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不登校、ひきこもり、ニートの当事者を放っておく理由~ささくれさんへお返事です~

ささくれさんからお寄せいただいたコメントにお返し致します。

 

コメントありがとうございます。

私が楽になっても息子が見捨てられたと感じるとしたら、やはり、家の処分は進められません。
もし、あらたさんのご両親が、お互いの為と考え、処分となったら、どう思われますか?
唐突で申し訳ありません。

 

温かいお言葉に、励まされ朝を迎えています。

今日は、愚問と知りながらの相談です。私自身のテンションが上がり下がりが、大きいので困惑させてしまっているかも知れませんね。すみません。
籠もっている人には、放っておくのが良いらしいですが、そのままでは、本人だけでは、改善するきっかけなども、掴めないと思うのですが、どの様なものでしょうか。
家族は、ひたすら自分たちが籠もり人に負担をかけない様に
楽しそうに暮らしてれば、良いのでしょうか。
息子は益々、殻に閉じこもる傾向にあり、弱り果てています。

 

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親御さんも気分の浮き沈みがあっていいのです

ささくれさん こんにちは。
コメント頂きありがとうございます。

そうですね。確かに、親御さんが楽になっても、自分の息子が・・と考えると結果的に楽にはなれない面もありますよね。特に、ささくれさんのように、真剣に子供さんの事を考える人ほど全てを投げられないと思います。親御さんとしての「責任」をしっかりと自覚されており「どうにかしないと」と思うほどそう考えてしまうと思います。

僕の両親も、ちょうどささくれさんの言っているような事は言っています。「家売って故郷に帰ってしまおうか」という感じです。僕は正直「ふざけるな俺の家がなくなる!」とは思いますが、親がそう思うのならそうなるのかなとは思っています。その時は、親の人生として親たちが決断しているので、受け入れざるを得ないという感じです。

もし、そうなれば、その時は家を借りる予定です・・・。

 

ささくれさんのテンションが上がり下がりするのは別にいいと思いますよ。確かに僕は、親御さんの様子を見て子供は影響を受けるとは書いていますが、親御さんも人間ですのでその時によって様子が変わるのは当然です。出来れば、どっしり構えていてくれたらベストですが、無理はしなくていいと思っています。

ささくれさんが必要以上に頑張るのは大変ですからね。

 

「大人」だと思って子供を放っておく

放っておくというのは本当に難しいですよね。僕も当ブログで放っておく事をよく勧めていますが、なぜ勧めるのかと言うと子供さんも「1人の大人」として見てあげて欲しいという意味合いがあるんですね。

確かに引きこもっているのは「子供」なのですが、親がその子供を見る際には「1人の大人」という感じで、自分と同年齢の人という認識で見ながら少し心の距離を置いてみてください。

 

今、ささくれさんの目の前にいる息子さんは「子供」だからこそ、この先どうにかしてやらないと復帰できないだろうとか、このままではずっと籠りそうな気がして心配だと思われてると思うんですね。相手が大人だと思えたら、ささくれさんがおっしゃっている、「もういい加減に別々に暮らす方がいいわね」なども少し気軽に言えると思うんですよ。

「子供」と思えば思うほど、ささくれさんを含む保護者の方は心配をしてしまいますし、さらに過干渉にもなりがちです。「この人は同い年の大人なんだ」と見れば、いつでも「あなた、もういい加減に大人なんだからしっかりしてよ」と突き離せると思います。心の距離から少しずつ、親と子の関係を離して行くように心がけてみて下さい。

 

もちろんこれは、子供さんにもいい影響が出ます。引きこもり当事者の人たちは、まだ確かに親御さんから見ると子供に見えるかもしれませんが、当事者の人たちはある程度は自分が「この先はけわしい道になるぞ」と考えた上で「決断」して引きこもっています。

そこに至るまでには、大人と同等の覚悟で踏み切って来たと思いますし、その「大人としての決断」を周りからとやかく言われると、大人であれ子供であれ人としてイイ気分はしないと思うのです。否定、否定を繰り返されると言いますか・・。

放っておくと言うのは、こういった本人の「覚悟」を認めるものであり、同時に「あなたを1人の大人としてみているよ」というメッセージでもあります。そういった理由から、少しだけでいいので、距離を取って様子を見てあげて欲しいと僕は思っています。

 

親から子供へカウンセリングや支援機関の話を伝える

 

>>籠もっている人には、放っておくのが良いらしいですが、そのままでは、本人だけでは、改善するきっかけなども、掴めないと思うのですが、どの様なものでしょうか。

 

そうですね。僕も放置がいいと思っていますが、「改善のきっかけ」というのは確かにささくれさんのおっしゃられているように必要な場合があります。どういう環境下に息子さんがいらっしゃるかは不明ですが、外部からの情報がシャットアウトされていると、どうしても毎日が繰り返されて、刺激を受けない日々が続くと思うんですね。

僕の場合は、引きこもりの中で偶然に「囲碁漫画」に興味を持てたので、「囲碁漫画→ゲームで囲碁を覚える→ネット碁で色んな人と対局してみる→今度は、実際に人と打ちたい」というルートで外に出るきっかけが出来ました。ただ、全ての人が部屋の中で何かしらに影響を受けて、外に出る動機が生まれるとは限らないですからね。

 

