僕がニートになるまでの歴史31歳編②~半年で成果を出すつもりでアフィはじめた~
公開日:
:
ニートまでの自分史
今の生活土台となるアフィリエイトを始める話です。もう少し以前に、アフィリエイトをやりたいなと思った時期はありましたが、今思えばなぜあそこで仕事を辞められなかったのかと悔やみます。どうせ辞めるつもりだったら、さっさと辞めてアフィやった方が良かったなと。
前回の話はこちらから。ではでは31歳のラストに入ります。
相変わらず親に煽られてやる気が消える31歳
夏の終わりに退職。強迫性障害がきつすぎて、辞める当日も職場をチェックチェックチェック。落とし物から忘れ物。何か見落としてもいいのだけど、辞めてから職場に行くのもしんどいので・・。ちなみに、今はストレスが緩和されているので以前ほど酷くはありません。
さて「辞めて数か月は回復に専念して、そのあとに仕事を探す」というのは僕が仕事から離れる際に用いる常套句。今回もそのパターンで親を説得。「仕事を探す」というのは本意ではないけど。
自分は空気も読めるし、常識人間なので働かないといけない感はしっかり持っている。放置してくれていれば、自然と何かしなければ・・と考える。つまり、「そこまで待て」という意味なんだけど、この「待て」の段階で親から職探しを煽られるとやる気が失せる。
もう31歳なんだけど、宿題を煽られるとやる気を失う中学生と精神年齢は同じくらい。反発したくなる。
なのでニュアンス的に「数か月休む」といつも宣言する。失業保険もあるので尚更ゆっくりさせろと言う感じ。こういう考えなので、「仕事を辞めたらすぐに次を探さないと」という人の感覚が分からなかったりする。
もちろん、自分が一人で生きていたらお金の問題もあるのですぐに働くのだろうけど。
釣り、囲碁、テレビゲームとガンガン遊ぶ
2年を超えて働いていたので、今までになく働いた感があった。
そのため、ここで思う存分遊んでしまえという発想になる。仕事をしていた時は、休日に出かける事にエネルギーを注げなかったので、釣りに出るようになった。
また囲碁にも通い、遊びたかったゲームもガンガン購入して遊びつくす。「龍が如く」シリーズは中古で安くなっていたので、この頃にまとめて遊んだ。他にも遊んだけど、何をやったか覚えていない。ヤフオクも部屋の片づけでやった。
本当に何にも縛られない期間しか、自分は精神的に休まらない人間なんだと思う。「職場に行かなければ」と思うだけで、精神的に負担を感じる。休みの日も、「次の日に出て行かねば・・」と思うとしんどい。もうこれは中学生くらいから続いている。社会に適応するのは難しいな・・。
なので、何も無いこの時期にまとめて遊びの限りを尽くそうと思った。何も予定が無いことが、自分にとって安らぐ時間である。
真面目に書いてるんだけど、書けば書くほどダメ人間くさい。ただ、こういう自分の特徴すら考えず周りの常識にあわせて「会社に入ってまともな人生を送る」と考えていた自分が問題だった。
軽自動車でF1やろうとしてるような。バント職人がホームランを打とうとしているような。自分を信じられないので、結局は常識に流されるんだろうけど。
アフィリエイトをやらせてください
時間が経過するごとに、「仕事に行かなければ感」が迫ってくる気持ちになる。この、そろそろ働かなければ感は非常にしんどい。しんどいけれど、これが感覚的に分かるからニートは結局もがく。
ただ、次の仕事を考えても良い未来が浮かばない。例えば、「月20万くらい貰える仕事に就ける?結婚とか考えられる収入を得られる?」と考えても、全くイメージが湧かない。
もう一度、前職のように「障害者枠で働いて月10万」という生活に戻るのか・・と思うとこれもしんどかった。未来が描けないのは本当につらい。
そこで考え始めたのがアフィリエイト。ちょっとだけ、はてなブログで書いて止めた時期があったが、この時はまだ無職で精神的に余裕があった。アフィを使って、例えば月10万の会社員生活に3~5万を足せるようになれば人生が少し開かれると思った。
「食費か家賃代を作れたら、生活が楽だ」と。
親からは「さっさと就職しろ」コールが出ていたんだけど、就職してしまうとメンタルがボロボロになることが分かっている。ここで、親に対して「アフィリエイトのために半年だけ時間をくれ」と頼み込んだ。
今思えば、半年では何もできないのだけど、その場しのぎで現実的に待ってもらえそうな期間として半年と伝えた。半年あれば、アフィリエイトの土台くらいできるかなと。
非効率的にアフィリエイト開始
過去にブログをやろうとして、途中で挫折していたんだけど、その間にも情報だけは集めていた。ネットサーフィン好きなので。。
その中で、独自ドメインやレンタルサーバーの存在を知ったので、どうせやるなら・・と考えるようになった。
しかしこれが自分に取って壁になる。まあ、意味が分からない事が多い。はてなブログなどだと、会員登録してしまえばブログは立ち上がるが、独自ドメインやサーバーを借りてブログをやる場合は、少し勝手が違う。
ワードプレスなども調べるんだけど、意外とこれが難しい。今でこそ、ちょっとググれば分かるんだけど、初めては何かとツライ。
そして、少しくらいサイト作成の言語でも触れられたらいいかな?とHTMLやCSS、PHPに触れるところから始めようと本まで買う。これ、恐ろしい事をしていたんだけど、半年の猶予しかない人間のやる事ではない。コードまで打てるようになるのは片手間では厳しい。。
「とりあえず書かないと始まらない」のに、コードの勉強はおかしかったなぁ・・。結局、ワードプレスでサイトを立ち上げるのに数週間を使っている。
急がないと仕事しなくちゃいけなくなるようおおおお!
