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ニートに「戦時中の食糧難」の話を聞かせても1ミリも動かんぜ?

 

不登校ひきこもりニートに救いの手を差し伸べるというのは難しい。そう思う事が最近になって増えてきたように思います。思い当たる理由は色々とあるのですが、いちばん感じるのは当事者と僕との年齢差がひらいて行く事です。10~20代の子と33歳の僕なので、「そりゃ世代差も出てくるわ」という感じですが。

そもそもこのブログは、僕なりに何か悩める若者にメッセージを残せないだろうかと、救済の意味を込めて発信しているのですが、どうも自分の立場が変動していく度に当事者との距離を感じるようになりました。そう言いながらも僕は無職ニートですけどね。

 

ただ、一時的にでもアフィ収益が前職を超えはじめたり、今後の社会的な位置取りをどうやっていくのかなどの見通し計算ができるようになった事は大きいと思います。ファッションニートみたいな(?)

「生きる」に当たって若者がぶつかっている不安や困難に抗う術を身に付け始めたのもしれません。(実際は不安定なので、明日になって急に崩れ一気に落ち込む事もあるので絶対的な安定とは言えませんが)

 

問題を抱え悩み塞ぎ込んだり、苦悩して生きづらさを感じる若者とは生きた年数も違いますし、どういった時に自分のメンタル的コントロールが出来なくなるかを知れている事も大きいです。年齢を重ねてきた事で作り上げられる「経験の差」で困難を解消しているのかもしれません。

これは僕にとっては良い傾向だと思いますし、僕自身もこのまま先に進むべきなのでしょう。しかし、この感覚は悩み苦しむニートなどの若者を理解しずらくなっていく原因にもなるようで微妙な感覚です。

何とかサポートできれば・・と考える支援者側と若者との間に現われる厚い壁といえばいいのでしょうか。少し言語化するのが難しいのですが書いてみました。

 

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大人「若い頃はみんな悩むもんだ」おれ「ふーん」

「不登校、ひきこもり、ニート」など社会環境からはぐれてしまう人は、とにかく繊細で研ぎ澄まされた感性を持っている子たちが多いと感じています。ガサツな子、大胆な面のある子もいるにはいるでしょうが、やはり他者からの影響を敏感に察知する能力が彼らは基本高いです。彼らはその能力の高さゆえに共通して疲弊していると言えるでしょう。

かくいう僕も、そうやって他者との間に入っては疲弊してきましたし、感受性を無駄に働かせていたと思います。「そこまで他者の気持ちを拾う必要はない」という状況でした。野球に例えると”追いつけないファールボール”まで全力で取りに行く姿勢が僕にありました。他者の気持ちに配慮し過ぎれば、大人でも普通に疲れますし子供なら尚更です

 

ただ、これは僕に限らず一般的に生きている人の中にも似た人は多く存在します。「そうそう!若い頃って他者が気になっちゃうんだよね!」とか「若い頃はみんなそうなんだよ!」と今読んでいて思う人や、実際にこういった言動を放っている人もいるでしょう。これは「良い」「悪い」の枠で考えるのでは無く、自然と思っちゃう事ですよね。

しかしここで考えないといけないのは、僕も含めた大人たちは「当事者である彼ら」の生きている時間をず~っと昔に過ぎ去った人だと言う事です。何かと問題にぶつかり、四苦八苦しながらも若き日のあの頃をどうにか乗り越えて生きてこれたのが僕たちです。

そこには各々の人生観が介在し努力論や根性論があって成立しているのかもしれません。しかし、それも全部含めて乗り越えてこれた人たちの「ただの言い分」にしか過ぎないのです

ここは非常に大人側が重要視しないといけないポイントだと僕は思っていて、「問題児にならず大人になり社会適応できる事が、人生では当たり前の出来事だ」と考えない姿勢が大事だという事です。

 

「普通」と呼ばれる人の多くは、たまたま当事者たちの年代の頃に起こった問題を解決でき大人になれたラッキーな存在とでも言えばいいでしょうか。何か一つでも環境の歯車が狂えば、通過できなかった可能性も捨てきれません。忘れているかもしれませんが、今ここで読んでいる大人の読者だって多感な時期があったはずです。

