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僕がニートになるまでの歴史23歳編③~理想は就活してるフリで人生終わる事~

 

お待たせしました!お久しぶりの「僕歴シリーズ」です。前回までの続きを書いていきますね。少し間が空きましたが、依然このシリーズはPV的にほとんど読まれていない状態ですw でも書き切る事を目標にしているので誰にも読まれなくなっても書く事は確定しています。これこそザ・自己満!

少しあらすじを。夜間学校、愛ワークのセミナーを同時進行する23歳。元不登校、引きこもり、ニートと人生挫折ばかりで四苦八苦しながらも、なんとか就活生となるところまでやってきた男はどうなっていくのか!?

前回を未読の方はこちらから

 

エア就活生も本当に大変

愛ワークのセミナーばかりに参加する俺は、いつしかセミナーマスターのような位置に君臨するようになる。セミナーでもらい続ける大量のレジュメをカバンに入れて移動する事は日常的になった。見た目だけで言えば熱心な就活生だ。

しかしセミナーを受けた後に面接を受ける訳でもないのにとにかく参加する。家で居心地を良くするためだけの為に。親に対する”遊んでばかりではありませんアピール“はこうした形で作られていた。

夜間学生なので昼間は予定が無い。家でネットか、囲碁部へ顔を出すくらいしか選択肢が無いので、就活しているフリを織り交ぜて生活する必要があった。

 

しかし頻繁にセミナーに顔を出していると、講師の方とも顔なじみになってしまう。気がつけば前にも受けたセミナーを再び受けるというパターンになっていた。

せめて面接くらい受けるなど就活らしき行動を取っていればまだ救いはあるが、それらしい活動にまでは至らず就活セミナーに連続で参加するだけ。通えば通うほど気まずい思いもした。次第にセミナー内容も重なるようになり何度も受講する気になれず、徐々にセミナーを避けるようになっていく。あと就職相談に引き続き通うくらいだ。

 

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バイトへ意識が動き始める

相談においても働く意思やそぶりを全く出さない俺。

 

「今はセミナーに集中したい」「今は将来に向けた自分の適性を考えたい」

「今は面接の練習を頑張りたい」「今は簿記資格を目指したい」

 

「今は・・」という話で、とにかく俺はまだ企業に応募して面接を受けられるような状態に無いのだと訴えていた。

世の中が怖い。先に進む気持ちはありながらも自分の状態は強迫観念などの症状に苦しめられメンタル面での不調が続く。定期的に、愛ワークに足を運ぶところまでは進んだものの、ここらで就活が停滞してしまう現状があった。

 

しかし、だらだら仕事を探すフリをしているのも親や、相談員の人にバレてくる頃かとも思うようになる。こう考えるようになると、「最悪は無理やり働かされる時が来たら、バイトくらいなら可能ではないか」という意識を持つようになる。

 

この時点で愛ワークに通って3ヵ月くらいは時が流れていた。面接一つ受けない自分自身に疑問を持ち、目に見える成果も見出せず悩む日々。愛ワークに通い詰めていたが、通い詰めるだけの状態に虚しさを感じる。一歩、たった一歩が踏み出せない。ただ、何もしないなりに思う事や考えに変化は出てくる。

 

バイトくらいはやってみないとダメだろうか・・

 

定期的なセミナーや相談に通っていると、こう思う事も出てくるものなのかもしれない。別に親に言われたからでもなければ、相談員の人に働くように急かされた訳でも無い。何となく自分がバイトくらいならやれるかもというイメージ図を描くようになる。

 

働くつもりが無いまま、何となく通っても良い

バイトをイメージするようになったのは、自分の性格的な部分も影響していた。あまりにも通い過ぎたせいで「だいぶ愛ワークに世話になった事だし、ここらでバイト面接の一つでも受けないと何か申し訳ないな」という考えが浮かび始めたからだ。

別にやりたい仕事があるわけでもない。ただ、何となくセミナー講師の方や相談員の方などにお世話になった分だけ、自分の進歩として見せられる物があるのではないかと思うように進み始めていた。

 

俺のようなタイプは”世話になってしまったから”バイトくらいはやってみようと思ってしまう事もあるのでは無いだろうか。熱心に相手をしてもらう事に対するお返しという考え方だ。流されているように見えるが、これはこれで一つのステップになっている。

 

俺のように働く気も、やる気も無い人は、とりあえず無条件に誰かの世話になってみるのもありではないかとこの件で思った。「気分を変えられるかも知れない」という意味で世話になるというきっかけ作りから生まれる意識も馬鹿には出来ない。

