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中学生プロブロガー西村純(にしすー)さんのブログがおもしれえw

公開日: : ネット社会

そう遠く無い未来に出てくるだろうなとは思っていたけど、すでに存在していたようで。中学生プロブロガー。厳密に言うと自分のリサーチ不足だ(笑)ツイッター界隈を覗いていると、たまたま目に止まったもので。

久しぶりに面白いブロガーさんを見つけたので紹介しておこう。

西村純(にしすー)さんという女性で、中学3年生にしてプロブロガーとして活動されている。軽くプロフィールを転載。本人さんの顔は、ぼかしてるけど、なんとなく未成年なのでここではモザイクにした。気になる方は直接彼女のサイト(にしすーごと。)か、もしくはツイッターでご確認を。

2000年4月24日生まれ。
女子体育委員、写真部、中等部生徒会など、学校でも色々やってます。
身長150cmの超低身長であります。2m級の巨人は駆逐します。
たこ焼きが好きです。

奇しくも僕が不登校になった年に生まれているようで。2000年代になって生まれた子が、ブロガーとして書いてるとか「何かすげえ」って感想を持った。ブログを持ってる中学生は多いと思うけど、この方の場合は頭1つ2つ、いや3つくらい抜けて出てる印象を受ける内容。オピニオンブロガーのジャンルに入る。

何が面白いかと言うと、15歳とか中3という「フィルター」があるにも関わらず大人が書いているように見える点。いや、にしすーさんが書いているのはわかるけど、それだけ大人と互角、もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮しているところ。オピニオンを中学生でやるという希少性を突いているのもセンスが良いなと

少しだけ顔を出されていて、これもすごい事だなと。大人と子供の顔出しでは、難易度が全く違う。大学生くらいになったらある程度、周りの事なんか無視できるし、そんなにダメージもないとは思うけど、中学生くらいだと周囲を意識せずにいる方が難しいところがあるので。

それでは、彼女のブログを読んで、印象に残った記事と僕の感想で紹介してみる。

 

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日本に天才が生まれない理由について

日本に天才が生まれないのは日本の教育のせい?現役中学生が叫ぶ教育現場の現状。

にしすーさんは、やりたい事がすでに明確化しているようだが、「中学生」という身分なので校則に拘束されているそうだ。(ダジャレじゃないですよ) こんな事を綴っている。

やりたいことをやろうとすると、学校のルールから外れる場合があるんですよ。例えば事業を立ち上げるとして、ボランティアでやれることって限りがある。企業としてやるからこそ、できることがある。

だけど、それをしようとすると「バイト禁止」の校則にひっかかる。挙げ句の果てには、学校をやめないといけないかもしれない。

社会に貢献してるのに、なんで学校やめにゃならんのじゃ!って思うわけですよ。そりゃ、方針が異なるとか色々あるのは理解できますけど。でも、納得できない。

これはもうすでに昔からあった話だけど、「バイト禁止」という学校は非常に多い。(大人でも副業禁止があるくらいw)僕みたいな人間から言わせてもらえば「学業」か「バイト」かって考えさせないといけないシステムが古くて時代にあってない。学生だから教科書だけ勉強してればいいって時代じゃなくなってるので。

むしろ「勉強したい」とか、「バイトしたい」という気持ちになったら、どちらでも優先的に選べる方が子供に取っては良い。「中学生に何ができるんだ」みたいな考えの大人もいるけど、とりあえずやりたいようにやらせてやればいいじゃないかと思うのね。それでダメだったときにまた考えてもらうシステムの方が、学生の将来には優しいじゃん。

「学業がおろそかになって両立できない」なんて意見などは大人の勝手な判断でしかない。効率の良い子はどうやっても両立するし、出来ない子は最初から学業もやらないかと。僕みたいにねw

彼女の場合は、「ネットで収益化を目指したい気持ち」も多少あるようだ。これに関しては、校則という制度の縛りに困らされているようで。好きで家の中で文章を書いて、その結果にお金が発生するくらい認められないのはおかしい。むしろ、彼女の場合はさっさと稼がせてお金をガンガン使わせた方が伸びるはず。

ブログを読んでいると、彼女は本を月に2冊買ってるそうだ。中学生が小遣いで、これをやり繰りするというのだからすごい。中学生で月に2冊も買うってことは、本当は読みたい本も我慢してるんだろうなと。「本を読みたい」って欲求に対して、自分でネットで稼いで普通に買える程度の優遇処置があってもおかしくないんだけどね。