思い返してみて下さい。「学生時代に何であの頃あんな悩み抱えてたのだろう。小さな事だったなぁ・・」といった悩みなんか腐るほど持ち合わせていた人もいるでしょう。青春の思い出となっている人もいるでしょう。もう初心も初心のレベルで、はるか昔の事なので記憶も薄れているケースがほとんどだと思います。

しかし、この初心を忘れてしまう人たちの言葉は面倒で、今現在を悩む当事者たちにしてみれば、「俺たちはこうやって若い頃の問題を越えてきたんだ」という傲慢な態度の人間にしか映らなくなります

 

「みんな頑張っているんだ」「学生時代はちっぽけな事で悩むもんなんだよ」「大人になったらわかる」と何も考えずに言えてしまう人は、ある種の暴力性を秘めた言葉を吐いていると自覚する必要があります。僕の書いている事が理解できない場合、自分が多感だった若い時代の感性をとにかく引っ張り出して重ね合わせてみるといいでしょう。

今は歳を重ねた人でも、子供の頃にぶつかっていた問題を大人から頭ごなしに「子供はそんなモンだ」と言われていたら、そんな発言をする人たちを理解力のある大人だとは感じられないはず。つまりはそういう事です。

すでにこの時点で、問題を抱えた若者にしてみれば「理解力の無い大人」としてシャットアウトされる可能性があるのです。せっかく若者を支えたい大人も、この状況に気がつけないのは非常に悲しい事です。「よかれの精神」がウザい存在になるとか・・洒落にならないわけです

 

「価値観」や「思想」は時代と共に変わりゆく

僕は、若者の問題解決をする際の手段として、「過去に大人たちが過ぎ去った出来事と照らし合わせる」というのも少し問題があるかもしれないと考えるようになりました。僕もこのブログで自分のケースから人様に助言させて頂く事がありますが、「それが常に新時代の若者に該当させていいものか」という事は意識するようにしています。

オヤジのゴミ説教論に似ているのですが、「自分たちの若い頃の悩みは~して解決してきた」とかいう助言は、もう今の時代では関係ないんですよね。人間関係の悩みや、将来への不安といった悩みそのものは似ていても、中身(質)が変わってきています。

ニートに向かって”働かないと食べて行けない”を例に挙げ「昔は食いモンも無くてみんな遊ばず食べるために働くしか無かったんだぞ!」などの意見はアホの極みを晒しているようなもので、今の若者に食べ物が無かった時の話をしてもリアリティの欠片も湧かないわけです。「それならもっと現代的な事を言って下さいよ」という感じです。

 

また、僕はイジメにも悩みましたが、今の子とイジメ悩みの質が同じなわけないじゃないですか。ネットもまだ発展途上だった僕の時代は、人間関係に悩むと言っても今ほどケータイに締め付けられていません。将来の不安といっても社会全体のどんより感はまるで違う訳です。ネット普及の影響で情報に飲み込まれている子もいるでしょう。

要するに、「いつまでもアンタらの時代のままじゃない」という事なんですよ。大人は悩める若者がいた場合は、「現代の価値感」に合わせる必要がありますし、生き方や職業観といった多様に変化していく思想に対してもゆるく対応する必要があるのです。「バイト?人生やってけないね」とのは小学生でも言えるんです。

それならどうすれば生きられるのか考えてあげましょうよ。僕の親みたいに「人生リーマン」としか社会の仕組みを伝えられない大人が常識論を振りかざし、むやみやたらにゴミ意見をぶつけてる場合じゃないんです。共感も出来ない、理解も出来ない、若者の将来に希望を見せない。「じゃあアンタら大人は何ができるの?」という話です。

出来ない出来ないじゃ、ニートの僕と同じなんですよ。何も出来ない大人は、何も出来ない自分を見ているようでニートな僕たちにイラつくんですよ。なら見せてやって下さいよ、大人として子供たちをナビゲートしてやってくださいよ。

 

そこに大人たちの昔話は不要なんですよ。「俺たちはこうやってきた」は要らないんです。人生経験談として若者が大人に対して聞きたがるのであれば、それは伝えてあげるべきです。その上で必要なのは、現代状況を踏まえた上で若者の問題をどう解決していく手段があるのかを提示してやることです。もちろん専門的な話になると僕はわかりませんが。

