子どもの昼夜逆転・不眠症の改善策【元ニートが親を指導します】
公開日:
:
最終更新日:2016/11/17
ニートの就活 ニートの不眠症改善, 昼夜逆転, 昼夜逆転対策, 親として不眠の子供に向き合う
- 「不登校になって、昼過ぎまで寝るようになったが親に怒られてツライ」
- 「生活リズムが狂い不眠症に・・。朝起きるのが苦痛・・」
- 「ニートから昼夜逆転。なんとか改善したいのに治せない・・」
これは、ぼくが18歳で不登校になり引きこもって苦悩していた頃の気持ちです。今も忘れない苦悩の期間です。
当時の睡眠リズムは狂い、思うように寝られず昼夜逆転。朝になっても起きられず、親からは「いつまで寝ているんだ!」と責められる日々。
「不登校、ひきこもり、ニート」と経験していきましたが、似た状況で苦しんでいる人は多いと思います。
当事者はもちろん、その保護者である親御さんも、「いつになればこの状況が改善されるんだ」と不安に思われているはず。
少なくともうちの両親は、ぼくの生活リズムの破たんに耐えられず、子供であるぼくを毎日のように叩き起こしていました。
でも違うんです!このやり方は、根本的に間違っていることにお気づきでしょうか?
休みの日に、朝遅くまで寝ているだけの人たちと一緒にしないで欲しいのです。「不登校、ひきこもり、ニート」からくる、睡眠リズムの問題は違ったアプローチが必要です。
彼らの気持ちを代弁すべく、元ニートで当事者として生活リズムの崩壊に苦しんだぼくが改善策をお伝えします。
叩き起こすのは逆効果。親は、朝起きられない子どもを認めよ。
母親「いつまで寝てるの!もう昼過ぎよ!?早く寝るように言ったでしょ!?」
ぼく「うるせえな!寝れねえから困ってんだろうがっ!」
これは、昼夜逆転時代のわが家の朝。不眠症も進行していたぼくは、夜にきっちり寝られない状況に陥りました。
それにも関わらず両親は「人は決まった時間に寝れば朝起きられる」と思い込んでいるのです。昼夜逆転や不眠症を長期経験されたことが無い人は、こういった思考になるのが普通だとは思いますが・・。
ですが、そんなに簡単に生活リズムは戻りません。特に不登校・ニート状態から、家にいる生活が長引くと日光を浴びる習慣も減ります。
専門的な話になるので省きますが、これだとセロトニンなども減り不眠症も起こって当たり前とも言えます。
親御さんには厳しい現実で申し訳ないのですが、こういう中で朝起きられないのはむしろ普通の反応と思ってほしいですね。
そのため、「生活バランスが崩れた子供を無理やり起きるよう促す」のは、ただストレスを与えるだけで逆効果にしかなりません。
なんなら反発されて「絶対に朝は起きねーぞ!」と子供の反抗心に火をつけてしまうことも。ただでさえ、命令されて起きる生活なんて嫌ですから。
根性で起きられるのなら、彼らはすでに起きています。それが出来ないから困り果てて、自分を責めて毎朝を迎えているのです。朝起きられない当事者は、自暴自棄にもなります。苦しんでいます。
だからこそ親として、ここは責めずに「起きられない現状」を認めてあげてください。主には次のような言葉をかけられたらベストです。思ってなくていいので、態度で示せばいいのです。
「(朝起きた姿を見て)眠そうだけど大丈夫?無理せず寝てもいいよ」
「起きるの辛そうだけど、頑張って目覚ましと一緒に起きてきたね」
こういった肯定的な立場で親に出られると、子供の立場としては「ああ・・心配してくれてるんだな。できるだけ早く起きて親を安心させてやりたいな」と思うものです。
親の役割は、気持ちよく朝を迎えさせること。遅れて子供が起きたときに、「また起きられなかった」と一緒に絶望に落ちることだけはやめてください。
ポイント① 親は子どもの昼夜逆転を責め立てない。×責める 〇認める
「規則正しい生活を送らねばいけない」という脅迫観念を捨てる
また昼夜逆転、不眠症に陥る人は「規則正しい生活を送らねばいけない」という一般的なルールを重んじているケースがほとんどです。
たとえば昼夜逆転していた当時の僕は、「寝なきゃいけないんだけどな・・」ということは理解していました。ですが、この「寝なければいけない」という常識が自分の首を絞めていたのです。
布団に入って寝られない時、この「寝なければ」という強迫観念に近いルールが襲ってきます。親子そろって、この常識に縛られている影響から、不規則な生活から脱出できないことも多くあります。