 

「経済活動禁止」などルールは大事なんだけど、そういうしがらみが時として彼女のいうとおり天才を出しにくくなる原因にもなる。やりたい事に没頭=天才出現は、いまの日本で活躍してる若い人たちをみたらわかる基本公式だ。

「とりあえず皆で大学進学を目指して、一般企業に就職しましょう」的な路線は、その生き方に疑問を持つ事が無い人には便利だけど、子供の時点でやりたい事があったり、天才レベルを目指したい人には邪魔になってしょうがないかと。

レール外の路線も素直に認めるべき時代だと思う。日本社会の考え方は「子供は判断がつかないから」と子供の意見に耳を傾ける力が弱いけれど、それは大人が勝手に判断したいだけ

僕も正直、「中学生くらいの年齢だと判断がつかないのでは?」と思う部分もあるけど、そう思うのは自分の中学生時代は未熟だったという記憶や経験からくるものだ。今の中学生くらいだと、かなり情報を吸収しているので早い段階で進路を見据える子も増えるだろう。そう考えると、大人の考えが古すぎて時代にマッチしていないという事になる。

「俺ら大人がやってきたレールを、子供も通ってればいいんだよ」みたいな意見が糞なのは、若い世代がいちばん見透かしてると思うけどね。現役中学生が、「現状の仕組みではやりたい事が実現させづらい」という意見を発信しているのは良い事。大人の世界で議論するのとはまた違うんだよなーと思わされる記事だった

日本社会は前例ありきの方針なので、そういう事してたらすべてが後手後手になる。「どこそこの国に○○が抜かれた!」とか言っても、結局は抜かれるような制度を改革する気が無いからなんだよね。

 

「向こう側」と「こっち側」を考える視点

ふと気づく、「向こう側」と「こちら側」の大きな壁。

コンサートに行った時の話を書いていた。これも何気なく読んだら深い事を書いているので、マジで中学生かよ・・と思わされてしまった。

 

当たり前のことではあるのですが、歌い手さんとの距離が比較的近いコンサート会場と言えど、やはり「向こう側(パフォーマンスする側)」と「こちら側(それを娯楽として見る側)」の壁ってかなり大きいんですよね。

会場に足を運び、生でその演奏を聴くことによって、普段よりもその「壁」の存在をとても大きく感じました。

~中略~

しかし、公演が終わってから「あぁ、「向こう側」に行きたい・・・!」という思いは一層強くなりました。

 

にしすーさんは「向こう側」「こちら側」という表現をしていた。またこれにも驚いてしまって。

そういう事を考えられるのがすごいなぁ・・と。中3で「二重の極み」を練習していた僕とは何だったのかという話だ。(るろうに剣心に出てきた必殺技)

で、にしすーさんは「向こう側」に行きたいと言ってるけど、彼女もどちらかというと、すでに「向こう側」に行ってる。僕の中で「向こう側」っていうのは「生産者」で、こちら側が「消費者」なのかなと感じた。勝手な感想だけどね。

世の中には二通りの人しかいなくて、何かしらを作って相手に届ける「生産者」か、その届けられた物を使っている「消費者」になっている。今後、日本社会では格差が開くと言われているが、その格差の本質がここにある。

身近な話だとスマホゲームを作る人たちと、作られたゲームに課金するユーザーみたいな。生産した側は消費者がいくらでもお金を注いでくれるので潤う。意図的に仕掛けてゲームを作って稼げば儲かるし、ユーザーは気がつかないまま遊んでいたら消費だけの生き方になる。

消費させられ続けると言うのは、見た目は楽しそうだが、長期スパンで見るとなかなか苦しい。僕は特に消費者として生きてきたので、このにしすーさんが考えるような事は、なかなか思いつきもしなかった。ゲームに時間を注ぎ込んで、「レベル上がってウェーイww」とか典型的な消費者人生という。。

にしすーさんはすでに「中学生プロブロガー」という肩書をひっさげて、ブロガー界隈でも希少価値の高いポジションを形成してコンテンツを発信している。そういう意味では、ライブみたいな場所では確かに「向こう側」に対して憧れているかもしれないがそこは消費者として楽しめばいい。文章の世界ではすでに「向こう側」に進んでいるのだから

 

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