*

僕がニートになるまでの歴史~この世から消えたい高2男子の日常~

 

前回の高校1年編はこちら

 

必死になり訴えた、理系へ進みたいという思いが届き2年になった。
さあ、2年になったので国語の少ない世界だと思いきや・・。

 

なんと文系クラスよりも、授業時間が長い日があることが判明
一応、進学を前提にしているため、それなりの学力をつけるというプランなのだが
国語の時間が減っても、残って勉強しないといけないのなら理系クラスの意味が無くなる・・。

 
さらに俺が理系に進んだ事を後悔させる話を、文系クラスに行った友人から
聞かされる。文系は国語の授業が増えてしまうが、かといって2倍の朗読をさせられるような
事も無いという。文系なのに朗読しなくていいだと!?

 

 

しかし、俺の入った理系の国語の担当教師は朗読をさせる。
先生によって全く方針が違うのだなと思うとやるせない気持ちになった。

 

 

独特のクラスの雰囲気、孤立する俺

 

 

 

 

また、高2のクラスは独特の雰囲気があった。暗いというと申し訳ないが
1年の時の騒がしさを見ていたせいか、真逆のクラスになっているという印象だ。

 

 

人を小馬鹿するような連中もいた。ここは、ある程度の学力を認められた生徒が
集まっていると言うことは何となく聞いていたが、いくら勉強が出来ようとこれでは
ただのクズの集まりでは無いかと思った。

 
授業中に寝ている生徒や、明らかな長髪の生徒もいる。こんな生活態度がありえるのかと
思ったりもしたが、試験ではしっかり点を取る彼ら。何とも不思議な集団であった。

 

 

また、イジメもあった。俺は直接なにかされる事はなかったが、
大人しめでオタク系のような子たちが、少し小馬鹿にされていた。

 
スクールカーストがそのまま現れているようなクラスで
上の世界の人間と、下の世界の人間が見えない線で区切られている様に見える。

 

 

そういったクラスに対して俺は完全に孤立していた。

過去の学生生活でも類を見ないほどの孤立ぶり。高1の時から知っている知人は女子だけで
男子は同じクラスには存在しない。

 

 

だが、こちらから動き新しく誰かと仲良くなる気もしない。
どんどんグループ化していく生徒たちと離れていく俺は
クラスの中に存在することが苦痛となっていた。

 

 

教室にいるだけでもしんどい

 

休み時間は授業の合間に10分程度だが、昼休みなどは昼食時間も含めて
特別に長い。そのため誰とも関わらずに座って過ごす事が苦痛だった。

 
机にうつ伏せになり寝てしまいたいが、何か周りから仕掛けられるのではないかと
イジメに対する警戒心も強かった。中学の頃の感覚と言うか、不安だった。

 

 

弁当も食べる気が失せており、毎日のように家に持ちかえり夕方に食べる生活になっていた。
もう弁当の意味が無いと思い出した俺は、親に作らなくていいと言っているのだが
それでも親は「昼はしっかり食べないと」と弁当を持たせてくる。

 

 

また、弁当の時間にまったく食べないというのも、不審に思われるので
とりあえず弁当箱をあけ、おかずを一口食べてからカバンにしまっていた。

 

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食べ終えたら、教室にいるのが苦痛なので、友人のクラスに
行き過ごすというパターンが出来あがっていた。

 

食べていない状態で友人のクラスに移動するので、まだ弁当中の友人には
かなり迷惑がられていたと思う。

 

 

昼休みが終わり、教室に入るのも怖くて仕方が無かった。
この頃も空耳が起こっており、俺のウワサをしているような声が
教室のいたるところから聞こえてきて、俺の精神バランスが崩されそうになっていた。

 
自分の背中を誰かが見ている感覚と言うか、教室の一番後ろの方から
感じる視線の気持ち悪さ。そんな中で休憩時間をジッと絶えていた。
もう学校に行きたくなかった。

 

 

毎日毎日、音読させられるかもしれない。自分の悪口を言われているような気がする。
昼休みになると、教室から急いで消える生徒だと思われている。

授業は真面目に受けても点数が出ないのでバカだと思われている。

 

自分の被害妄想もかなり入っているが、本当に教室の中にいると怖くて仕方がない。

色々な気持ちが錯そうする中でも、学校は通い続けた。

 

 

人生初の0点獲得!?

