*

地方活性のカギは「地元祭り」愛媛の新居浜太鼓祭りがヒントに!

ブログを休んで愛媛県は新居浜市の太鼓祭りに行ってきた。
松山と違い田舎ではあるが、自分の生まれた故郷で大変愛着がある。

 

そんな太鼓祭りは祭りファンには有名で
高知の「よさこい祭り」
徳島の「阿波踊り」
愛媛の「新居浜太鼓祭り」

 

と言われており、四国三大祭りの1つだ。ちなみに日本三大喧嘩祭りにも太鼓祭りは属している。

 
他県は知らないが、愛媛には他にも有名な祭りが多く存在していて元々祭りに対して
愛着の強い県民性。どこに行っても自分たちの祭りに対する地元愛がすごい。

 

ひとまず太鼓祭りの画像を見て頂くと分かりやすい。

 

新居浜の祭りは男祭りと呼ばれ太鼓台と呼ばれる
山車を男性たちが力を合わせて担ぎあげる。一般のみこしとは違いかなり大きい。

 

この太鼓祭りが、毎年10月の16~18日の3日間だけ開催されており
新居浜市民を熱狂の渦に巻き込む。

 

県外に出ている地元民も
「盆正月には帰れなくても、祭りにだけは帰ってくる」と言われるほど。
実際に、都会に仕事で出ている人が祭りにだけ帰省するという話は、新居浜の常識という認識だ。

 

 

証拠に厚生労働省から「有給休暇を使い新居浜太鼓祭りに参加しようポスター」が出ている。
見て頂くと国から応援される祭りという新居浜熱が多少は伝わるだろう。

 

 

 

ご覧の通り熱狂的な新居浜の声は国にも届いているおり、市民の有給取得を応援してくれている。
しかしポスターだけでは、まだまだ新居浜にも浸透しておらず、せっかく厚生労働省が
後押ししてくれても、祭りの3日間の全てを休むというのは新居浜市民でも難しいようだ

 

 

地元企業は休みに理解があっても、大手チェーン店などは休みになりにくい。
しかし、大手企業も含めた新居浜の会社がこの祭り3日間をすべて休みになるように変化すれば
田舎となっている地域の活性化モデルになるのではと考えた。

 

新居浜だけの問題と考えず、祭りの盛んな地域の人も考えてみて欲しい。

 

なぜ祭りを休みにしないといけないのか?というのは
祭りで休めない事で起こっている新居浜の問題を考えた結果なので気楽に読んでもらいたい。

 
地元を支える若者の県外流出が止まらない

 

 

新居浜は年々人口が減っている

理由は若者が、市内で働かずに松山まで出てきていたり、県外へ出たりするためだ。
不況の時代に新居浜で就職というのは、仕事の幅も狭くあまり若者が故郷に止まって
働くというメリットが少ないのも影響している。

 

娯楽施設と言えば、イオンのような場所になり現代の若者には刺激が少ない。

 

地元に残り働く若者は、地元に根付いた企業や大手チェーン店などに就職するか公務員の道だ。
しかし採用枠も少ないので、自然と外に出ていかざるを得ないケースもある。
それによって労働者も高齢化が進んでいる現状。

 
また先ほども書いたように大手だと祭りは休みにならないデメリット付きだ。

 
地元で手厚く大手に勤めても祭りに休めないなら、少し都会に出て仕事の選択肢を
広げた方がいいと考えるだろう。

 

しかし、地元から出てしまうと「祭りに休む」という新居浜の常識は通用せず
結果的に働く以上は3日連続で休むことができないと諦めなざるをえない現状になる。
これではいつまで経っても新居浜の祭りをみんなが楽しめるという状況がやってこない

 

 

これがもし新居浜市内で勤める場合、祭りは3日連続で休みになるというのなら
祭り好きな若者の流出に歯止めのかかる好材料になるケースも増えるのではないかと思う。

 
人によっては「祭りごときで、そんなに影響が出るわけが無い」と思うだろうが
その祭りに命をかけている新居浜市民はとても多い

 

 

男性だけでなく、女性も熱狂的であり本当に市民全体が祭りには変わる。
祭りになると、法被を来て男らしく歩く男性と同様に、女性も化粧やオシャレを
前面に押し出しイキイキとした表情で太鼓台を追いかける。

 

年頃の女子も太鼓台を必死に追いかけており、新居浜祭りの絶対的な魅力には男女など関係無い。

 
仕事を休めない「かき夫」と「保護者」の影響

 

地域から人が出て、祭りに休みが取れないとなると「かき夫」という太鼓を担ぐ人が減る。
地元企業などは基本的に休みになる風習があるが、大手チェーン店などは年中無休

 
「祭り?何それおいしいの?」の勢いで、大手従業員は働かされているが
この大手社員のほとんどは、地元の人で埋まっている。こうなってくるとみんな祭りに
休みたくても休めないので、交代で3日間をやり繰りする

 

 