何も出来ないなら、せめて人の心の痛みに理解を示す事くらい出来るんじゃないかなと僕は思うのです。

 

ニートは自立する前に大声をあげよ

上記の話を踏まえた上で、やはり僕みたいなニートは自立する前にギャンギャン社会や親に対して声をあげるべきだと思います。当事者やそこに近い状況にいる人の声はリアルかつ生々しいですよ。そこに重要なメッセージは必ず含まれます。次世代に受け継がれるべき問題解決のヒントが生み出されます。僕はそのヒントを大人に突きつけているのです。

最近だと戦後70周年の話がテレビで放送されていましたが、僕が報道を見ていて耳を傾けるのは、ドラマとかコメンテーターとかの話じゃないんですよ。聞きたくなったり、座ってテレビを見ようとしたのは、「被爆者やその家族」という当事者たちが語る瞬間なんですよ。「当事者」の声を超える物はありません。他は誰でも語れます。本に書いてます。

 

僕のブログは、個人ブログですし僕自身にも文章力がありません。同じような事も書いています。でも、徐々にアクセスして下さる人が増えたり、PVが膨れサーバー変更しないといけなくなるようになりました。これはまるで素人である僕が「不登校、ひきこもり、ニートとして当事者の経験を持っている事」が多少は影響しているからだとも思います。

僕も不登校から始まった「当事者」という思考の型を持っているオッサンでもあるので、意見や考えに堅苦しいところはありますが、若者の感性には敏感でいられるようにはしたいものです。

 

このブログには僕を含め不登校やひきこもりニートなどといった問題を抱えた若者に対し、文句を言いたい大人もいるでしょう。そういった大人たちが、今ひとつ自分の言いたい事が若者に伝わらないと感じているなら、「時代の流れ」という空気感を意識すると少し違うと思います。

彼、彼女らが身を呈してこの時代に疑問を投げかけてくれている姿に無駄はありませんよ。

 

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Comment

  1. よかったな、メタボくん。 より:

    メッタッボ♪メッタッボ♪
    まずその腹をなんとかしようなwww
    言いたいことも、
    わかるけどな。
    それを証明するには、
    自分で動くしかないのだよ。
    お前、いつも人任せなのな。

    • あらた より:

      匿名さん こんにちは。
      見事に論破されたようで言葉に詰まってますね。毎度公開もされないコメントをくれますが、いよいよ僕を攻撃する言葉が変わり始めましたよ。

      人って何も言い返せなくなった時、その人の力ではどうにも変えられない部分を攻めるんです。
      子供が悔し紛れに気に入らない相手を「デブ」「ブス」「バカ」などと使うアレです。子供は言葉を知らないので許されますが、匿名さんは社会人(自称)ですからね。
      少しくらい自分の頭と言葉を使って伝えてみませんか。人を不快にさせる事しか書けない人って最低ですよ。まだニートの僕の方が世間的にはマシな存在です。

      • やあ、メタボ君ww より:

        今日もご機嫌かねw
        さぞかし、
        ニート生活を満喫していることだろう。
        リア充の僕にとってみれば、
        どうでもいい事だがね。

        あ、それと・・
        君のことはこれから、
        メタボくんと呼ぶことにするよ。
        君の嫌いな努力をもって、
        そのお腹を改善することが
        もし、出来たなら
        その時は「アラタくん」
        と呼ぶことにするよ。

        〈今日のうちに、〉
        1キロでも2キロでも歩けたら、
        褒めてあげるよ。
        まあ、努力嫌いの
        君には無理だろうけどw

        また来るよ、
        メタボ君ww

        • あらた より:

          匿名さん こんばんは。

          いや~・・リア充が毎日のようにニートブログに粘着して批判コメントは残さないですよ。
          東京で消耗して疲れてるのは何となくわかりますけど。

          それと、au契約でわざわざアクセスしてもらっていたのに悪いのですが、どうも近々に匿名さんがここを見れなくなるかもしれないらしいのです。
          詳しくは知りませんし、まさかそんな事はないと思いますが。もしそうなったとしても、絶対に来て下さいね。