「夜寝られない人は自分を責める」と書きましたが、親の監視下にいる子供はより自分を責めます。
親に扶養され、親のいう事を聞いているわけですから、親の思いに答えられていない自分にダメのレッテルを貼り続ける最悪のループです。
こうならないためには、親御さんは次のような姿勢・声掛けをしてください。
「別に夜に寝ないと死ぬわけじゃないからいいんじゃない?」
「どこかに毎朝出かける予定でもないと、生活リズムを作るほうが難しいと思うよ」
何でもいいのです。朝起きることや、夜寝ることが正しいといった考えから子供を解放してあげてください。これだけで、夜寝られない子どもは救われる立場に動けるのです。
気持ちで救われると、リラックス状態が起こり「夜寝られない自分はダメなんだ・・」という精神的な自傷行為が減っていきます。
ストレスが軽減されると、寝たいときに寝る自分を認めるようになるのです。気持ちが整うから、夜を安心して迎えられるのです。
安定して朝起きる生活は、学校に行ったり、会社に行き始めてからでも作れます。予定があれば朝は起きざるを得ませんし、出先で用事をしていれば眠ってしまうこともそうそう起こりません。
まずは、親からリラックスする環境を整えてあげてください。
ポイント②「夜寝なければいけない」という超ストレスの呪いから解放する
「健康面が心配」という意見について
こういう意見を言っていると、「昼夜逆転は健康面にマイナス」という意見が起こります。そりゃ、朝起きて夜寝ることが健康なのは言うまでもありませんよね。
医師・カウンセラーの意見をもらうなら、「夜は寝ましょう」とマニュアル通りの回答が出ます。でも、そういった話や知識を聞いても解決できないから当事者は苦しむのです。
「夜寝ないことを親が認めると、もっと寝なくなって健康面に影響する」というデメリット的な意見は正論なんですよ。
だけど、ぼくが体験してきた中で思うのは、昼夜逆転や朝起きられない生活というのは一過性の問題に過ぎないという話です。健康的には悪くとも、一定期間だけという認識で見守って欲しいのです。
たとえば、以下のようなケースを考えると、「誰でも体に悪いことをしている時期」があることが分かります。
- 暴飲暴食をする時期
- たばこを吸う時期
- 病気になって薬を使い続ける時期
- 仕事が忙しく運動を全くしない時期
このように、生きている限りは体に悪いことをしている時期が出てきます。こういった中に、昼夜逆転があると考えてもらうと当事者は救われます。
不登校やニートという状況が改善するにしたがってリズムは元に戻ります。その時間とチャンスを彼らに与えて欲しいのです。
生活リズムが破たんしている場合、社会的な活動から離脱しているケースも多いでしょう。いわば毎日が休みです。それなら、その時期だけでも不健康な生活を許して欲しいのです。
体に悪い点だけを指摘するのは、彼らにとっては「重箱の隅をつつかれるようなもの」だと親御さんにはご理解いただければと思います。
ポイント③ カラダに悪いことは、人生という視点で見れば必ず起こる
朝を気持ちよく目覚めさせてくれる「光目覚まし」を使うのも手
では、「親として何かできることが無いの?」というと、述べてきたように子供にストレスを与えるのを中止することです。これだけで、親としての役割は果たせています。何か言ってしまう親は、どうしてもわかってくれませんから。
要するに、睡眠におけるストレスの緩和になれば問題ないのです。
一般的な話でいうと、起床の問題にはノータッチでいてくれることが、子供としては何より助かります。間違っても、朝になって起こすような真似はしないでください。朝起きるストレスは図りしれないものがあります。
睡眠に問題を抱える子供にとって、朝ほど鬼門はありません。なぜかというと
- うるさく鳴り響くアラーム音に、無理やり起こされる(強制的な目覚まし)
- 目覚ましを無視すれば、親から起きるよう命令される(命令式な目覚まし)
どちらにしても、「起こされる」という不快なストレスから朝が始まり最悪の気分なのは間違いありません。「当事者の苦悩は朝から」というのは、こういった点にあります。
本当は、朝になったら自然にお日様を浴びるようにスッと目覚められたら気持ちがいいのですが・・。現状はそれが出来ないから、親子で生活リズムの崩壊に嘆いているケースがほとんどです。
しかし、「静かに朝日を浴びるように、気持ちよく起きることができる魔法のような目覚まし時計」があったら?