ニートの人の中には、相談やカウンセリングは効果が無い、セミナーなんか役に立つ訳が無い、支援機関に行っても仕事をくれないので解決に繋がらないと思う人は多いと思う。俺もいくらかの支援を受けお世話になりながら言っていいのか悪いのか、やはり意味が無いというケースもいくらかはあった。

しかし、何かしら世話になった感というのが起こるのはある意味で便利。人は申し訳ないという気持ちだけで突き動かされる事もある。悪い事に引きずり込まれる事は良くないが、これが良い事に働けば結果オーライである。

そういう意味でこういった支援機関には、何も用事が無くても立ち寄るだけでいいので行ってみるべきだと思う。こういう場に顔を出すだけでも俺は無意味には思わないし、むしろ遊びに行ってもかまわないくらいだと思っている。

 

利用者に冷やかしに使われている支援機関の方がこれを読んでいたら伝えたい。非常にその場所は優秀だと思う。どんな場所でも家から出ればきっかけを生む場所である。そういった場所が非常に少ない昨今、気楽に顔を出してもいい場所はまさに理想的な支援の場と言える。話が脱線したが、ニートに取って軽く近寄れる場はありそうでない貴重な空間だ

 

俺の生活は夜だけ学校、昼間はパソコン、たまに囲碁部。そんな生活に対して、この愛ワーク通いが少しでも自分の心境に変化を促した事だけは確かだ。何も変わらない事は無い。これが通常運行される日常ならやる気そのものを、自分の中から生み出すコトなど不可能だっただろう。

当初は働く気が一切無かった俺も、微妙にバイトへ気持ちがシフトした事で、この年の夏手前でとりあえず「バイト体験をしてみる」を就活ステップに掲げるようになった。就活がてらバイトをする事で社会勉強になると判断した。

 

俺「くやしいのうww くやしいのうww」 母「・・・」

 

アルバイトをやると決めて、ここから少し自分が社会で働くための行動を取るようになる。求人誌を外出する度に持って帰ってきて最初のページから最後まで舐めるように見る。求人誌は基本的に読んでも楽しくはならなかった。「仲間とのやりがいを~」「アットホームな~」といった文句が胡散臭い。読みながら俺は次のように思う。

 

「コレ無理」  「絶対無理」  「あ・・時給が少ない嫌」
「死んでも無理」  「時給高い!あ・・経験者優遇か・・」  「こっちも出来ない」

 

あれは嫌、これは嫌から始まる。そして応募したい求人が無ければ「今回は自分に合う仕事は無かったな」と胸をなでおろし、親に向かって「ちょうど良い仕事がないな~」と仕事を探した感を前面アピール。

そんな中、ふとやってみたいと思える仕事の求人に目が止まる。

郵便局の配達員だ。高校の頃、友人がバイトをしていたのを思い出した。チャリに乗って、民家のポストに投函するだけ。配達にもノルマがありキツイ事を知らなかったので、「ポストに入れるだけで楽勝」という都合の良い部分だけ頭に描かれた。・・これならやれる!

 

昼間の配達員募集だったので、俺のような夜間学生向きだと履歴書を用意した。郵便局にも電話して、面接を受けさせてもらうようお願いもして面接になった。どうしても無理な仕事では無いので、ここらはトントンと面接を受けて結果発表まで進む。

 

結果は不採用。理由は、夜にまで配達が残った場合に学校に行かれると困るからという理由だった。「昼の休憩時間も配りますから!」と今思えば面接の段階で社畜脳と化している自分がいたが、それでも採用はしてもらえなかった。

 

しかし不採用結果は俺に取って嬉しかった。面接を受けた行動は自分の中で出来たステップアップ。そして落とされた事で働かなくて良くなった事はダブルで嬉しい。こっち側に働く気持ちがあろうと、先方の都合で無理なのだから。

親には「くそうw 働きたくて仕方が無かったんだけどなw また仕事は探さないといけないなw」と伝え心の中でガッツポーズをした。

 

面接を受ける気もあり、受かるつもりで面接にも行った。それでも受からないのは俺のせいではない。落ちて悔しいのは俺のはずなのに、俺は喜び親が悔しがっている。さっさとバイトに受かって働けとでも言わんばかりだ。働かせたい親と、働きたくない息子。我が家ではバイトの面接ひとつでこのような風景が頻繁に見られる。

 

次回「バイトが決まる」をお楽しみに!

 

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これまで書いてきた「僕がニートになるまでの歴史」はこちらから

 

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ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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