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僕がニートになるまでの歴史27歳編①~今の僕の考えの原点~

公開日: : ニートまでの自分史

最近はnoteが流行していて、有料記事を見かける頻度が増えました。僕も何か有料で見せられる物はないかと考えたのですが、「僕の写真集」とかどうだろう?とふと思いつきまして。「誰得」という反応しかないと思うのですが、どんな人が書いているのだろうと僕は気になる方なんですね。ブログとか特に。

ブログは基本的に自己紹介はあっても、顔までバッチリ載せてる人はまだまだ少ないです。コレ思ってる人は結構いると思うんですけどね。僕じゃなくて、このブロガーさんの顔は見てみたいなって人。好きになった声優さんの顔を見てみたい感覚に近いのかな。はい、そういうわけで27歳編でございます。

ついに就職です(パートだけどフルタイムデビュー)

もう二度と携帯工場は嫌だと思った冬を越えて、ついに誘われていた若者支援の仕事の準備に入る。春先からのスタートだったんだけど、この年は競馬を見るようになってて土日の15時~16時の間で出て行くのはすごく嫌だった。ちょうど天才牝馬ブエナビスタが騒がれていたので、リアルタイムで見たかった(笑)

本当に誘ってくれたカウンセラーの方が0から立ち上げたので、何もかもが0だった。看板とか、事務所内の改修、必要な家具?オフィス用のロッカーとか色々と運びこんだ。業者の人がどうしてもやらないといけない改修工事とかはノータッチだけど、高いところの看板を塗ったりしてた。僕は怖いのでやらなかったけど(汗)

人数はそれなりにいた。ずっといるわけじゃないので、シフトで色々と回しながらみたいな感じ。全員が集まってる事はないけど、常時いるのはそれでも5人くらいはいた。カウンセリングに来る人もいたし、不登校の子に勉強を教える人もいたり。

「何もする事が無くて、とりあえず来ました」という人もいたり。ボランティアさんや、全然知らない人も来たりと、事務所を構えるだけで人というのはやってくるものなのだと知る

色々と準備しながらだった事を書くので、今回の記事は読み手の人も想像しにくいと思う。本当に工事とかしてる中で、できる事をどんどんやっていく感じだった。出勤する日はそれなりに時間が長く、フルタイムでの労働は初になる。

 

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「ニートをdisちゃう人」は知識と経験不足です

集まってるスタッフも、面白いと言っていいのか悪いのか。単純にそこらへんで仕事を探している人を集めてきた感じじゃなかった。どちらかというと、なんか色々あった人みたいな。僕もそうだけど、不登校でも引きこもりでもニートでも。「当事者側に近い人の方がいい」という考えで集められていた。

支援する場は色々あるが、そういう場に通っていた僕のような利用者からすると、普通っぽい人って何か嫌だった。面倒というか、「お前に俺の何が分かる」みたいな目でしか見れない人に、相手されたくないとか色々あったからだと思う。「え?普通に学校と会社に行く人が僕の気持ちとか理解できるんですか?」ってこと。ザ・上から目線。

なので、色々とそういう経験のある人が集まったので、濃いと言われたら濃いメンバーだったなぁと思う。僕と似たような人もいれば、全く違う事で人生に悩んでいた人もいたので。発達障害の人もいたけど、全く違う特性があるんだなとか。

そういった情報は、この頃に一気に知る事になった。この頃は何も知らないので、そういう人と本気でイライラしあってぶつかってたり。そういう人も世の中にはいると言う事を知らないし、知識も無いから常識から外れていると問題視していた。今じゃ考えられないけど、そういう事もあった。

しかしそういう過程もあって、「不登校、引きこもり、ニート、発達障害、会社を辞めてしまう人」など色々と含めて「彼らを理解できない人」をディスっている。全力でね。「理解できないのはあなたの知識不足、経験不足だからですよ」と。周りにそういう人がいないと理解できないのはある意味で当然とも言える。

直に色んな人と関わって、色んな特性を持った人がいるという事を肌感覚で知ると、また価値観とかも変わって行くもんなのだなと自分で思う。人を許容したり、受け入れたり、肯定したり。そういうのは、おそらく多様な人がいる中に入らないと学べないし、頭だけでは気がつく事は難しい。

