったりします。偉そうに書いておきながらすみません・・。ただ未来は誰にもわからないので、今が良ければひとまず合格点であると思うようにしています。
空手の先生は理解して下さる方のようで安心できそうですね。それであれば、お任せしている形のままでいいのかなと思います。同じように苦労された方の理解は信頼できますからね。
めだかさん面白いですね(笑) 馬のかぶりものとか良いと思いますよ(笑)息子さんが何を思うかわかりませんが、お母さんの意味不明な行動には何か言いたくなるのではないかな~と思いました。笑って貰えるのがいちばん良いですよね。
黙っている事と、放置している事は混同されやすいのですが、何かしらの考えがあって見守っていれば放置にはならないので安心して下さいませ。書かれてある通りに、距離を図りつつ放っておいてみられるといいと思います。
もし、その事で息子さんの行動が間違った方向に行き「何か放置し過ぎたな」と親御さんが思えば、そうなった時に正していったので十分に間に合うと思います。放置していると、気が付かないことも見守っていれば対応できますので。
僕の想像ですが、息子さんはお母さんであるめだかさんに、申し訳ない気持ちを持っていると思っています。まだ学校以外の世界を知らない子供たちは、学校に行く事が普通の事であると考えています。それが出来なかった時、「みんな学校に行けるのに、自分だけがどうしてこんな状況なのだろう」と責めてしまいがちです。
大人になっていくにつれて、人それぞれの道がある事を知る事になるのですが、まだ10代の間などは、学校と家庭が世界の中心と見ている子供が殆どだと思います。そう言った中で道から外れると、何も期待されていなくても周りの期待を踏みにじってしまったとまで自分を責め抱え込む事もよくある話ではあります。
親に申し訳ないと思わない子供の方が少ないと僕は考えています。どんな子供でも、親に対して感謝の気持ちは少なからず持っています。(僕は少ない方ですが・・)
息子さんの本心は息子さんに聞かないとわかりませんが、荒れた生活の中にも「お母さん、ごめんね・・」という気持ちは含まれていると捉えて頂いて大丈夫だと思います。特に男の子は、なかなか口ではそう言った事を言えないので、汲み取ってあげてもらえると子供としては助かるのかなと思いました。
息子さんも、めだかさんもお互いに追い込まないと行けない状態はなるべく避け、目の前にあるやれそうな事にスポットを当てて行かれるといいと思います。基本的に時間が掛かる問題ではありますが、こういった不調を抜け出すと次の行動には勢いをつけて進めるので、ある意味ではチャンスだったりします。
また、何かしらお困りな事があればお声掛け下さいませ。息子さんに笑顔がたくさん出てくるといいですね!それでは失礼いたします。
あらたさんにコメントを頂いてから2週間が経ちました。お陰様であれから私の不安や息子への見方が日々変化する中でも、自信が持てるようになってきました。
本当にありがとうございます。
昨日、私にとっては大きな変化があったので報告したくなり書き込みました。
息子は依然不登校のままです。
ただ、私との会話が増えてきたのです!
きっかけはゲームでした。
悩んで悩んで息子が欲しがるプレステ3の中古を買いました。
このまま引きこもりが続くんじゃないか
記念日でもないのに買ってあげることでただの甘やかしになるのじゃないか、
と、買いに行く前は本当に私はダメ親だ、と泣けてきました。
そこで買う前に、いつもは話したがらない今後のことを突っ込んで、教えてほしいと半ば引き換えに聞いてみたのです。(酷親)
息子の本心がわからず右往左往していたのが嘘のようです。
息子は、もう中学には行かないんだ、と腹を決めていました。高校には行きたいと思っている。もうどこでも入れるところなら行く、と。
空手も行くようにはする、と。
(フリースクールなら作文と面接で行けるところが今はあるので私自身も本当に安心しています)
そうしましたら、私も何だか安心してしまいまして、じゃぁゆっくり休んだらいいや、人生の2年間なんてあっという間だ、と。
その後、たまたま中学校の相談室の先生と道ですれ違いまして、フリースクールでも特待生制度のある学校があり、数学国語作文ができてある程度の点数が取れれば、学費が大幅に免除されるんだよ、と教えてもらいました。そこで、それをそっくり息子に伝えると、少しだけ乗り気でした。その様子から家の経済のことも気にしてくれているのか、とわかりました。
また中学の先生の応対の特殊だったことも話すことができました。