そんな目覚まし時計が、実は存在しているのです。ムーンムーン社という、快眠グッズ販売の専門会社が開発した光目覚ましinti(インティ)。
ぼくも使っている目覚ましで効果は実証・体験済みです。この目覚まし時計のすごいところは大きく分けて3つ。
1 目覚ましから放たれる強い光を浴びることで、自然な起床が期待できる
天気の影響もあるため、気持ちのいい日差しを毎日あびることは不可能ですよね。
しかし、この光目覚まし時計なら、まくら元から目覚めるために必要な光を浴びることが可能になります。
2 うるさいアラーム音に頼らないので、起床時の音量ストレスが無くなる
強制的に起こされるような、不快なストレスの元になるアラーム音もありません。
光目覚ましは、音を使わない起床を目指せます。
朝起きられないという状況にある人が、もっとも嫌うのは「起こされた感」なのですが、光のみなので気持ちよさすら与えてくれます。
3 効果がなかった場合の返金保証(3ヵ月無料で使える)
価格は25,800円なのですが、3ヵ月使用しても効果がない場合には返金保障されます。
金額だけを見ると高く感じるかもしれませんが、病院を受診し睡眠剤・安定剤に頼り続けるリスクを背負うよりはずっと安全です。
「光を浴びて目覚めるだけ」という健康視点で開発された安心感があるからこそ使えるのです。
ぼくも使っていますが、起床時間の乱れを気持ちよく改善しつつ起きられるため、とても大切な目覚ましになりました。
(使用レビューの記事:光目覚ましを使って、1週間で2時間早く起きられるようになった)
特殊な時計ではありますが、「朝の目覚めから親子の争いが絶えず、目覚まし時計を使っても起きられない子供がいる」という方などは、光目覚ましinti(インティ)公式サイトを一度確認されてみることをお勧めします。
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はじめまして。
もう、これは、全文同意です!
私もニートしてますが昼夜逆転で、寝たいときに寝たいだけ寝てます。
昼夜逆転が悪いっていう既成概念はナンセンスです。
私の中には昼夜逆転が悪いという概念がないので、昼夜逆転生活してても身心共に健康で太りもしませんよー。
あと働き始めたときに朝型の生活に慣れなくて辛くなるってーのも取り越し苦労だと思います。
これも私の経験なのですが、明日から仕事が始まる→(前夜)緊張して眠れない→結局寝不足です。
あと寝不足でも、徹夜状態でも、現場に入れば案外さくっと仕事しちゃいます。出来ちゃいます。
だから「朝型生活しないと社会生活が~」には「
社会に出たときに直します。つか社会に出れば勝手に直ります。嫌でも直ります。」って答える。
これが私の経験をもとにした自論です。(良い子は真似しちゃいけません)
匿名さん こんばんは。
コメント頂きありがとうございます。
匿名さんのおっしゃるように、昼夜逆転を頭ごなしに悪いと決めつける既成概念こそ悪という考えに同意です。ただでさえ自分を責めがちな状況にあるニートの人は、昼夜逆転している自分まで過度に責めてたりするんですよね。
何も予定の無い人に、規則正しい生活を押し付ける方に無理があるわけで、こういう昼夜逆転を悪いと言っている人に限ってすでに規則正しい生活をせざるを得ない環境下で生活をずっと続けていたりします。そういう考えがあるせいか僕には当事者が夜をどんな思いで迎え、眠れなくて困っているかという心理面への配慮が一番大事だと思うのです。
「仕事を始めたら~」的な文句は本当に不要だと僕も実体験ながらに思います。「社会に出れば嫌でも治る」と言うのはその通りですね。僕も、寝不足で仕事に行ったりする事もありましたが、結局は緊張の連続で逆に眠気も来なかったりして自然とリズムは整いました。
夜に寝ないといけない事を迫られる人が少しでも減ると良いなと思います。
またお時間がございましたらお越しくださいませ。
それでは失礼いたします。
こんばんは
はじめまして
17歳の娘を持つ母親です。
娘は中一からいじめによる不登校、完全ひきこもりを経て、現在通信制高校に在学中です。
娘の昼夜逆転が心配で検索していたところ、こちらにたどり着きました。
学校は、2週間に一度くらいの登校のため、普段は完全昼夜逆転です。
私の心配は、昼夜逆転というのは心の傷の修復のためには必要な行動であると思うのですが
学校に籍を置きながらこの状態があるということは、学校生活が負担だからではないか
ということです。
娘は中学卒業後一年家にいましたが、昨年学校に行くと言い出し入学しました。
私はうれしく思いましたが、学校に行くことによって心が回復しないことも同時に恐れています。
しかし、やはり、あらたさんも書かれているように、本人なりに将来を考えればこその進学なのでしょう・・・・
実際、日本で生きていくのには学歴はあったほうがいのでしょう。
また、どこにも所属してないことの不安感もあると思います。
けれど、心が元気でなければ、学歴など意味がないです。
笑顔で、楽しく家にいてくれるほうがずっといいです。
娘ががんばって学校につながろうとする姿が痛々しく苦しいです。
あらたさんは、学校に行かれていたときは
昼夜逆転はなかったですか?