いまの僕のブログの内容からは想像がつかない人もいるかもしれないが、僕の中の常識に無い人に向かって「あいつは甘えだ!おかしい!」と普通に27歳くらいまでは言っていた。というか、27歳ではまだ今の考えにはなっていなかった。本当に多種多様な人がいるのだなと勉強しながら仕事をさせてもらえたと思っている。

すんごく偉そうだけど、実際にそういうもんだと僕は思う。否定的に扱われる存在が問題なのでは無くて、否定的に見ちゃう人の内面に問題がある。僕が「会社員は~」「社会人は~」といってるのも、僕が社会に適応できない問題を抱えているからという話に近い。

利用者の人もいろいろ

利用者さんとは面白おかしくやってた。個性豊かな若い子ばかりがいたんだけど、どうしても社会と繋がりにくくて困っている人が多い事も知っていった。今までは利用者として、「これまで表側の支援機関を見ていただけであった」という感想。

表向きというのは、そういう場に集まれる人たち。僕みたいな人だと、支援の場に出て行けて同じような境遇の人とコミュニケーションを取れる。「僕は働く自信が無くてここに来てます」とか「パワハラで仕事を辞めて、ずっとニートしてる」と言いあう関係も築けたり。

こういう状態の人を、表と表現していいのかわからないけど表とする。逆に裏側にいる人は、こう場にも出てくる事が無い。正確に言うと、「出られない」が正しい。僕はまだ楽をできた方だとこういう所で感じている。支援機関1つ通う事すら苦しい、顔を出せない人という人は一定数存在している。どれくらい国も問題を把握してるのかは不明だと思う。

そういった場合は、親御さんのみで頑張り続けている。カウンセラーに状況を話して解決案を求めたり、さまざまなアプローチをかける方法論を聞きに来る。そういった中で、本当に一瞬だけ子供を連れてきてカウンセラーと話して帰る人もいたり。僕たちスタッフ側もスルーで、カウンセラーの部屋まで一直線みたいな。

こういう事例を見てきたせいか、「表に出られない人」の難しさは感じざるを得なかった。僕みたいに「親が家を出て行けとうるさいけど、働くのが怖いです」と自分から言いにくる人と、家から出る事さえ難しい人というのは社会復帰の難易度が違う。時間はかかるけれど、とにかく第三者を巻き込んだ方が早いのは確かだ。

不登校からの人生経験を話す

正直なところ、ここで働いていた人の中では、僕が一番何をやる人か安定して決まって無かった。「自由にやっていい」と言われているけど、一応みんな担当が決まっていて。勉強とか教えられる人は勉強を教えるし、経理をやる人は会計処理をやるし。

なので、僕は今まで体験させてもらったワークショップみたいなのを開いてみたりやって来る利用者さんと話したり。安定しない事をしているけど、面白いなと思う事は本当に多かった。時には引きこもり支援のイベントで「引きこもりから抜け出した人の体験談」という形で講演会で話してみるという事も。

講演は面白かった。自分が学校に行けなくなった原点である「人前で話すと声が震える」が解消されているとわかるからだ。大筋で話す事(自分の人生など)は決めてあるけど、フリートークを挟んで良いし、なんならウケ狙いの話をしてもいい。すべてが僕の好き勝手なら、失敗の定義がそこに無くなる。

講演は聞いていて面白い話とつまらない話があるけど、面白いなと思う人の真似を取り入れるだけでそれなりに聞いてもらえる事がわかった。時には僕の話で泣いているお母さんなどもいた。後から話をしていると「子供と重なる部分がありました」と言ってくれるので、滅茶苦茶な人生でも、誰かには意味のある時間だと感じられる僕が救われた

この頃から「時間がどれだけかかっても、人それぞれの復帰のペースがある」と考えるようになった。僕は3年引きこもっていたけど、早ければ数ヵ月で出る人もいる。逆に何歳になっても出ない人もいる。僕みたいに復帰しては挫折する人もいる。程度の差は違うけど、支援態勢の有無や、単純に復帰のきっかけが無い人もいたり。