初ブログ
始めてワードプレスで立ち上げたサイトは、囲碁書籍の書評サイト。好きな事を書くのが大前提だったので、囲碁サイトで本を売るしかないだろう・・と。だけどこれはすぐに辞めてしまった。記事1つを作成するのに1日かかってしまう。
書評だけならいいのだけど、無駄に凝って棋譜を何パターンも作成して、「こういう部分が載っています」という話を書いてしまう。こうなると作業量が膨大である。また始めたばかりなので、アクセスが来ない事にも焦りが出る。
「半年があっという間に過ぎるぞ!?」と思ったのと、仮に売れても本では限界があると感じてさっさと辞めた。
半年と言うリミットがなければじっくり行きたいところだけど、「半年後に就労」と考えるとある程度の形だけは作りたいと焦った。
初心者に起こりがちな、「やる以上は壮大に」が頭の中にあったので、自分のブログを始める前に何個かサイトをテストしておきたいという思いもあった。そのため、このブログが開始されるのはもう少し先の話。ワードプレスに慣れるための行動も無駄が多かったかな・・。
このように、31歳シーズンは無職で終わる。
※あまり知らずにやっていたので今なら言えますが、アフィリエイトに半年という区切りを持つことがそもそも間違いでした。半年で結果が出るのは一部の人たちなので。。切羽詰まるときついですね。
■漫画ファンとしてレビューしています■
ニートが選ぶオススメの100冊前編★1~100位
ニートが選ぶオススメの100冊後編★101~200位
面白い漫画ランキング2015入選作★【随時更新中】
素早く読める「1巻で完結する漫画」まとめ【随時更新】
■ニートの就活体験を活かした就労テクニック(人気順)■
履歴書の「長所と短所」に悩むならリクナビ診断をコピペしとけ(人気就活の記事)
ニートが教える履歴書の書き方(改ざんすら示唆している悪知恵)
ニートに役立つ職務経歴書の埋め方(空白期間を埋めるテクニック)
ハロワへの不満をニートがぶちまける(愚痴記事がなぜか人気)
■運営者プロフィール■
1ページでわかる!管理人あらたのプロフィール
関連記事
-
-
看板持ちの仕事なら一生やれる気がしたよ~僕がニートになるまでの歴史25歳編①~
「ニートになるまでシリーズ」も25歳編まできました。働く事が怖いのでもう
-
-
僕がニートになるまでの歴史26歳編④~往復6時間の本格ブラック派遣~
一筆書きという言葉がありますが、僕もやってやろうかなと思っております。僕はこのブログを書くと
-
-
僕がニートになるまでの歴史 中学一年生編 ~イジメがニートを生む~
今日は「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」の続きを書きます。 前回を含め小学校6年生編まで書いて
-
-
僕がニートになるまでの歴史 高校3年後編 不登校から地獄へ
前回の高校3年生の前編の話ですが
-
-
発達障害で『療育手帳』を取得して感じたメリット・デメリット~僕がニートになるまでの歴史番外編~
療育手帳を取得した頃の話を書きましたが、長い間リアルではずっと人に話せま
-
-
僕がニートになるまでの歴史23歳編②~就活パフォーマンス~
僕歴シリーズ23歳編①からの続きになります。前回は、原付免許を取得したところまで書きました。
-
-
僕がニートになるまでの歴史 小学4年生編 ~親はゲームに制限時間を設けるな!!~
前回の小学校1~3年生編の続き
-
-
僕がニートになるまでの歴史~22歳編②ネット中毒者が青春のキャンパスライフを目指した話~
短大に進学すると通信時代に比べ、引きこもりっぽさは徐々に薄れていきました。しかし今度は外の世界との関
-
-
僕がニートになるまでの歴史~この世から消えたい高2男子の日常~
前回の高校1年編はこちら。 必死になり訴えた、
-
-
僕がニートになるまでの歴史23歳編③~理想は就活してるフリで人生終わる事~
お待たせしました!お久しぶりの「僕歴シリーズ」です。前回までの続きを書い