アリエルさんこんばんは。はじめまして。
コメントを頂きありがとうございます。
今現在、通信高校に通われる娘さんをご心配されているとの事ですが、僕などの意見でよろしければお伝えさせて頂きたいと思います。文章に読みにくさがあるかもしれませんが、参考程度に読んでみて下さいませ。
まずは、初めてアリエルさんの娘さんの話を聞かせて頂いたばかりで断言できない部分もあるのですが、昼夜逆転が今の娘さんの現状を見た時に必ずしも「心の傷の回復」に必要で起こっていたり、「学校がしんどい」といったメッセージになっているとも言い難い部分があるように思えます。
理由の1つに昼夜逆転は「一定の規則に従った生活をしなくなる事」で起こる自然現象みたいな所があるからです。特に若い方だと、規則的な日常を過ごさなければ、ほぼ確実に昼夜逆転に入ると僕は経験上で感じています。特に10代の娘さんのような方なら2週に1度の学校通いくらいであれば疲れる事も少なくなるので、生活リズムが崩れ昼夜逆転する方がむしろ自然だと思います。
本人も、「朝起きて夜は寝ないといけない」とはおそらく頭では分かっているのではないのかなと思います。もちろん娘さんの心にアリエルさんのおっしゃるような負担があるようなら多少の心配は必要だと思います。しかし娘さんはご自身で学校に行く選択をされているようなので、現段階では娘さんが昼夜逆転により過度のピンチと決めるのは時期尚早かもしれないと僕は文章を読む限り感じました。
昼夜逆転の場合、もし心配するとするなら娘さんが「夜に寝たいのに寝られない」と考えていたり「周りは寝ているのに、自分は寝ていないので悪い気がする」など自分を責めているかもしれない点を注意してあげるといいのかなと思います。
具体的に言いますと、「早く寝なさい」「規則正しい生活をしなさい」といった発言で、娘さんの現状を否定しないという事などが注意をするという意味になります。特にこういった発言を家族内で娘さんにおっしゃっていないなら大丈夫です。そして「今は別に昼夜逆転もいいじゃないか」と大らかな目で見てあげられるといいのではないかと思います。
それでも、娘さんにとって学校が負担であるかもしれないと思われる場合は、さり気なく「しんどい時は休んで良いよ」「お母さんは(娘さんの名前)の味方だよ」と伝えておく程度でいいと思います。親御さんが介入するのであれば、娘さんからの助けの声があってからで十分間に合うと思います。
また僕の想像でしか無いので違っていたら申し訳ないのですが、お母さんであるアリエルさん自身も娘さんを通して不安になっている様子が見え隠れしているように感じました。
何しろ娘さんが、いじめや不登校、引きこもりの時期をようやく乗り越えて一歩を踏み出したばかりです。また昔のように崩れないかと、親御さんからすると非常に心配で仕方が無い面もあるかと思われます。
ただ、娘さんに限らず子供というのは親の感情を過敏に感じ取る事が出来る位置にいるため、あまり親が心配し過ぎると返って娘さんにアリエルさんの心配事が伝わるかもしれないと言う事だけ気を付けてあげて欲しいかなと思いました。
娘さんが学校に行くようになった動機は、確かに学歴の面や将来について考えた結果だと思います。それと同時に、ひょっとすると「お母さんを少しでも心配させたくない」という感情も働いての行動となっているかもしれません。アリエルさんが、普段どういった対応を娘さんにされているかは僕には見えないのでわかりませんが、大小なり不登校を経験した子供は「周囲を安心させるため」に何かしら無理気味でも行動を起こす事もあります。
そういった際には、親御さんたちは心配するよりも、「好きなようにやって挑戦してみればいいよ」という態度でいてあげるほうが、プレッシャーも減って子供の身としては楽になるのではないかと思う部分が僕にはあります。
ここらはアリエルさんと、娘さんの関係の話でもあるので少し振り返って頂ければいいかなと思います。
ただ、アリエルさんと娘さんの話を読ませてもらっていると素晴らしいなと思える事が多く感じられるのも事実です。まず娘さんご自身から「学校に行く」という選択をされている事です。色々と問題があった後のこういった行動は、自発的なエネルギーが潜在的に無いと生まれてこない人間の底力でもあるため、素直に頑張ろうとする娘さんを応援して差し上げればいいのかなと僕は思いました。
アリエルさんの娘さんは、自分で学校に行くと決められた方なので、もし今後ツライ事があり学校が嫌でしんどい時は逆に「ツライ」とお母さんに言えるのではないかとも思います。今を頑張られている立派な娘さんだと思います。
私事で申し訳ありませんが、僕は自分で復帰をしようとせず、親に無理やりやらされての復帰なので、素直に自分で復帰の道を選択できた娘さんは素晴らしいなと思います。挫折後のスタートって本当に周りが思う以上に頑張らないと出来ない事なんですよね。
もう1つの素晴らしいと感じた点は、お母さんであるアリエルさんが心配しながらも娘さんの決断を尊重されているという事実です。アリエルさんは娘さんが「学校に行く事によって心が回復しない事も同時に恐れている」と書かれていますが、学校行きを止める様子も見受けられませんし、心配するのみで止まっています。色々と口出ししたいかもしれませんが、それをしていないお母さんというのも出来そうで出来ない事をやっていると思います。
結果的に、お母さんが疲弊されてネット上に助けを求める形になっているのも事実で大変かと思われます。悩みを解決できず、ネットで検索されるなど頑張られている様子が目に浮かびます。僕などが軽々しく言える言葉ではありませんが、本当に大変な苦労を抱えられて頑張られていると思います。解決しようと動く親御さんは、本当に先の見えないしんどい戦いをされているんですよね。