ただ、どういった形でも人は「倒れて起きあがる」を繰り返せるので、支援する側が気長に待つ事ができれば、どんな人でもいずれ1人で歩き始めると僕は思っている。そういう事を、体験者として語らせてもらっていた。(すんません、この仕事以降も転々としてて、2016年現在は家でパソコンしてまーす)

楽しいとずっと働ける

「もう2度と無いな」と思う事があるんだけど、この時の仕事だけは夜遅くまで色々と「こうすべき」「ああすべき」と話し合ってる事もあった。立ち上げたばかりで思考錯誤の段階。テンプレもないので、営業時間が終わってから話し合いもするし、なんか仕事があったらやっていた。

僕はどこの仕事場に行っても、「定時になったら帰ります」がいちばんの人間。しかし、ここは面白いので何とかできればと思うようになる。自分が働ける場所になっているし、頼ってくれる人もいる。場所その物に価値を感じるので、自分も全力でどうにかしたいと思った。

自分で率先して、ずっと何かやっていたいなと思える所は稀。しんどくても好きなのでやるし、好きだからしんどさが消えやすい。まあ、それでもそこそこ疲れてたんだけど。「自主的にやらせてくれ」と思える仕事場に通えている人は羨ましく思う。ちなみにこういうのは社畜って感じじゃない。何でも社畜定義してるわけじゃないのであしからず。

そしてここでも親と揉めている。おのれ毒親・・。「時間きっちりの仕事をしろ」とか言っちゃって・・。息子のやる気より、世間的な普通の会社のイメージに乗せようとするので面倒くさい

そして講演に

ただ、長くは続かなかった。経営していくのが予想より大変だったからだ。「ずっとこういうところで働けたらいいな」と思っていたけど、やはり難しい事もある・・。春先~冬の手前くらいまで勤務した。

最後の方で思い出にあるのは、小さな町に出張講演に行った事。春先までニートだったのに、すんげえVIP扱いして貰って。養護教諭の先生たちの勉強会に登壇させてもらう。「保健室登校」といった生徒と関わるため、不登校経験のある人の話を聞くテーマで開催された。女性30人くらいだった気がする。

何人かの先生が泣いていたのだけど、この時くらいに「立派に成長して今があります」みたいなポジションになっている事に気がつく。不登校からの脱却⇒社会復帰した好青年としてVIP化していた感じだ。あと少しで仕事が無くなりそうな事を知っていたので、少し申し訳ない気持ち。

その後、少しして職場が無くなる。すんごい寂しかった。「またこういう仕事ができるようになりたい」と上の人に相談していると、産業カウンセラー講座を受けに行ってみて、それでもやりたいようならカウンセラーを目指すといいとアドバイスを受けた。そこでひとまず、講座の受講手続きをして来年度から受ける事が決まる。

27歳フィナーレ

「潔いほど働かない男」とは僕の事で。この仕事を辞める事になってからは家でくつろいでいた。仕事を辞めた後は、母親がいつものようにうるさい。

「次の仕事はいつからするの?」と言ってくる。その度に「とりあえず1~2カ月は休ませてくれ」というやり取り。「普通はすぐに働く論」をぶつけてくるので返す言葉もない。人生で初めてフルタイムで春先から働いた事もあって、仕事が無くなって疲れがどっとでた。

「休憩する」という状態に入っているのに、親が毎日圧力をかけてくるので気が滅入る。最終的に毒親とのやり取りにエネルギーを消耗して、あっという間にボロボロに。子供の後押しをする親もいれば、ひたすら気力を削る親もいるという事をまだ知らなかった。

毒親という言葉もいつ知ったっけ・・。「親の言葉は全スルー」できるような知恵も無いので、親が不安になっている気持ちを全部請け負い続けて潰れてしまった。結局、冬全部を休みに充てざるを得ない状況になる。再始動は3月。また仕事を探す事になる。

ブラック企業の出てくる28歳編もお楽しみに。

 

僕がニートになるまでの歴史のハイライト

 

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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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