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強迫行為の当事者を”放っておく”のも手助けです~かいちゃんさんへ~

公開日: : お悩み相談コーナー

かいちゃんさんからコメントを頂きましたのでお返事させて頂きます。

 

はじめまして。
こちらで、いろんな親子のやりとり、また苦悩、不安な気持ち…それぞれ環境や状況は様々でもどこかしら共通点もあり、またあらたさんの体験者であるがゆえにわかるこどもの立場からのこたえにそうかあという気持ちで拝見させてもらいました。
只今中1の息子のことで相談させてください。高3の長男、高1の長女、そして本人、小4の三男の4人兄弟の3番目です。
不登校ではなく、強迫神経症によりつらい毎日をすごしてます。恐らく小5くらいからすこしづつ症状はでてたと思いますが、単なる神経質くらいと捕らえ、病院にいきませんでした。陸上クラブで活躍してたんですが、ひとつ上の先輩からいろいろ嫌な思いをさせられ、それでもがまんさせて続けていました。耳がストレスによる不調になり、それを理由にやめましたが、長くがんばっていてよりひどくなったんだと思います。実は去年の12月~4月まで心療内科で診断、カウンセリングを受けてましたが、その時は小6ということで卒業まで本人だけをみる気持ちで、確認も一緒にしてあげる気持ちでとカウンセリングの先生に言われ、家族が多いこともあり、不浄強迫なので、いろいろ手伝ってしまい、私が家にいると頼ってしまい巻き込みがはげしく私が疲れている状況です。特に薬をもらうことでもなく、よくも悪くも変わらず、病院に行くことが苦痛に感じたのでストップしました。
中学は小学とは違い大変ですが、なんとか毎日行き、部活もやってます。友達と遊びに行ったりします、外ではかなりがんばってるんだと思います。そのかわり家では大変です。こっちも暴言をスルーできないときは、半狂乱になってしまうことも。もう嫌になってほっておくと「見捨てた。」と言われせめられます。
本人は病院には行きたくない(行ってもプライドが高いのですべては話せないと思います)といい、他の家族は私だけでも病院でいろいろ対処方法を聞きにいくべきだと言います。そろそろ行ったほうがいいかなと思いますが、あらたさんも同じ病気で悩んでらっしゃる立場で家族にどう接してもらいたいですか?巻き込みをやめさせるにはどうやって抜け出せばいいかもしなにかあれば教えてください。
あわてて書いてて文がまとまってなくてすみません。

 

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かいちゃんさん はじめまして。
コメントを頂きありがとうございます。
(以下、かいちゃんと表記させて頂きますね)

 

学校に通えているとはいえ、家族を巻き込んでの強迫行為は本人はもちろん、ご家族さんであるかいちゃんも大変であろうとお察しいたします。僕も過去に、家族を巻き込んでいた時期がありその際に母親をボロボロにしたので、かいちゃんが苦悩されるお気持ちや状況が文章を通してではありますが理解できます。

読ませて頂く中でまず僕が思ったのは、かいちゃんだけでも息子さんを担当されていた医師やカウンセラーの方から、今後の息子さんへの対応について聞かれておく方がいいのではないかと感じました。他の家族さんからも言われているのは、それだけ状況が悪化していたり良くは無い状況なのだと思います。傍にいる人がいちばん判断してくれますので。

といいますのも、強迫行為をする家族が出た場合、「手伝った方がいいケース」と「突き離した方がいいケース」があるからなんですね。たぶん、前にカウンセリングの先生が「手伝いを一緒にすること」を提案されたのは、まだかいちゃんたちご家族さん達に余裕があったからだと思うのです。

これは強迫行為のレベルによって手伝う内容を変えるという考え方になるのですが、かいちゃんのお話を伺わせて頂く限りでは、すでにご家族さんが負担できる状態をオーバーしているように思います。書かれている通り「疲れている」という状態まで進んでおり、息子さんも頑張っていますが、そこに付き合うのも頑張り過ぎなように思います。

なので、まずは息子さんに関わった先生やカウンセラーの方に相談し、ご家族であるかいちゃんが代表して「家族もしんどい」と伝えてみて下さいませ。おそらく息子さんの問題としてではなく、家族単位で抱えた問題として対処する方法を提案してもらえるかと思います。

 

手伝って貰い過ぎると手伝われる事が前提になる

僕が家族に求める強迫行為の手伝いについての話ですが、僕は家族が疲れない範囲(これくらいならやっていいよ的な範囲)であれば助けて欲しいとは思います。ただ、手伝って貰う事が当たり前になってしまうのも事実なんですね。

「強迫観念でしんどいから手伝ってくれ」と言った上で家族に手伝って貰っていたので、ちょっとした時に手伝って貰えないと苦しいと言いますか。「そこまで手伝ってくれたら、これも手伝ってくれていいだろう」という要望のランクが上がっていくようにも感じています。

強迫観念を上手くコントロール出来なかった頃の話なので、病気の扱いかを僕自身が知らなかったのもあったので「手伝って貰うと治る」とも思っていました。そがいつの間にか、かいちゃんが苦しまれるように家族を追い込んでいました。際限の効かなくなった巻き込みが、結果的に僕の母親の精神状態を悪化させたのは覚えております。

 

それから何年も過ぎて歳を重ねて強迫観念のパターンを知るようになってからは、手伝える範囲で手伝って欲しいと思うようになりました。度を過ぎると、かいちゃんのように家族が頑張り過ぎて疲れますからね。それだとお互いのために悪いのではないかと考えるようになりました。親からもけっこう手伝いをやめられ見放された事も多いのですけどね。

当事者をほっておくと息子さんもおっしゃっているように「見捨てた」という反応を取られる事もあるのですが、まずはフォロー側であるかいちゃんが元気でこそ今の生活が成り立っているという事実は伝えていいと思います。本当に誰にも手伝って貰えなくなると、困るのは息子さんですからね。

「強迫行為そのものは別に問題なくやっていいけど、家族がつらくなるほど巻き込むのはやめてね」とこれ以上は手伝えないという線引きはされてもいいかもしれません。あえて強迫行為に苦しむ状態を「放っておく」というのも、長い目で見れば復帰への手助けになるかもしれません。もちろん、医師やカウンセラーの診断は前提なのですが・・。

当事者の強迫観念は強く、考えも強固かもしれませんが、周りの家族さんが病院を通して対応を教わると家族の中に流れる空気が変わる事もあるかと僕の実体験から思います。疲れてしまわないよう、かいちゃんご家族様そろって元気でいて下さいませ。

 

 

この記事は管理人あらたが書きました

 

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