年にたった3日しか開催されない祭りなのに、働かなければいけない・・休めない。
こんなに酷い話は無い。郷土愛という地元の魂が握りつぶされている

 

 

平日などで人が集まりにくい部落の太鼓台は、差し上げ(太鼓台を持ち上げる)が出来ずに
他の地区の人に手伝ってもらう事もあるくらいだ。

 

また、かき夫とは違えど、太鼓台を担ぐ事に関係の無い人でも休めないと問題が発生する。
たとえば子供を持つ、父親や母親の労働者層だ。

 
新居浜祭りには子供の太鼓台も存在する(大人太鼓台の小さいバージョン)
こういった子供のための行事には、必ず保護者という大人が引率しなければ
運行することができず、祭りが平日開催などで休みを取れない場合には
大人不足が発生し、やむなく子供の太鼓台が運行停止となる事も

 

 

子供は伝統を受け継ぐ宝でもあり、大人同様に1年に1度の祭りを非常に楽しみにしている。

 

大人ならいざしらず子供が楽しめないという祭り事情になる社会は健全ではない

 

 

大手企業が祭りを休みにするメリット

 

 

企業のイメージアップ

 

 

どんな企業であれど、地元の祭りを応援してくれる企業は愛される。祭りだからこそ
かきいれ時で稼げると考えがちだが、楽しい祭りの時期に出勤させられる労働者からは
愛されないだろう。

 

 

毎年休めない労働者が愛想を尽かして、会社を出て行く事は
祭りの盛んな地域であれば十分に考えられる。これは会社側の大きなリスクでもある。

 
逆に年に1度の祭りくらい休みにし、また1年後のために頑張ろうという気持ちに
させてくれる企業であれば少々の厳しい仕事でも、この会社のためなら頑張ると
思ってくれる人も増えるのではないだろうか。

 

損して得をえるという考えだ。

 
祭りは絶対に休みにするという企業=祭りに協力的という印象を持たれ
「あの会社は地元の祭りに対して理解がある」と従業員を休ませるだけで
イメージアップ戦略に繋がる。

 

これは地方というコミュニティであればあるほど周りに印象の良さは伝わる。

 

 

例えば祭りと言えば飲み食い。祭りの前後に、休ませてくれる企業から
前もって買い込んでおくという発想にも繋がる。決して損だけでは無い。

 

 

スポンサーリンク

 

「祭りは休む」規約が組織の売りに繋がり優秀な人材確保に繋がる

 

何度も触れている話だが、祭りが好きでも県外に出て行く若者の中には
どうせ地元で働いていても祭りには出勤させられ休めないと諦めている人もいる

 

そうなると県外に出て働く事とさほど変わらないため
若者好みの環境のいい都会に人材が流出してしまうのは当然の流れとも言える。

 
県外で就職すると周りと被らず祭りに休みたいという希望が出せそうだが
企業によっては祭りに理解も無く休めない悪循環も起こりがちで
どちらにせよ祭りを楽しめなくなるケースも考えられる。

 
それなら最初から、「祭りには必ず休ませるから、しっかり働いてくれ」と
地元にやってきている大手企業が提示する事で地元に若者が集まる理由にも繋がるだろう。

 

 

祭りに熱の無い地域では考えられないと思うが、「祭りに休める」という
労働条件は地元祭りを大事にしている住人に取ってはありがたく、少々つらくても
仕事を離れない最大の動機となっている例もある。

 
これは、地元祭りの盛んな地域に根付くつもりの企業には、働き手を確保する「売り」に繋がり
例え地方であっても優秀な人材も取り込むチャンスに繋がる

 
県外に出て祭りに理解の無い会社で働くと帰省しにくいデメリットが発生するため
祭りのために生きる地元っ子には企業のアピールチャンスにもなるだろう。

 

 
地元の祭りから地域の活性化を

 

 

今の時代「田舎や地方は取り残されて行く」というニュースは非常に多く
収入や教育面など様々な面において、地方と都市の間で格差が広がっているとも言われる。

 

 

しかしこういったニュースは端的な話で、まだ地方の可能性を捨てるには早計だ。

 
読者の方にも、有名な祭りがある地域で産まれ育ち、地元の祭りに対して
愛を感じている方もいらっしゃるはず。しかし大人になり仕事を始めると
いつの間にか「祭りで仕事を休むのは非常識」という声が出てくる。

 

 

実はこの非常識という基準も曖昧な話で、読者の方にも

愛媛新居浜の祭り?知らねーよw
そんな祭りのために休んでも、ほかの社員に迷惑なだけ!