  2. tantan より:

    tantanです。こんばんは。

    敵意があるコメントをしたくなるぐらいアラタさんの記事を目が離せないってことですね。
    関心がない人はコメントなんてしないですし、そもそもアラタさんのブログを見たりなんかしないですよ。

    ところでサーバー移転大変でしたね。強迫性障害が出しながらの作業はさぞかし辛かったと想像できます。
    僕は強迫性障害(もちろん強迫性障害も持っています)ではないのですが、8月に病院でMRIを受けまして閉所恐怖症がでて叫んでしまいました。MRIはしんどいですね。。

    • あらた より:

      タンタンさん こんばんは。

      匿名さんが僕に敵意を向ける理由に見当はついていて、僕への嫉妬心から来ている物だと思っています。
      彼はここに寄せられる相談系の記事に対してもコメントを残されるのですが、僕が相談者さんからお礼の言葉を貰ったり褒められたりしているとなぜか叩いてくるのです。匿名さんなりの意見も添えられている事もあるのですが、「自分の考えが正しい」感を押し付けてくるので掲載することは無いですが。

      まあ、9割はゴミなので消してます。匿名さんなりに、ニート問題を考えたり意見したいのは伝わりますけどね。
      どうせ消されるコメントをするくらいなら、彼もツイッターなりブログをやればいいとは思ってます。

      強迫性障害は本当にきつかったです・・・。もう今年いちばんの確認恐怖だったような(笑)
      MRIを受けられましたか。閉所恐怖症の人って本当にアレは厳しいですよね。僕も入った事があるのですが、全然そういう恐怖感のない僕でもやっぱり圧迫感は受けるました。

      あれ、どうにか医療技術が進歩して変わらないんですかね。閉所恐怖症の人って多いと思うんですよね。

  3. めだか より:

    あらたさん、お久しぶりです。
    サーバー移転作業お疲れさまでした。
    移転中の閉鎖はとってもさみしかったですよー。こうして記事を更新してくださり、また楽しみが増えました♪

    今回の記事は、大人で親でもある私に訴えるものがありました。
    幸か不幸か忘れちゃうんですよね。
    そして、自分が苦労して(したと思って?)勝ち得た価値観だけを記憶に残して子どもに偉そうに言うんです。
    そう・・・バカなこともたくさんしてきました。
    そして、そのバカなこともあの時代だからできました。
    確かに今は全く違いますね。
    一例ですが、ネットも通信費が安くなりましたし、ラインなんてなかったし。
    そのお陰で不登校の息子は、遠くの誰かと繋がってゲームを楽しんでいます。

    以前相談させて頂いた状況とあんまり変わっていないのですが、息子とのコミュニケーションが気軽にとれるようになりました。
    PS3の中古を買ったとき悩んでいた私に、神対応なんてあらたさんが言って下さったんです。
    楽しいことをしていれば気持ちも変わるって。
    本当にその通りでした。

    コミュニケーションが取れるようになると、お互いに要求するレベルが上がってきますね(笑)
    息子からは欲しいものが高値になりますし、私は、クーラー使用頻度に気を使ってほしい、とか、こっちの懐事情もわかってほしい、とか。

    不登校になる前に言っていた私の当たり前を言えるようにもなってきました。

    確かに息子は感性の感度が良い方だと思います。自分の気持ちにも他人の気持ちにも。だから先読みして心配して不安になるのかなぁと。
    だから先に結果を伝えるようにしました。
    例えば、たくさんの本や高値のゲームが欲しい、と言われ、((本当に大人買いなんですよー(涙))買ってあげるからこれだけはやってほしい、と。
    前は、母:これだけはやってよ→息子:わかった→母:買う、という順番だったのですが、その順番を変えてみました。
    まずは安心させてからこっちの要求を伝えてみるようにしたんです。まーそれでも息子の要求が通らないと不機嫌になりますが、それはふつうですものね。

    息子は『ニート最高!』なんて言ったこともあり、まだまだ子どもだなぁなんて思います。そんな時は、『ずっとお母さんと一緒に暮らすってことだよ。あ、そうか、お母さんの面倒を見てくれるってことか。助かる助かる。』なんて言うと『いや、それは勘弁。俺はいつか一人暮らしする。老人ホームに入ってもらう』なんて言ってます(笑)