そんな中アリエルさんが母の立場である以上ご心配されるのはわかるのですが、最終的な判断をした娘さんの意見をこのまま尊重してあげられるのがベストではないかと僕は思います。
万が一、ご心配されるような娘さんの心の負担によって、回復が遅れる面が出たとしても娘さんにとっては「自分で決めた事だから」という事実が一生残ります。不登校や、引きこもりなどの状態になると親の意向で過度な保護を受けたり、逆に「頑張れ」と外に出るように仕向けたりされるケースも多いのですが、アリエルさんは立派に見守る形を取れており良いお母さんの姿勢ではないでしょうか。
親に言われて動いた場合、良い結果も悪い結果も結局は誰かの意思によって「動かされた」に過ぎません。娘さんの場合は「自分で決めた」という経験を積み上げ始めています。これは仮に失敗になっても良い経験に変わる大事な材料なので、成功も失敗も全てを親御さんが受け止めてあげられるくらいなら、どんな事が先にあっても娘さんは救われるのではないかと僕は思います。
>>しかし、やはり、あらたさんも書かれているように、本人なりに将来を考えればこその進学なのでしょう・・・・
実際、日本で生きていくのには学歴はあったほうがいのでしょう。
また、どこにも所属してないことの不安感もあると思います。
けれど、心が元気でなければ、学歴など意味がないです。
笑顔で、楽しく家にいてくれるほうがずっといいです。
娘ががんばって学校につながろうとする姿が痛々しく苦しいです。
アリエルさんのご心配される通り、娘さん自身が将来を心配したり、学歴を気にしたりして行動をされているかもしれません。ただ、それは「お母さんであるアリエルさんのご心配の範ちゅうなのかもしれない」とだけ頭の片隅に置いて頂くといいのかなと、僕は子供側からの意見としてですが思いました。
最初は同じだったはずの親子の考えは必ずズレが生じてきます。たとえば中学の不登校時代は、アリエルさんも娘さんも一緒の考えだったと思います。「今は休む時」という意見が合致して不登校の決断を母娘でされたかと思われますが、今は少し違う状況に変わられているように思います。
「笑顔で元気で楽しくいて欲しいお母さん」と、「少し苦しいかも(?)しれないけど頑張ってみたい娘さん」これはどちらが正しい、間違っていると言う話ではなく、ただ方向性に違いが出ているような感じですね。
娘さんが痛々しく見えて苦しそうなのは事実だと思います。そして娘さんがもう少しだけ元気に調子を戻してから復帰した方が確実な道に見える事もあると思います。しかし、娘さんが「今」決断して動いたと言うのは、やはり娘さんが「今」を動く時だと判断されたからのように僕は思います。
そしてアリエルさんも心配しながら親として頑張っている最中であると思います。不安も重ね重なり、ここにコメントする事に繋がっているのかもしれません。
お母さんであるアリエルさん自身も、これだけ頑張って来たのだから少しは休めたらいいのだと思うのですが、やはり娘さんが頑張っているだけに気が休まらない部分もあられるのかなという風に見えます。そういう意味では、これから少し娘さんの事を楽観的に見られるといいのかもしれませんね。
それこそ、少しくらい娘さんを頭を切り離してみるのも良いと思います。放置するくらいになっても、これだけ頑張ったアリエルさんなら普通に許される事だと僕は思います。
>>あらたさんは、学校に行かれていたときは昼夜逆転はなかったですか?
僕の通信高校時代はボロボロとまではいかないまでも、昼夜逆転の傾向はありました。アリエルさんの娘さんと同じように、学校に行くまでの間隔が大きく空いているので、身体を動かさずに生活しますし、疲れないので夜はまず寝られませんでした。
その後はバイトなどを始めて身体が疲れるようになると、自然と夜は寝るようになりました。ですので身体を嫌でも動かして何かしないと行けなくなる時が来れば、娘さんも自然に戻るのではないかと思います。
学歴に関してもまだ17歳の女の子です。これからいくらでもやりたい事は出てくると思いますが、その時にせめて学歴くらいはと思う面もあるかと思います。ただ今は着実なる一歩を歩む事を大事にされる方が重要かと思われます。あまり学歴、将来と先を考えるとタダでさえ暗い世の中なので色々としんどくなる事が増えてきます。何事も加減が難しいですよね。大きな目標があるなら今から準備をされるのも良いと思いますが、特になければ当面は少しずつ前に進む事を目標にされると良いと思います。
長文になり同じような内容が重なる部分が出て、読みづらさを感じられたかもしれませんが、何となく意味を拾って頂けると幸いです。
最後になりますが、アリエルさんご自身もしんどい時期なので、なるべくストレスを抱え込まないようにして下さいね。それでは長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。失礼いたします。
丁寧なお返事有難うございました。
娘が不登校になり4年、先の見えない毎日を過ごしております。
今までは、親の会とかお医者様にアドバイスを受けながら対応しておりましたが
娘も年を重ね、自分自身で考え行動するようになり
親の立場のアドバイスだけでは対応が難しく感じるようになりました。
そんな時、あらたさんのように当事者の方のブログに出会い、大変興味を持ちました。
あらたさんのアドバイスは
とても私の気持ちを的確に指摘されており
また、娘の気持ちも同じく的確に捉えておられます。
私のつたない文章だけで・・・すごいです。
>お母さんであるアリエルさん自身も娘さんを通して不安になっている様子が見え隠れしているように感じました。
おっしゃられるとおりです。
>娘さんが「今」決断して動いたと言うのは、やはり娘さんが「今」を動く時だと判断されたからのように僕は思います。
これもそのとおりです。
私は、もっと元気になって、もっと勉強したくなるときがきたら学校に行けばいいんじゃないの?