 

と思っている方も多いだろう。

 

そして、僕自身もそういった声が一般的だと認識している。
なぜなら、祭りと言っても結局はみんな地元の祭りにしか興味が無いからだ。

 
しかしこれからの時代は、そういった個々の想いを大事にする社会や企業が増える必要性がある。
祭りなど年に一度のイベントであるため、有給休暇の消化の理由として当然であるべきだ。

 

 

 

祭り好きな人には、大人になっても地域の祭りに参加するための土台や環境が
整っている事は大変な励みになる。思う存分に地元を愛せると言うのは
現代社会では求めづらい部分が大きいため改革できる部分だ。

 

 

祭りが活性化していくことは非常に素晴らしいこと。
観光客などの出入りも増えて来ると、地域経済の活性化に繋がる。

強引かもしれないが、地元の祭りでそう感じた。

 

 

終わりに

 

実際のところ祭りに開いていないと困る店って少ないです。県外から来た人へのお土産販売や
宿泊する場所くらいですかね。課題は残りますが、地方活性の起爆剤に
祭りは大きく貢献できるイベントだと考えています。警察、救急隊の方は毎年お疲れ様です。

 

 

見た目は祭りタイプでは無い管理人あらたのプロフィールはこちら

 

■漫画ファンとしてレビューしています■

ニートが選ぶオススメの100冊前編★1~100位

ニートが選ぶオススメの100冊後編★101~200位

面白い漫画ランキング2015入選作★【随時更新中】

素早く読める「1巻で完結する漫画」まとめ【随時更新】


  ■ニートの就活体験を活かした就労テクニック(人気順)■

履歴書の「長所と短所」に悩むならリクナビ診断をコピペしとけ(人気就活の記事)

ニートが教える履歴書の書き方(改ざんすら示唆している悪知恵)

ニートに役立つ職務経歴書の埋め方(空白期間を埋めるテクニック)

ハロワへの不満をニートがぶちまける(愚痴記事がなぜか人気)

■運営者プロフィール■

1ページでわかる!管理人あらたのプロフィール
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket


関連記事

SMAP解散に思う~人間関係が悪化した職場は辞めるべき理由3つ ~

SMAP騒動から数か月。やはり解散必至との報道が・・。真相は不明ながらも事務所内のイザコザか

記事を読む

青島(猫島)の場所はどこにあるの?ダッシュ島(由利島)の隣です!愛媛で猫を飽きるほど見るならココしかない

愛媛のとある島には、猫が大量に生息しています。島の名は”青島”といい、トキオの鉄腕ダッシュに

記事を読む

「爪を噛むクセ」が治らない理由とリストカットの関係性をニートが考えた

  冬場の悩みと言えば手荒れ。基本的に皮膚が弱い俺は、手先もかなり荒れてしま

記事を読む

デング熱よりも拡散する!?はあちゅうがすごい!(喩えが悪い)

        拡散力といえ

記事を読む

ニートの取り巻きは「正社員宗教」を脱退してくれない?

    ニートになり社会から離れると、親を含め周囲の人などの

記事を読む

都会のメイドカフェって疲れない?愛媛のメイドカフェは超ゆるい【漫画付き】

  メイドカフェに読者の方は行かれた事はありますか?都会に住まわれている方な

記事を読む

現代の安定の概念こそ不安定じゃね?「移住」に関する講演を聞いてきて思うニートの考え

  イケダハヤト氏が愛媛にやって来るという事で行ってきました。僕は今のところ

記事を読む

風邪を引いたら会社なんか「休む」以外の選択肢は無いだろ!?

  寒い季節になった。俺はアレルギー体質も後押しして冬場になると鼻水が止まら

記事を読む

低所得なら副業しろ?簡単に言うな!気力を吸われる社畜脳の現実~バレるかバレないかを気にさせるブラック企業の洗脳気質~

    今日は社畜ネタで書きます。中には社畜と言われるとイラ

記事を読む

西村知美のブログが怖い理由★こだわりと強迫性障害は紙一重

    10月4日の有吉反省会を見ていたら強迫性障害なのでは

記事を読む

管理人:あらた


詳しくはこちらで

不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
ブログ歴2年のぼくが「今年買ってよかったと思った物ベスト10」

もう12月。1年を振り返って、今年のお買い物について考えていま

どん底の底辺フリーターに生涯賃金の話をしても意味がねえ!

「効率よく時給1000円を稼ぐ方法ってどうすればいいのだろう?

光目覚ましインティは、寝相の悪い人にも効果がある【父で実験】

「朝が苦手で、アラーム音が何度も鳴るのがストレス」 これ

仕事の要領が悪い人に、「生産性の低い」上司は近寄らないでw

あいつは何をやらせても要領が悪くって・・ 作業の速度が遅

島田紳助に学ぶ仕事の極意「紳竜の研究」を買いました

極楽とんぼの山本が復帰したようで。そんな復帰の話で思い出したの

→もっと見る



  • ☑毎朝のアラーム音が苦痛でツライ
    ☑自然に起きる生活を送りたい
    ☑ニートの子供が昼夜逆転して朝起きられない

    生活リズムが崩れて、昼まで寝ていたぼくが朝起きられるようになった光目覚ましインティ。

    自分で起きるのが苦痛な方」や、「朝起こしても起きられないお子さん」にオススメな目覚まし時計です。 ぼくも使ったレビューはこちらです
PAGE TOP ↑