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僕がニートになるまでの歴史25歳編④~事務職は眠くなるという発見~

 

書いていて思ったのですが、20代中盤ってぼんやりとしてるんですよね。もちろん覚えているのですが、時系列で考えると少し思い出すのが怪しいと感じる事もあったり。「やっていた事は確実だけど、何歳でこのバイトやったっけ?」みたいな。まあ、なんとか書けそうです。それでは25歳編ラストです。前回を未読の方はこちらからどうぞ。

 

引きこもって身に付けたスキル

冬場に差し掛かる頃は通っていたサポステのカウンセラーの方に「データ入力」の仕事を薦められ始めた。お中元、お歳暮のシーズンは募集を掛けている事が多く、ちょうど事務職がやりたいと言っていた自分の希望と重なるように感じた。しかし自己評価の低いニートな自分のタイピング速度がプロして使えるのか心配になる。

サポステから教わったデータ入力仕事の募集先は派遣会社だった。普通の派遣会社で、俺の事を何も知らない人たちの元に向かう。ニートと思われないのは気楽だった。とりあえず派遣登録するという事で行ったのだけど、同じようにデータ入力希望者が複数いた。5~6人はいたんじゃないかな。

どんどん別室に呼ばれてタイピング速度を計測する入力テストをやるのだけど、ここに来て謎の火がついた。”引きこもってチャットで一日を潰しているニートを舐めるな”という感覚でタイピングに挑んだ。結果的には「普通の人より少し早いです」という微妙な審査結果で合格。ひとまずデータ入力仕事に向かう切符を手にした。

しかしこれ、勤務地がかなり微妙だった。たぶん、今後の人生でも余程の事が無い限り、通う事の無い時間をかけて移動した。勤務地は、俺の住んでいる松山の隣にある東温市の端っこ。原付で普通に40分は走った。通勤手当の出ない仕事で、40分の原付移動というのはガソリン代的にもそれなりに痛い

これを寒い時期にも関わらず、11~12月にかけひと月ほど通う事になる。冬場の原付移動をされている方には分かるかと思うが、それなりに温かい服装でも厳しいのだ。

 

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デスクワークは眠たくなる

データ入力というか、座り仕事は初めてだった。憧れのデスクワーク。座ったままパソコンを叩いていれば金が発生。看板バイトほどの楽を出来ないにしても、それなりに条件が良い。「タイピングをするために生まれてきた」とまで思えそうな指をついに活かす時が来た。

ところがどっこい。眠いこと、眠いこと。冬場だった影響もあり、部屋の中は暖房をガンガンに効かせていた。これがデータ入力員の自分にとって環境が良過ぎるほど快適だったのだ。元々薬を飲んでいるため眠気を誘発しやすいにも関わらず、さらに暖かさで眠気が押し寄せてくる。パソコン画面に向いても目が開けられないほど眠たくて仕方が無かった

今でもこの眠気に襲われる。どうも自分が止まっている時に眠気に襲われるようで我慢できない。このデータ入力後に別の仕事をしてきたが、やはり座って何か作業をしたり考える時に眠くなる事はあった。我慢が出来ないので集中が全くなくなる。

寝てはいけない時に、起きているだけなら話は簡単だ。しかし、意識を継続的に維持しながら細かいデータ入力をする集中力まではコントロールできない。「自分でどうにかする」といった対策が打てず、常に眠気に襲われ続けた。

見かねたのか、近くで作業をしているおばちゃんが「フリスク」をくれる。これで少し眠気を飛ばせる事を知り、その後のフリスク購入のきっかけになった瞬間だ。

しかしフリスクも刺激が一時的な物で、継続して眠気を覚ませる作用を持っている訳ではない。当然こんな睡魔の中でデータ入力をしていればエラーだらけ。次から次へとやり直しの状態で戻って来るので、眠気ほど怖い物は無いと学習した。憧れのデスクワークが、自分にとっては相性の悪い仕事という事がわかっただけでも収穫だが

実に悩ましい眠気。身体が一気に重たくなり、作業するための脳が働かない。こうなると一度寝ないと何も出来ないので、仮眠の取れる仕事じゃないとデスクワークをやる気になれない。薬の副作用なども考えられ色々と薬を変えたりもしたが、未だに眠気の問題が改善されないのは仕方が無いと受け入れている。