と聞いたときに、
今じゃないといやなの、今行くことが大事なの、そう言われました。
昼夜逆転についてはとても安心しました。
私は必要以上に心配しすぎる傾向がありますので、普通に心配する程度に落ち着きました。
実は、私は心配のあまり、娘に心配だ心配だといっており、しかも、学校いやになったらすぐやめてね。と結構な頻度でいってしまっています。
ぜんぜんいい母親じゃないです。
自分が心配で苦しいから、娘の邪魔をしてしまっている部分もかなりあります。
あらたさんのアドバイスのように
娘と距離をとり、子離れしないと、お互いつらいですよね。
頭でわかっているのですが、娘がかわいくて
娘の幼く汚い字を見るだけで、泣きそうになります。
娘とは
冗談を言い合ったり、一緒にアニメを見たり(私もオタク系なので)
と二人の時間はとても楽しく過ごしているのですが
娘の寝ているときは、娘の将来を考えて暗くなってしまいます。
あらたさんのアドバイス心にしみます。
将来のことではなく、今を大切にすること
また、私も自分の人生を生きることにエネルギーを振り向けるようにしたいと思います。
本当に、アドバイス有難うございました。
アリエルさん こんばんは。
ご丁寧にお返し頂きありがとうございます。ご返答も精神的にしんどい時は大変かと思われます。
それこそアリエルさんは辛かったり、しんどい事を話されています。僕のコメントなどは普通に読み流して頂いて大丈夫ですので無理をなさらないで下さいね。僕は好きで運営しているブログなので(汗)
アリエルさんのおっしゃる通り、本当に当事者の状況に陥ると先が見えないんですよね。僕自身、不登校になった当時は18歳ですが周りからは「まだ若いし、10代だから大丈夫」などと言われていました。しかし当事者である本人やその家族の側からすると「若いけどじゃあ、いつこの状況を脱する事ができるの?」と言いたくなる日々でした。
娘さんとは断片的に自分の過去と重なる部分があるだけで、これと言って具体的な改善策は示せませんが、少しでもアリエルさんご自身が楽になれる何かが伝わるようであれば僕にとっては幸いです。
そして優しいお母さんだとも思います。どちらかと言うと僕の見てきた不登校、ひきこもり、ニートの世界は「如何に早く復帰するか」がテーマな世界でしたので、アリエルさんのように「もう少し元気になってから」という姿勢は非常にありがたいご意見です。
しかし、娘さんはしっかりされているようで、お母さんのご心配を振り切るかのように動き始められているのは良い傾向だと思います。普通に学校に通えている子でもそう思えるかわからない部分があります。休めた方が楽ですが「今が良ければそれでいい」と思わずに、先を見据えた頑張りを発揮する娘さんをぜひ応援してあげて下さいませ。
>実は、私は心配のあまり、娘に心配だ心配だといっており、しかも、学校いやになったらすぐやめてね。と結構な頻度でいってしまっています。 ぜんぜんいい母親じゃないです。 自分が心配で苦しいから、娘の邪魔をしてしまっている部分もかなりあります。
いえいえ、良いお母さんだと思いますよ。ずっと言い続けるのはマズイかもしれませんが、今の娘さんのような出発期は、まだまだ本人には不安がいっぱいだったりします。それこそ娘さん自身が「今が大事だから」と動き出してはいるものの、「ひょっとすると失敗するかもしれない」という不安は常に抱えていると想像できます。
そんな時にアリエルさんの用意して下さっているような「学校が嫌になればやめていい」というやり直しの選択が取れるのは強い切り札のように感じます。学校に通いだしたから復帰したのではなく、時間は必要かもしれませんが娘さんが自分に自信を持って「もう大丈夫」と思えた時が復帰になりますからね。セーフティーゾーンの存在はありがたいです。
過剰な心配は必要ありませんが、家族に「安心して戻ってきていい」と安らぐ場を提供されるのは悪い事では無いです。これからアリエルさんに出来る事は、仮に何か心配な事を発言されそうなら発言前に立ちどまり「娘の邪魔になるような話をしていないかな」と考える程度で十分だと思います。もし言ってしまっても、また言いなおせば大丈夫です。
そして娘さんと過ごされる時間が楽しそうで何よりです。アニメなど、母娘で楽しめるものがあるのは非常に素晴らしいです。普通の生活が送れないという理由で、全力で子供を否定する親御さんも多い中、ありのままの姿を受け止めてらっしゃる素敵なお母さんのようで、僕が子供なら嬉しい存在です。味方って絶対に必要ですからね。