    不登校の息子がある日突然死んでいたりしないかな、なんて酷いことを思う日もあるのですが、上記のようなやりとりもあり、部屋で大声で楽しそうに誰かと会話しているのを聞いていると安心させられたり、日々気持ちがいろいろです(苦笑)

    あらたさんの当事者であった事実と当事者であるからこそ書ける記事は、本当にありがたいです。当事者は、なかなか気持ちの整理がつかず文字にしたり発信したりすることって難しいんじゃないかなって思うからです。

    これからも楽しみにしています♪

    • あらた より:

      めだかさん お久しぶりです。
      移転中にも楽しみにして頂きありがとうございました!

      僕もなんだかんだで学生時代は鮮明には覚えていないところも多いんですよね。忘れられるから生きて行けるという部分もあるのだと思います(笑)

      この記事に関しては、全面的に大人を挑発した書き方をしているので非難も浴びてます(笑)めだかさんのように本質を汲み取って読んで頂けている方が多いと助かるのですが・・ウチの親なら怒ると思うんです(笑)

      息子さんとコミュニケーションが順調に取れていると言うのは良い傾向だと思います。どうしても社会との繋がりが薄くなっていくと、親が心配して子供との間に変な壁が出来安いのですがそういうのが薄れているのはお母さんであるめだかさんの力でしょうね。僕の挑発記事でも怒らないなど、考え方に柔軟性があるからだとも思います。

      親が柔軟に考えてくれると子供はすごい楽でいられますからね。息子さんもそういう部分を感受性の影響で読めてるのかもしれないです。伝わらない子は伝わらないので良い関係だと思います。

      僕もここで色々と書きながら、いざ自分が親の立場になったら絶対に対応に困るだろうなと考えたりしています。問題に向き合い続ける親になれるのかな・・と。まだまだ子供の立場で発信していきますけどね(笑)人ってすごく難しいと思います。

      それでは失礼いたします。

  4. サナギ より:

    初めてコメントしますがいつも楽しく拝見させていただいてます。

    僕は対人恐怖症、強迫性障害などに苦しんでいますが派遣や倉庫のバイトなど転々としていますが半年前に辞めたので今はニートです。
     
    ほんとここに書かれていることが僕の意見とまんま合致していたのでまるで僕がブログ書いてるのかと思いました笑

    これからも拝見していきたいと思っています。

    • あらた より:

      サナギさん はじめまして。
      いつも読んで頂きありがとうございます。

      色々な症状を持って働くだけで大変ですよね。
      転々としながらでもバイトされていて努力されていると思いますよ。働いて辞めるの繰り返しもアリですよ。
      僕はもう2年ほど働いて無いのですが、まだ働く気が無いというニートぶりです(笑)

      意見に合致していると言われすごく嬉しいです。これからもお暇な時はのぞきに来て下さいね。
      それでは失礼いたします。

  5. tantan より:

    こんばんはtantanです。
    アラタさんのダイエット記事読みました。
    私事なのですが身長が183cmで去年3ヶ月で83kgから63kgのダイエットをしました。僕は走ることが比較的楽にできたのでジョギングと食事制限をしました。食事制限はサラダ、豆腐しか食べませんでした。結論から言うと短期間のダイエットは体壊しますのでよろしくありません。
    おすすめするやり方は自分が楽に続けられる運動を探して炭水化物を制限するやり方がいいと思います。習慣を見直すだけでも違いますよ。

    • あらた より:

      タンタンさん こんにちは。

      本当に体を壊しそうな勢いで痩せられてますが「走るのが好き」というのは大事ですね。
      何事も「好き」とか「楽しい」と感じないと続けるのは困難ですので。。

      炭水化物には気をつけようと思います。ありがとうございます!