 

 

 

授業レベルも難しかった。理系に上がる際に、担任の先生に言われた言葉の意味がわかる。

 

「今のままでは正直なところ厳しい」

 

だいたい想像はしていたが、まさに現実にぶち当たる。40人くらいの学級だったが
試験後の順位発表では毎回ビリから2番目か3番目。

 
厳しいレベルと言われていたが、まさか自分がビリを争うとは思ってもいなかった。
内心かなり焦っていた。なぜ?と自分に問いかける。

 

 

いくら周りが勉強のできる人達と言っても、同じ高校でこの差は無いだろう。
そう思ったが、実際に授業も難しくてついていけておらず
わからない事が徐々に増え、気がつけば諦めている自分がいた。

 

 

こういった経験も、前に書いた「デキる社員って井の中の蛙でしょ」に繋がっている。

 

 

特に厳しかったのは物理だった。
何を言っているのかすら理解できないことが多く、テストではいつも赤点。

 

 

ある時、「苦手物理を克服してやる!」と
物理を全力で勉強した。かなり頑張った。もうこれ以上は出来ないぞ。
そう言わんばかりの状態でテストに挑んだ。

 

しかし、結果は5点だった。

 

 

それも1問5点という、まぐれで当てただけの点数。
どうにもならないモノと言うのはこういう事を言うのかと思った。
0点を回避しただけマシだったが、何かとんでもない差があるように感じた。

 

 

しかし、こんな事はどうでもいい。

 
散々なテスト結果で落ち込んでいるようにも見えるが
授業についていけない事や、テストの点が出ない事は
さほど俺に取って重要な事ではなかった。

 
大事なのは、朗読をさせられない事。これ一点だけが俺の要求だ。

 

 

 

体罰と言う名の公開処刑

 

 

この高2の時は担任も問題だった。それは今の時代ならほぼアウトな体罰をする教師。

何かと問題のある生徒をシバき上げるのだが、これが俺には恐怖だった。

 
その理由は、クラスの生徒の前で体罰を公開処刑のように行うので

万が一、俺が体罰を受けなければいけなくなった時には視線が俺に集中する。

 

 
俺は、この2年時には周りの視線すらも、とても恐怖に感じていたため
ここで体罰などを受け周りから凝視されれば、そのあとは何も反応できない
変な表情にしかならないだろうと予測できたので、体罰を受けないように注意して生活した。

 

 

この体罰も、タバコなどの明らかな不良行為で受けるのなら
納得できるのだが、さりげない忘れ物をした生徒でもシバかれていたので
俺もひょっとすると・・という思いはあった。忘れ物は誰でもするだろう。

 

 

1年を通し特にシバかれる事は無かったが、安心して生活できる空間でもなかった。

 

 

 

鬱に苛まれる高2男子の青春

 

 

 

 

3年になるにあたり、自分の行きたい学校、なりたい職業を具体化させるように
求められていた。中学の3年時には「高校でやりたい事を探す」と言っていたが
俺は特に何もやりたい事もなければ、目指す仕事も無かった。

 

 

 

強いて言うならば、ゲームプログラマーとは言っていたので
専門学校に行けばいいのでは?と、親や担任は勧めていた。

 
しかし俺は、人生など考える事すら困難な状態。専門や大学などは、どうでもよかった。
この頃には中3の頃に思っていた、バイトで生きるという感覚すらなくなっていた。
20歳を生きて迎えられるかどうか。それしか考えていない。

 

 

過度の鬱だったと思う。特に病院も行って無ければ、カウンセリングを
受けている事も無い。しかし今思うのは、死ぬことしか考えていない学生だったと言う事。

 

 

家にいると楽だったが、寝る前や朝起きるとたまらなく死にたい状態
早く楽になりたい・・でも生きたい。そんな毎日。

 

 

楽しい青春は、俺には無関係。

 

 

授業についていけず、人と馴染めず、人生を考えてもやりたい事も無い。
もう俺の生きる意味や、学校にいる理由もわからなかった。
考えても仕方が無いけれど、ただただ家と学校を往復する17歳。

 

 

長く地獄の中で、もがいているような感覚しか思い出せないが
こんな状態でも高3へ進級する。

 

 

続き 高校3年生編へ

 

 

    僕がニートになるまでの歴史シリーズ

 

 

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Comment

  1. めい より:

    「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」読みました。私はイジメ→引きこもり→進学するも勉強について行けずetc…→ニート(2年目)で共感できることが多くてびっくりしてます。最後まで読みます。

    余計なことかも知れませんが、次の記事へのリンクを前の記事に付けていただければ見やすいかなと思いました。

    • あらた より:

      めいさんこんばんは。コメントありがとうございました。

      めいさんご自身も、苦労されているようでお察し致します。
      全く同じ状況にはならなくても、似たような経験が重なって
      ニート状態になるというケースは多いのかなと思う事があります。

      今後もまだ記事は追加していきますので
      気が向かれた時にでもお越しくださいませ。

      次の記事への件もお伝えいただきありがとうございます。
      リンクも時間を取ってまとめていこうと思います。それでは失礼します。

管理人:あらた


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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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