また僕の周りには、元不登校や元引きこもりから脱出し日常生活に戻っていく人がいますが、彼らには共通点があります。それはアリエルさんの娘さんのように、どの人もみんな「自発的に行動していった」という事です。
僕も含め、親などから周りに押し出されるように復帰して行く人はどこか無理をしているのか失敗して、また挫けるケースが多いのですが、自発的に動こうとする人は強いです。やはり大事な部分ですが「本人がやる気」というのは相当な強みになっているんですよね。それこそ、娘さんのお言葉の通り「今が大事なのよ、お母さん」という感じでしょう。
子供というのは、親の知らない面を必ず持ち合わせています。それこそアリエルさんからすると、まだまだ不安な子供の娘さんかもしれませんが、僕の想像する娘さんはすでに大人としての考えを持った1人の女性なのかなともイメージしております。例えば17歳の僕なら「親もそう言うなら、もう少しだけ休んでしまおう」と考えているので圧倒的な差を感じます。
社会から離脱すると、復帰時に自分に対する甘えのような感情が少なからずまとわりつきますが、それを振り払う娘さんの復帰に向けた姿はまさに大人では無いでしょうか。今はまだまだヨチヨチ歩きな面があるかもしれませんが、未来図は非常に明るい物であると文章だけのやり取りでしかありませんが感じさせられました。
アリエルさんは、焦らずに娘さんを信用して一歩一歩を母娘で進む感覚でやって行かれると良い結果に繋がると思います。
最後になりますが、アリエルさんの頑張られているご様子が非常に伝わってきます。頑張り過ぎてご自身を追いこむ状況にならないようにだけお気を付け下さいませ。また、いつでも相談や愚痴でも言いに来て頂いて大丈夫ですよ。お母さん、娘さんのお二人に幸せな将来が来るように僕も願っております。
たびたび、読みにくくてすみません・・今後は記事でのお返事スタイルにしていこうと思っております(汗) それでは失礼いたします。
初めまして、コメント失礼いたします。
私も数年前に精神的な病気でニートになり、最近エスカレートして来た昼夜逆転をどうにか治せないものかと調べていたところこの記事に辿り着きました。
記事の本文及び、皆様のコメントやそのお返事であらたさんのお人柄を知りました。とても素敵なお方だなと感じましたし、紡がれる言葉の端々に私の心の痛みを取り除いてくれるものがありました。
私は言葉が上手くない…と言いますか、何を言っても自信が持てず、自分を責めてしまうので、簡潔な文章にて失礼いたします。
昼夜逆転に関するお考え、心にすとんと落ちるようでした。ただ、まだ私は自分を受け入れる事が下手くそで、昼夜逆転をしている私では周りから良く思われない(責められると言うより、受け入れて貰えない・褒めて貰えないと言った感覚)と思い、相変わらず昼夜逆転を治さなければと思ってしまいます…。
でも、あらたさんが「対人の場が設けられると朝起きる」と書かれていたように、何年もニートを続けているのに周囲の人達がその何年もの間私を見捨てずに、私と「対人関係」を持ってくれているから、私もその期待に応えようとして昼夜逆転を治さなきゃいけないと思うのかなって思いました。言葉が下手ですね(汗)すみません…。
ニートなのに、対人関係で疲れて病気になったのに、その苦手な対人関係の中で生きるが故に昼夜逆転を治さなきゃと思うのはやっぱり苦しいです。でも、こんな私の手をまだ握ったままで居てくれる人達が居たんだなぁ、そして私を社会に生きる人になって欲しいからと扱ってくれるんだなぁ、ありがたいことだなぁと、あらたさんの文章を見て気付くことも出来ました。
簡潔に…-なんて書いたのに、長々と書いちゃいました。あらたさんがお優しいなぁと思えたもので、甘えてこのまま投稿させて貰います。
思ったことを書くならまだ全然言葉が足りないのですが、この辺で終わりにしておきます。
何が伝えたかって、兎に角、ありがとうございました。と、この感謝の言葉を伝えたかったのです。救われました。そして、また、あらたさんの記事で救われた方は多勢いらっしゃるんじゃないかなと思います。
間近に目立った用事がなければ気楽に昼夜逆転をし、自発的に昼夜逆転を治したくなったらチャレンジしてみようと思います!
