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風邪を引いたら会社なんか「休む」以外の選択肢は無いだろ!?

 

寒い季節になった。俺はアレルギー体質も後押しして冬場になると鼻水が止まらない。他人と比較するとかなり重度な方だ。脳から何か垂れ出るかの如く、延々と鼻水が落ちるのでパソコンを触っている今もティッシュは手放せない。

鼻水と言えば、この時期になると風邪を引く人がかなり増える。軽い症状であれば、クシャミや咳、鼻声になる程度か。きちんと自己管理していても、これだけ気温に変化があれば対応できないのも人間の身体として当然だ。

しかし問題は、風邪と言ってもある一定のラインを越えてしまう状態になると大変だという事。先ほどに述べたようなクシャミ、咳のレベルで止まらない人もいる。発熱や、吐き気、頭痛などでフラフラするなど人によって症状は様々だ

こういった、仕事に支障が出る状態でも出勤する人のなんと多い事か。俺はこういった人たちには疑問を持っている。無理してでも出勤する必要はあるのだろうか。風邪を引いていても出勤を推奨する人々には大体の決まり文句がある。以下のような言葉だ。

 

「風邪でも出勤するのは社会人として当たり前」
「別に風邪くらいで仕事を休まない」
「周りが頑張っているんだから迷惑はかけられない」
「自分がいないと職場が回らないので」

 
こういった言葉を、身体の調子が明らかにおかしい時に出勤してくる本人が普通に使っていたりする。俺はこの言葉がおかしく思えて仕方が無い。俺は「風邪を引いてしんどいなら休んでしまえばいい」という考えだからだ。読者の方はどう思うだろう?人によって様々な意見があるだろう。

今日はそんな「風邪を引いたら休むべきか」について考えてみた。

 

風邪を引いてんなら仕事せずに家で寝てろ!

 

 

現在ニートの俺だが、バイトをしていた頃は体調を崩しても出勤する人を見てきた。俺はインフルエンザなどの流行病だけが休む理由に該当する病気だと思わない。風邪で出勤する人の中には、インフルエンザ並みにキツそうな状態の人もいた

クシャミ、咳が止まらない人、気持ちが悪いと言って結果的にトイレにこもる人。途中で早退して帰る人。少し横になって回復を待つ人・・。このような姿を見ていると、日本人の労働観はやはりおかしいと思ってしまう。こんな労働環境が当たり前のようになっている職場は異常としか思えない。

早退する人などでも、とりあえず出勤して仕事をやれるだけやってみようという姿勢なのだろうけど「最初から休もうよ」と言いたい。子供なら経験値が浅く体調の変化を予測できないので仕方が無い。しかし予測できる良い大人は最初からわかるだろう。

 

早退せずとも、クシャミや咳も出てるならインフルエンザでなくても他者にうつすかもしれない。これは日本社会の残念なところで、インフルエンザなどの明らかな流行病などでないと休んではいけないという風習が根付いてしまっている事が大きく影響しているのだろう。

しかし他者に感染するリスクを考えて休むインフルエンザの意味をわかっていない。クシャミ、咳でも十分に他者に感染する。流行病と言われる時だけ休むというのは、いかに上辺をなぞっただけの社会かを物語っていると思う。「形だけ制度を作りました」をわかりやすく表現しているようだ。

不調であってもとりあえず出勤して、働くためのやる気はあるのだという姿勢を見せないといけない社会もおかしく不健康だ。やる気とか、根性とか気合とか。こうも理にかなわない行動を取る社会人に対して嫌悪感を抱いてしまう。他者にうつすかもという観点の無さが嫌いだ。

 

たいてい俺も職場では風邪をうつされていた。バイトといえども、うつされたら仕事に支障が出る。こういった周りにうつるリスクに関しては軽く見られている事にも腹が立つ。

 

頼むから家で寝ててくれ!風邪をうつさないでくれ!

本当にこう思う。

 

カトパンが休んでも世の中は回る

 

フジテレビの人気アナウンサーである加藤綾子アナ。彼女は最近、番組途中で倒れて緊急降板したと話題になったのを覚えているだろうか。その日はテレビに復帰する事は出来なかったが、後日また元気な姿を見せてくれた。

何が言いたいのかと言うと「自分1人でも欠けたら仕事が回らなくなる!出勤しなくちゃ!」と誇らしげにブラック自慢している人の言動は嘘だと言う事。ブラック自慢は別にいいが、誰か欠けて回らない仕事なんて世の中の一般的な職業には存在しない。

 

一国を担う総理大臣でもコロコロ変わり続ける日本。そもそも本当にこの人がやらなきゃ、現場が回らないので大変という仕事は無い。

もし仕事直前に風邪でなくとも急な葬儀に出ないといけないという人がでたら?急に大病を患って救急車で運ばれて入院したら?もし、命に関わるような状態に陥る人が出たら?

 

そう考えると、「世の中には変わりが利かないという仕事などまず存在しない」と気がつかないといけない時代になったと考えるべきだ。いい加減、国民の意識が奴隷脳になっている事に対して疑問を持つ必要があるのでは?俺はそう問いかけたい。

たとえ仕事においてかけがえの無い人であっても、都合次第では変わらざるを得ない事はある。自分じゃないと出来ない!という仕事は確かに存在するかもしれない。しかし、「あなたが仕事をしなくても世の中は、平然と回ってしまうよ」という話だ。

総理大臣だろうが、人気アナウンサーだろうがいなくなればなったで何とか回る。この人じゃなきゃいけないというのはあまりにも乱暴な考えだ。

 

「体調不良でも職場に出る事に意味がある」といった事に美学を感じるような社会は不健全な証拠でしかない。風邪を引いても「一生懸命に働いてたら忘れて治る!」みたいな頭を使わない馬鹿な理屈を述べている事と何ら変わりは無いと気付くべきだ。