あんな軍隊のような中学なんか行かなくていい、とその相談室の先生もオフレコで言ってくれたんだよ、お母さんは、だからこそあなたが損をする必要なんてない、って思うのだけれど、と。
そうしたら、もういいんだ、と驚いた顔してました。
息子が腹を決めているということがわかり安心しました。これを聞けたのもPS3のお陰で、本当に高い痛手でしたし、今後もその影響がどうでるか不安ですが、その後のやりとりもスムーズです。
接続をする時、ゲームを始めた時、うんこマップを覚えないといけないんだー!などと、笑いながら話すことができています。
そして、ネットの友達と夏休みにオフ会するんだ、ネットのやつらも不登校で事情がそれぞれあるんだ、などと性格や住まいなども話してくれまして、オフ会するなら家に泊まればいいよー!などと以前のように話せるようになったのです。
もので釣ったやりとりでしたが、ゲームの内容で会話が弾み、その中で少し本心が聞けるのが本当にありがたい、ことです。
冗談でのコミュニケーションをとアドバイスして下さり、目から鱗で、馬のかぶりもの、まだ買いに行けていないのですが、恥を忍んで書き込めば、ひとみ婆さん(志村けんさん)の真似をしたりして笑いあうこともありました。
私がひとみ婆さんのようになってまで、あなたたちの面倒を見れるか自信がない、などと言った会話の中で、ですが・・・(苦笑)
本心が聞けることのありがたみをひしひしと感じています。親のために学校なんて行かなくていい、今はただ息子の本心が聞きたいだけ、なんです。
あらたさん、私に自信を復活させて下さって本当にありがとうございます。
追伸
あらたさんの自分史、毎回楽しみにしています。リアルに感じることのできる文章で状況や気持ちがわかりやすいです。
ご自身のことを書かれるのはつらい作業だともお察しします。
本当にありがとうございます。
めだかさん こんにちは。
少し息子さんとの間に変化があったようですが、ご丁寧にご報告を頂きありがとうございます。
息子さんとの間で会話が増えてきたようで良かったですね。プレステ3と引き換えにするのは全然問題ないと思います。子供からしたら、話す事で高価なゲーム機を手に入れられるのであれば、いくらでも話すのではないかと。むしろ母=神になった感じです、きっと(笑)
ゲームが今後にどう影響が出るかを気にされる事もあるかと思いますが、「今を楽しむ」という環境を息子さんに作ってあげられているので、楽しい事をしている内にどんどん前に進めると僕は思います。人って前向きになるには、どうしても楽しい状態が必要ですからね。
それにしても、息子さんの考えている事を聞けて良かったですね。息子さんもしっかり話してくれているようで僕も驚いていたりします。また「もう中学校には行かない」と決めている事を、母親であるめだかさんに伝えるのには、内心は勇気がいったのかなとも思います。ただ、それだけ踏み込んだ決意を持っておられるようですし、次のステップにも意識を向けており良い傾向だと思います。
お母さんである、めだかさんもその言葉を聞く事で安心されているようですし、お互いに取って良い流れが出来ていますからね。また、息子さんもきっとお母さんの事をどうにか支えたいとも考えているのかもしれません。「学費の免除」を聞いて少し乗り気なところなど、お母さん想いな息子さんなのだなという印象を受けます。前向きな子供さんですよね。相談室の先生も良い情報を流してくれていますし順調そうです。
本当に楽しそうな息子さんの様子が伝わってきますし、それに伴いめだかさんの心も弾まれているように感じ僕もうれしく思います。物で釣るという発想も僕にはありませんでしたが、親御さんならではの立場から見えたものなのだなと思います。
また、ひとみ婆さんの真似をされたりと頑張られていますよね(笑) すごい面白いお母さんなので、そういう面に息子さんはこれからも救われて行くようにも思います。ゲームはきっかけに過ぎないですからね。明るくこれからも過ごして下さいませ。自信も復活されて何よりです。無理しない程度に接して行かれるとよさそうです。
またお褒め頂きありがとうございます。僕など、ただお話を聞かせて頂いていただけですので・・。色々と思考錯誤されながら息子さんに向き合っていた、めだかさんがいたからこそ家庭に変化をもたらしたのだと思います。今後も順調に進まれる事を応援しております。
また、自分史の感想も頂きありがとうございます。こちらも引き続き書いていくので応援よろしくお願い致します。それでは失礼いたします。