今日は治すつもりでおりましたし、この気持ちは、昼夜逆転がエスカレートして来た事を自分で(そう、この気持ちは自分からでした!)叱咤して生まれたものなので、前向きに改善にチャレンジしてみようかなと思います(笑)
もし、あらたさんの伝えたかったものと、私が受け取ったものが違っていたらすみません。それでも、励まされたのは紛れもない事実なので、お気を悪くなさらないでくださると幸いです。
それでは、長々と失礼いたしました。
あらたさん、この記事を書いてくださって、ありがとうございました!!!
ルーさん はじめまして。
コメントを頂きありがとうございます。
色々とお褒め頂きありがとうございます。いえいえ、僕の方こそ文章が苦手で書き殴るような言葉を並べていますがお読み頂き感謝いたします。過去の僕自身を救うために書いているようなところもあるので、似たような環境におられる方には伝わりやすいのかなとも考えております。そのまま解釈して頂けてうれしいです。
「昼夜逆転」に関してはルーさんがお考えになられている姿勢でいいと僕も思います。「何とか昼夜逆転を治せたら・・」と心の中に置いておくだけでこの問題はもう合格なんですよね。「治さねば」という意識はすでに社会や外の世界に向いていますし、あとは人と関わる中で必要な時には自然と起きられるものだと思います。
周りからはよく思われない昼夜逆転ですが、昼夜逆転の苦悩は本当に当事者しかわからないものだと思います。特にルーさんは周りの意見も素直に聞かれているようですので、やっぱりその分だけさらに負担しているわけですからね。周りがうるさいのはともかく、ルーさんご自身の問題として昼夜逆転に悩まれているのなら、そういうルーさんも認められるべきだと僕は思います。
とても丁寧にお気持ちを述べて頂きありがとうございました。僕の記事を読んで救われたと言って下さったように、ルーさんのコメントを読んで救われる方も出てくると思うんですよね。色んな人が昼夜逆転で悩み苦しんでいますので。「自分だけじゃない」と思えるきっかけが色んなところに落ちているといいなと僕は考えています。
ルーさんがストレスにならない改善方法を見つけられるといいですね。それでは失礼いたします。
おはようございます。rinrinです。
再度こちらにもコメントさせていただきます。
私も昼夜逆転で、今まではそれが悪いことだと自分を責めてきました。
でも、あらたさんのブログを読んで、やはり今を好きに生きて、寝たい時に寝ようと思いました。
週に一度の作業所の時は、母に起こされて起きていますが、いざ行ってしまうと眠いながらに頑張れています。
なので、周りからいろいろ言われても、これでいいんだと思うようにしました。
あらたさんのブログを読んで大分気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。
ちなみに私も作業所の日数を増やそうかとか考えたこともありました。
でも、やめようかと思ったこともまたありました。
今は家から駅まで親に車で送ってもらい、駅から駅員さんの助けを借りて電車に乗り、作業所の最寄駅に着いたらまた駅員さんの手引きを借りて、最寄駅から作業所までは作業所の人と一緒に歩いて手引きで送り迎えというスタイルなんですが、涼しくなったので一人で行けるように歩行訓練をしてくださるということで、これまた一人で歩かないといけないというのが私のプレッシャーに。
なぜなら2年前まで盲導犬がいて、彼女が引退してからは一人で歩けなくなったからです。
それで一人で行くくらいなら作業所をやめたいと打ち明けると、両親が激怒。
折角調子よく行きはじめたのにそんなことすら頑張れないのかと。頑張れないならもうあんたの面倒は見きれないから施設に入れ!どうせ障碍者年金だけで一人暮らしは無理なんだから施設に入るか作業所を続けるかどちらかにしろ!ということで、私は続けることを選びました。
一人で通うのが不安だというと、他の人は盲導犬がいなくなったからと言っても一人で歩いてるじゃないか?以前は歩けてたのにどうして今は歩けないのか?盲導犬がいないから歩けないというのは言い訳だ!などと色糸言ってきます。
昼夜逆転もあたかも悪いことのように言われるし、以前に比べたら確かに私のうつ病のことも理解してくれるようになりましたが、私に言わせると理解してるというよりは、おかしくなると迷惑するのはこっちなので、薬は飲んでおいてくれと言われます。また健康のために週に一度は作業所に通えと言われました。
はっきり言ってかなりうざいです。
両親は韓国ドラマのDVDに夢中で、今はほとんど会話がない状態です。
昔はけっこう言い争いをしていましたが、今はそれもありません。
夫婦共働きなので、毎日のお皿洗いは私の日課ですが、私もあらたさんと同じく、あまり家事をしていません。
ちなみに私の年は39です。
39にもなっていい女性が親のすねをかじって堂々と家にいるというのもおかしな話かもしれませんが、こんな私にもまだ希望はあります。
大変だと思いますが、お互いわずかな希望を胸に頑張りましょうね。