そういう場合には、放任しておきながらも、少しだけ「復帰に向かえそうな情報」は入れてあげるといいのかなと思うのです。例えば、当事者はカウンセリングを受けたり、支援機関に行く事を拒む事が多いです。でも、それならそれで仕方が無いので、親御さんがまずは支援機関に通う選択もあります。カウンセリングでも、親の会でも何でもいいです。

最初の時点で親御さんのみのスタートというのは、「子供を連れて行けないと意味が無い」と考えられる方もいるのですが、そうでもなかったりします。例えば、支援機関に行って来た事を子供さんに親御さんが話すと言うことも出来るんですね。

引きこもっていると、そういう支援機関と関わるのさえ面倒に思うのが当事者なので、おそらくかなり腰は重くなっています。ただ、親が通って、「こんなことしていたり、こういう人が集まっているんだよ」という話に関しては、程度の差はあれ関心は持ちやすいです。自分と同じ境遇の人たちの集まりなどと聞くと、どんな人がいるのかなどですね。

別に、出来事を話すだけで連れて行かなくていいので、これは親御さんが起こせるアクションだったりします。僕も、親が親の会などに参加していたのは知っていますが、「どんな事をやっているか」などは関心がありました。

 

ひきこもり当事者の方には、親御さんが「別に支援機関と言っても、そこまで支援支援って感じでは無いよ」と言うだけで、そういうものなのかと安心もします。今すぐに使わなくても、いずれ使うかもしれない時の安心感となります。

 

例えばまずは、ささくれさんがカウンセリングに通って、親御さんとしての精神的な辛さを吐き捨ててくるだけでも楽になる事はあります。息子さんのためではなく、「ささくれさんご自身」のためだけに、メンタルをケアして貰う事から始めたのでいいと思います。

そこから、ささくれさんが「あの人と話すだけで気分が落ち着くわ~」なんて会話を家の中で流していると、それも息子さんの耳に入りますし、ささくれさんも同時にカウンセリングの効果を得られると言う仕組みですね。上手くいくかわかりませんが、僕は頑張っているささくれさんが、先に楽になってしまう選択もありだと思っています。

 

ささくれさんと、息子さんに少しでも道が見えてくるといいですね。

それでは失礼いたします。

 

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Comment

  1. ささくれ より:

     遅くなりましたが、アドバイスありがとうございます。

     そうだなと思い、親の会に参加しようと思います。

     籠もっている時、このままじゃだめと思う人と、一生、食べさせてもらう事に決めましたから。と決める場合もありますよね。
     放っておくのは、良いですが、一生、食べさせるのは、幾ら親でも、無理。
     でも、実際、親の年金で食べてるのを、ニュースなどで見てるので、そう決めてるようにも見えるこの頃です。

    • あらた より:

      ささくれさん こんにちは。
      こちらにまとめて返信させて頂きますね。

      地域にもよるかと思いますが、子供さんが通ってなくとも参加したいと伝えれば問題ないように思います。サポステに限らず、「問題を抱えている子供がいる」というだけで取りあってくれる場の方が多いようにも僕の経験だと感じています。責任者の方次第なのかもしれませんが・・。

      息子さんが通えて無くても、ささくれさんが通えたらいいですよね。サポステで聞いたお子さんたちの現状を、息子さんに少し伝えて上げられると、「実際に自分の周りにも同じような人たちの存在がある」と思うかもしれません。「どうして自分だけが・・」と考えてしまう方などは、微々たるものではありますが孤独感が少しは和らいだりする事もあります。

      また、息子さんの為にならなくてもいいのが魅力です。僕が子供の立場でこのブログで言いたい放題に話しているように、親御さん同士なら親御さんどうしで積もり積もっているしんどさを共有することができますからね。親御さんの立場は、やはりそういったお子さんがいらっしゃる親御さん同士で無いとわからないこともあります。それこそ「一生は食べさせられない」などといった会話ができると、背負っているものが少し軽くなるかもしれません。

      ささくれさんにも良い変化が起こる事を祈っております。息抜きにでも通われてみて下さい。それでは失礼いたします。

  2. ささくれ より:

     いつも愚痴まみれになってしまい申し訳ありません。
     あらたさんに丁寧にアドバイスを頂いているのに、なかなか実行が伴わず、更に揉め事がおきたりして、つい、こちらにお邪魔してしまいました。
     もうすぐ、相談日なので、減らせると思ます。

     すみません。

    • あらた より:

      ささくれさん こんばんは。

      いえいえ、僕のアドバイスなどアドバイスと言うレベルにも達しておりませんので、実行できなくても問題ないですよ!こればかりは、各家庭のコミュニケーションのあり方なども関係してきますからね。焦らずきっかけがあれば・・くらいに思っておかれるといいかと思います。

      また愚痴らしい愚痴にも聞こえていないので問題無いですよ!僕の方が好き勝手に書かせて頂いている側でお見苦しい部分もあるかと思います。僕のブログは親御さんにとってはかなり負担になる言葉を使っている方ですので・・(笑)

      また、ここ最近は読者さんも増えていますので、多少の議論も起こりやすい場にはなってくるかと思います。なので・・というと変ですが、お気になさらず書きこんで下さいませ。

      ささくれさんはもうすぐ相談日との事ですが、やはりプロの方と対面して話すのが一番効果がありますので、たくさん話せるといいですね。ささくれさんの苦労を全部吐き出して受け止めてもらって下さいませ。

      それでは失礼いたします。

管理人:あらた


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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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