病気が根性で治るなら医者など存在する必要は無い。

 

周りからよく見られる為なら、風邪をうつしてもいい社会

 

 

インフルエンザくらいになると休まないといけない。これは感染力が極めて高く、万が一にでも他者に感染させると大変な事になるからだ。しかし、これはインフルエンザに限らないと思う。風邪であっても感染すれば、大きな体調不良を起こす人もいる。

インフルエンザの出勤はダメで、風邪は出勤しても良いと言うのは結局は国レベルでインフルエンザは休めと言っているから休んだというレベルでしか無い。風邪くらい軽く済むと言うのは、個人差を簡単に見過ぎている。風邪でも大きく不調になる人はかなり存在する。

 

なぜ、体調を崩しているのに無理をしてでも出勤する必要があるのか。風邪も人に感染させるリスクがあるのに対して、彼らはそれを無視する。そして冒頭でも書いたような、休まない決まり文句を放つ。

パターン的には先ほどから述べてきたとおり「周りに迷惑を掛けたらダメだ」「自分がいないと仕事が回らなくなる」などが代表的な言葉として挙げられる。彼ら曰く「社会人としての責任」をまっとうしているらしい。でもこれって本当におかしい。

 

体調不良で働かないといけない人は北斗の拳に出てくる奴隷状態の人だ。ムチでシバかれて働かされている人と変わらない。誰だって身体の調子が悪い時くらい休みたい。それでも「社会人としての責任」と言いながら出勤しないといけない風潮がある。

何でこんな風になってしまったのか。俺には「社会人としての責任」という言葉の背景にある本当の心理が垣間見えてしまうせいか、非常にこの言葉が嫌いで気持ち悪い。「社会人の責任」と言うと聞こえは良いが、実はこの言葉こそが本心を隠す盾となっている。

 

「周りに迷惑を掛けたらダメだ」と思う理由や、「自分がいないと仕事が回らない」と思う背景が日本の労働環境問題を象徴している。「責任」を振りかざす人の本心は次のような感じだろう。

 

「風邪を引いた程度で休むなんて」と周りに思われたくない
自分が休む事で欠けた仕事の負担が他人に行くのがマズイ
他者に休まれても困る。仕事の負担が増えるから少しでも出てきて欲しい

 
こんな感覚じゃないだろうか?同調圧力の方が働いている日本特有の考えだ。

 

「仕事は休みたい。だけど出来る事なら自分は悪く見られたくない」という本心が隠れている。

 

結果、風邪をうつすリスクよりも出勤しない方のリスクを恐れるようになっている。そこで、「社会人として」や「責任」という言葉を良いように使う。「責任のため」という言葉を振りかざせば、風邪を他者にうつすかもしれない状態で出勤しても許されるのだろうか。

 

他者に対して優しくない日本の労働環境

 

インフルエンザであろうが、風邪であろうが感染させられた側はめちゃくちゃ迷惑を被ると言う事が全く優先されない社会はおかしい。病気の当事者である本心も「体調が悪いなら休む方がいい」という事すら言ってはいけない風潮がある。

むしろ逆に責任感という盾を前面に押し出して働く事こそが重要となってさえいる。

 

これは絶対おかしい。社会人としての責任というなら、他者に風邪をうつさないように休む事。そして同僚も休ませてあげるのが本当ではないか。職場の人が休んだと想像するとわかる。

 

「あいつが休んだせいで負担が増えた」
「忙しい時期に1人欠けてこっちの迷惑を考えろ」

 

休む側はこう思われるのが嫌だし、実際にそう思われたくないから病気でも仕事に行く。でもやむを得ず休む人が出た場合「迷惑な奴」と思ってる人が職場にいるというのはどんな職場だろう。同僚であり仲間である存在の体調不良が迷惑行為!?と考えてしまう。

病気で休んだ人を「社会人としての責任を守れていない、自己管理がなってない」と責める発想はかなり貧しい考え方である。人を想いやれない社会、企業ってどうだろう。人間である以上、体調管理していても予想外な事が起こって当たり前だ。

 

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俺は、他者が休んでも何も思わない派

 

俺もバイト時代には、同僚の人が風邪に限らず休んだ光景を見ている。しかし、何も問題ないと思う。1人減れば仕事量に負担がかかるのは当然だし、きつくなるのはわかる。負担も実際にかかることは経験している。労働力が欠けるというのはそういう事だ。

でもそういう状態も予測するのも社会人だと思っている。「休まれたら困る」というのは突き詰めると「みんな他者を当てにし過ぎ」という事。誰かが休んで困るような会社は、そもそも上の危機管理意識が無い。人材が少ないから仕方が無いというのは言い訳にしかならない。

 

人はいつどういう形で仕事を休むかわからない。ひょっとして辞めるかもしれない。そういう事を想定に全く入れずに、他者を叩いている社会人が滑稽で仕方が無い。最悪のケースを想定しろと思う。

あの人は休んだ、この人も休んだ。俺はそういう風に思わないが、労働環境における周りの圧力は感じ取れてしまう。今回の記事を書きながらも、やはり体調不良で休む事にも抵抗を感じるタイプだ。

 

他者に甘えるなと言う社会人が、結局いちばん職場仲間という存在に依存しているだけでは無いだろうか。便利な言葉だと思う。「社会人として」「責任を持って」「迷惑をかけないように」これらの言葉を放つだけで、他者の心を拘束し続けるのだから。

身体を壊した時くらい安心して療養できる社会であって欲しいと切に願う。

 

 

風邪で休む話ではないですが、綾瀬はるか主演でドラマ化もされている人気漫画です。

 

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