元カノに新恋人がいて泣きそう~アフィリエイトで失ったもの~
タイトルの通りですが、元カノに連絡をしてみたところ、新恋人がいることが判明しました。「キツイな~・・」というのが直感ですが、ここに至るまでの記録を書いてみようと思います。
【元カノとの出会い】
僕が30歳の頃に遡ります。
「僕の歴史シリーズ30歳編」でも書いていますが、この頃は合コンや飲み会によく参加していました。その流れで、知り立った女性とメールをしていたのですが、その女性が僕と合いそうな子を紹介してくれることに。そこで出会ったのが元カノ(当時23歳)です。
「お互いに恋人を探している」という前提があったので数回デートしました。かなり控えめな子で、何をしても消極的な性格。聞けば彼女、誰とも交際したことが無かったのです。「普通に彼がいてもおかしくないのに・・なぜ?・・」と思いましたが話を聞いていて納得。
話を聞いていると、僕と恋愛における価値観が似ていました。特に「交際中でも、相手に時間を奪われるような事だけは避けたい」という感覚がバッチリ。僕も彼女も、自分の時間確保を第一に考えるタイプでした。「頻繁に会うカップルは面倒」という話が、いちばん盛り上がりました。
彼女とは、趣味などは合わないまでも「自分の時間確保」を優先した付き合い方ができるなら、相性が良いのではないかと交際を申し込みました。
しかし1回目に告白したときは、警戒心が高くスルーされました。ただ、僕も珍しく引きませんでした。放置しておけば、他の男に持っていかれる可能性があるからです。
1度で諦めてはいけないと感じ、さらに相手の都合に合わせて会う回数を重ねて、2度目の交際申し込みで成立しました。
すべてを隠して交際スタート
当時は、相変わらず会社に生気を奪われ、ほとんど生きているようで生きていないような人生を送っていました。ただ、彼女がいたのは大きかったと思います。メールをしたり、休みの日は会いに行ったり。デートに出かけるという日常が癒しになりました。
しかし、交際前から自分の事は話していませんでした。ブログに書いている通り、僕は色々と問題を抱えています。
・発達障害の兼ね合いで、仕事がまっとうに成立していないこと
・正社員かと思えば、実は障害者枠で月10万前後の収入だったこと
・薬をガンガン飲んでいたこと
・メンタルが崩壊しており、会社を辞めるつもりなこと
僕は見た目は普通っぽいので、本当に黙っていればこれらの事は分からないだろうと思います。しかし、交際していると段々と申し訳ない気持ちになりました。僕も30歳を超えますし、一般的には結婚を考えてもおかしくない年齢。
彼女もまだ時間はあるとはいえ、結婚は30歳までに・・と考えているようでした。
その重圧に耐えられず、僕は別れを切り出しました。
まともに会社に行くのも精神的にきつかったので、「実は・・」と上記で述べたような後ろめたさをすべて打ち明けました。結婚しても、大黒柱として家族を支える男性像が自分にない事も告げました。彼女も、その方が理想の生活に進めるだろうと。
しかし、彼女は別れる必要はないと言います。
僕の事情をすべて聞いた上で、「世の中にはいろんな人がいる。それくらい何ら変わったことではない」と即答で受け入れてくれたのです。30歳を過ぎているにも関わらず、おんおん泣いている自分がいました。
お互いに、どちらかが嫌になって別れるならまだしも、僕の悩み程度では別れる理由にもならないと励ましてくれました。
【無職時代】
一般的な男性なら「こんな彼女のために頑張ろう」となるところなのかもしれませんが、やはり仕事は続けられませんでした。強迫観念にも苛まれ、デートの最中にもいたるところで確認をするようになります。ただ、それでも彼女は待ってくれました。一緒に確認もしてくれるので自然と安心できました。
働かない男と、働いている女の交際というイメージが湧かなかったのですが、彼女とはそれが出来ました。僕も、無職状態がいちばん楽なので、存分にデートはしたいと考えました。
「働いているときは、精神的に病んでできなかった事もあるので・・」と、色々と遠出もしました。「働きながらでもしっかりデートしろ」なども言われたこともなければ「働け」とも言われません。
「無職の人は、誰に言われるまでもなく、自分がいちばん状況を理解している」という考えの子だったからだとも思います。
「俺は数か月後、就職活動をする」と言うだけの彼氏でしたが、急かされることもありませんでした。彼女は、ただひたすら僕の復帰を待ってくれていました。
【アフィリエイトに没頭したくなる】
しかしそんな幸せそうなリア充生活は長く続きませんでした。
理由は、僕が新しく面白い物を見つけたからです。そうです・・アフィリエイトに没頭するようになりました。僕は、自分の時間にやるべきことを見つけたら、そこしか見えなくなるところがありました。
ブログをやアフィリエイトを考えるだけでワクワクします。ただ、そうなってくると周りに構う時間がつらくなりました。メール、LINEといった外部の音がしんどくなります。なので、必然的に目に入らない位置に追いやってスマホごと数日間まったく見向きもしない日も。今でもこういうことはよくやっていますが・・。
そんな中に、彼女からメッセージも埋まっていました。
「大丈夫?」
「外には出てる?」
「パソコンの前だけだと身体壊すよ」
こういった心配の声が、メッセージに残っていましたが、僕はこれらを無視していました。「心配されている」と受け取れませんでした。返信しないといけないので、自分の時間を奪われているようで負担にしか受け取れませんでした。既読もつけません。返せる余裕のある時にしか見なくなりました。