  6. rinrin より:

    こんにちは。
    rinrinです。
    あらたさんの記事をうちの両親にも読ませてあげたいと思いました。
    戦時中の食糧難で貧乏だった親は、家が生活に困ってることが分かってたから新聞配達をして親に仕送りをしただの家の手伝いをしなかったら怒られてたので、友達が遊んでても自分は家事をしてただの、それこそ説教をよくしてくれます。
    だから私にも頑張れとよく言っています。
    どんなつまらない親でも親は親なんだから、親には尽くすものだと。
    それこそ「あんた、時代が違うんだよ!」と言いたいし、私もよくそう言っていますが、「人の心に時代は関係ない」と言い返されます。
    家にいたら肩身がせまいだろうとか何とか言われるので、私も少ない障碍者年金のなかから2万ほど家に入れています。
    8万の障碍者年金から2万なので、けっこうきついです。
    以前それを親に言ったら、「まるで私たちがあんたの年金を横取りしてみたいじゃないかと言われ、あんたの食費は2万じゃ足りてないんだけど」と言われました。
    本当どうにかなりそうです。
    でも、私も一応親に世話になってるという意識は持ってるので、最近は言い争いはしないようにと距離を置いていますけどね。
    そういう両親なので、小さいころからあまり私をほめてくれたことはないし、怒る時も二人して全力でかかってきます。
    私は一人っ子で障害もあるので、たしかに送り迎えなど両親にはたくさん迷惑もかけてきたし、してもらったこともたくさんあります。
    今でも食品の買い物など頼むことはいろいろあるので、それを文句言いながらもこなしてもらってることにはたしかに感謝していますが、ほめてもらったり抱きしめてもらったり、そんな記憶はあんまりないんですよね。
    小さいころに抱っこするのはどんな親でもできるとは思いますが、ある程度大きくなって物心ついてからも、子供をほめたりすることって重要だと思うんです。
    むしろ、物心ついてからの方が親に褒められたり抱きしめられたり、何かあった時に慰められたりすることって必要だと思います。
    でも、そういうことって親世代になるとだんだん忘れて行くんですよね。
    親にも子供だった時代はあったはずなのに。
    私もあらたさんのように親を恨んでいるところもあります。
    もちろん感謝している部分もありますけどね。
    これは私の持論ですが、親は望んで子供を産んだのだから、育てるのは当たり前で、子供から心配や迷惑をかけられてなんぼ。
    これを親が読んだら「けしからん」と言われそうですが、私が親になったら子供にそう言ってあげたいです。
    なんか話が少し横道にそれてしまいましたが、私たちも含めて大人はもっと時代の流れに柔軟に対応していかなければいけないんじゃないかと私もそう感じました。
    それでは、失礼いたします。

    • あらた より:

      リンリンさん こんばんは。

      親の時代と同列で扱われるのは辛いですよね。昔は昔の苦労があった事は理解できますが・・。それこそ今の時代から見れば、恵まれていない事も多くあったのは事実ですからね。ただ、今は今で昔に比べ失われた物や、面倒になった物が出てきたのも事実です。こればかりは、両方の時代を生きられないので比較するのは難しいですけどね。

      親御さんと言い争いをしないよう距離を取られているというのは大事だと思います。家族間で争って消耗を続けている人は世の中に多くいますからね。僕もそれが原因で社会活動に支障をきたすという方にもいくらか出会ってきたので理解できます。親という存在が味方になってくれないケースは辛いですよね。ただ親御さんも悪気はないので、余計にタチが悪いのですが・・。

      リンリンさんの持論に同意見です。僕は「産んだ以上、育てるのは当たり前」というのは本気で思っていますし、「子供は心配や迷惑をかけてくるもの」という認識でいます。こう考える事は自由ですし、別に持っていても問題ない考えだとも思います。「産んで貰った以上、親には感謝するもの」という考えばかりの押し付けはおかしいですからね。

  7. サナギ より:

    サナギです。
    返信ありがとうございます。
    最近は派遣やアルバイトにも緊張して電話できていませんがまた働くと思います。

    派遣でもアルバイトでも働くことがいかにきついか本当に身に沁みますよ。生きるって大変だなと。

    これからもあらたさんのブログ見ていきたいと思います。共感できる部分がいっぱいあるので心の荷が軽くなります。

    • あらた より:

      サナギさん こんばんは。

      こちらこそ、いつも読んで頂きありがとうございます。
      電話もハードルがあるので緊張されて当然だと思います。僕が派遣に電話してた頃は、ある程度心を落ち着けないとできなかったので(笑)
      意識が働く方向に向かっているだけで、十分に頑張っていると僕は思いますよ。

管理人:あらた


詳しくはこちらで

不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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