今思えば最低なのですが、すべては自分の興味(アフィリエイト)こそがすべてでした。
デートも義務的になりました。一緒に動物園に行った時のことは今も忘れられないのですが、久しぶりのデートとして一緒に行った動物園。僕は動物を見る時間を、すべてスマホで情報検索する時間に使いました。このときの彼女は、動物園をほぼ一人で回っていました。
帰りの車の中で、彼女が泣いていたのですが、僕はそれすらも放置していました。今思えば、本当に酷い話です・・。
必然的に「別れ」の選択
けっきょく、この関係は維持できない・・と思い、別れを切り出しました。あれだけ自分から向かって口説き、かつ自分のダメな時期でも支えてくれた彼女でも、夢中になるものが出来ると態度を変えてしまった自分がいました。
「話し合って、会う回数を減らしてアフィも続ければいいじゃないか」と周りに言われたりもしたのですが、中途半端になるのがいちばん嫌でした。このままでは、どっちのためにもならない。そう思うと、別れの選択が僕の中ではベストとなっていったのです。
別れ際に、今まで何も言わなかった彼女も、「ずっと部屋に閉じこもってると、引きこもっちゃうかもしれないから外だけは出るんよ」とだけ伝えてくれました。
仮に関係を続けても、結婚まで進めるか分からない事。アフィリエイトという不確定な事をするために、待ってもらう事が出来なかったことなど重なりますが、別れました。僕は、ここから自分の思い通りに時間を割り振っていきました。
言い方は悪いですが、デートの時間・ラインの時間などを作業に回せることに安心した部分もあります。
【時は過ぎて】
別れはしたものの、心のどこかで「また会えるかもしれない」という気持ちは持ち続けていました。連絡先は知っているし、お互いに連絡先を変える感じも無かったので、何となく薄く繋がっているような。
時間は流れ、少し時間に余裕ができた僕は婚活を再開しました。しかし、現実的になかなか女性に相手にされない状況が続きます。連日連夜、狙いたい女性に振り向かれません。
そんな中で、「元カノなら相手をしてくれるのではないか」とよぎるように・・。あれだけ好き勝手に別れておいて虫が良すぎるのですが・・。久しぶりにLINEをして、会話してみました。すると、彼女も目まぐるしく状況が変わっていました。
「今、東京にいるよ!」
なんと彼女は、実家を飛び出して都会で生活してみたいと引っ越しをしていたのです。前から「実家を出て一人でやってみたい」という願望を持っていたことは知っていましたが、思い切って都会にまで飛び出すとは想像にありませんでした。
どこか保守王国・愛媛を象徴するような、地元志向の子かと思っていたのですが・・。都会で色々とやってみたい思いがあって、今は向こうで働いているというのです。大きく変化している彼女に、たくましさを感じました。
久しぶりに会えないか?
聞いた時にショックを受けましたが、僕も近々東京に予定があるので、「久しぶりに会わない?」と誘ってみました。どこかに行ってしまったり、会えなくなると分かると、とたんに追いかけたくなります・・。勝手な男ですね・・。
しかし、「東京で久しぶりに話さない?」と送ると、彼女がメッセージを返してきました。
「うーん・・今、お付き合いしている人がいて・・」
都会進出に次いで、さらに恋人が出来たようです。消極的な子のイメージのままだったので、急に恋人がいて驚きましたが、年上男性からアプローチされて付き合うようになったそうです。
また、返答に困っている姿を見て、僕も慌てて「いやwそれならいいんだw彼は大事にしろよ!」と返しました。
この数年間、ネット作業に没頭している間に、彼女は彼女なりの生活を築き上げていました。消極的だったり、何かと控えていた姿が無くなりたくましさを感じさせるようになっていました。
昔からの性格は健在で、僕の事も心配してくれていました。「世の中には色んな人がいるんだから、自分だけがという考え方をしていてはダメだぞ!」と7つも離れた年下女性に励まされている僕がいました。
お互いのために別れた以上、お互いに幸せを見つけるために今後も進まなければいけません。僕は、彼女にしてきたことを悔やみました。あまりにも当たり前のように存在したため、ほとんど気がつかなかったことが多いと思います。
そんなさりげないやり取りを終えて、泣きそうになったのでブログを書こうかなと・・。彼女には幸せになって欲しいですね。
当たり前の日常が、非日常だと気がつけるか
アフィリエイトを始めるにあたり、もともと無職だし、社会にも適応できないし、「失うものは何もない!」という姿勢で始めたつもりだったのですが・・。今になって思うのは、元カノという存在ほど大きなものを失ったものは無かったように思います。
何もなくなった無職の僕に、手を差し伸べてくれていた彼女は手放すべきでなかったかな・・と結果論ですが・・。
好きなことに没頭するもいいのですが、自分に対して本気で向き合って支えてくれる人は人生で早々出会えるものではありません。当たり前の日常が、実は非日常なのかも・・という目で見られる人間になりたいと思います。
ネット作業もそこそこにしないと、何を目指しているのか分からなくなりますね。
というわけで、僕は僕で婚活を頑張ります。エクシオとか婚活イベントに出ないと何も始まらない!
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