今頃になって何の用だ

データ入力が終わる頃の話だ。24歳の時にパートをしていた時の、スーパーの上司から「鍋パーティーをやろうと思うけど来る?」という誘いがあった。実は書き忘れていたが、スーパーのバイトを辞めた24歳の冬にも誘われて鍋会に参加している。俺の悪いところだけど、「興味が無いけど誘われたので行かないと悪いかな」が発動していたからだ。

それがまた「今年もどう?」という流れを生んだ。「俺がスーパーで何を思い辞めたのかわかっているのだろうか・・」と思いながら「仕事が忙しいので」と断る。基本的に仕事が忙しかろうが、行きたければ行くのだけど関係を維持する必要性を感じずに断った。

そこそこオタク性の強い人だったので、もし仕事で出会わなければ少しくらい気の合う友人になれたのかもしれない。仕事で出会うか、プライベートで出会うかというのは大きい。

 

恋人はサンタクロースとか言いたいですね

この年は、頻繁にバイトへの誘いの電話が鳴る事を以前書いたが、データ入力が終わる頃にまた例の女の子から仕事のお知らせが入った。

データ入力の仕事は1カ月ほどあったのだけど「これを終えれば仕事収めだ」と、殆ど働いていない年を締めくくるつもりだった。それがどうした事か。「あらたくん、クリスマスのイベントでサンタさんやって欲しいんだけど駄目かな!?」と来たわけである。声も可愛らしいので断れず、仕事収めを伸ばす事に決定

 

クリスマスシーズンの大街道に場所は移る。それなりに賑やかで、俺の服装はサンタのコスプレ。顔は白ヒゲをつけているので誰かはわからない状態。街行く子供に風船を配り、その風船を貰った子供の親が携帯の説明を受けるというイベントだ。携帯のセールスはせず、ただひたすら客の目を引けばいいだけの存在に楽しさを覚えた。

自分が楽しくやっていれば、子供も楽しそうだし、それを見て俺も楽しい。もはや大人の介在する余地のない空間の誕生である。それなりにアドリブで変な踊りもするなど、サービス精神の旺盛なニートだ。2日限定のイベントは無事に終わった。

派遣されてきたサンタなので、仕事終わりは家に帰るだけなのだけど、周りの人が俺を絶賛してくれた。「いや~サンタ良かったですよ!」と言われ嬉しかった。この一言が基本的に俺の世界に存在しない。努力して頑張れば頑張るほど、働けば働いただけ叩かれるので社会は嫌いだし、会社と言う組織が鬱陶しい

ただこの時は、子供が全力で喜んでくれていた事と、自分のやっている事を認めてくれる人たちが周りにいたのでいい思い出となっている。25歳のシーズンは、このまま似たような看板持ちバイトに行ったりして普通に終わる。

 

終わりに

25歳の頃は、ずっと無職で人生が終わっていると思ってました。今にして思えば全然終わっていませんね。そう思わせる劣悪な社会状況のせいだと思います。20代の若者が少し無職でフラフラしているだけで「人生が終わった」と思わないといけない状況があるのはおかしいです。

僕は別に「20代無職」って悲観する必要はないと思っています。むしろ悲観すべき問題点は、「25歳無職とか・・今後が大変だぞ!?」としか言えない人たちの世界観にあるとさえ思えます。「25歳無職からでも、30歳無職からでも別に生きて行けるぞ」というたくましい世界観、価値観を持っている人の言葉に耳を傾けるべきでしょう。

悲観論者の意見は、アリ地獄に吸い込む罠みたいなものです。無職に対して悲観的なイメージしか持てない人は、基本的にその程度の人なのですよ。もっと上を見て、明るく生きて行こうとしている人を手本にすべきだと僕はその後の人生で知る事になるんですけどね。これもいずれ書こうと思います。

 

ここを読んでいる「不登校・引きこもり・ニート」の人たちは、悲観的に自分を見ないで欲しいなと思います。悲観しても得が無いんですよね。僕なんか33歳無職ですが、25歳無職の自分より未来を明るく見ていたりするので不思議な物です。ということで、僕が「25歳無職」で不安になっていたのは、周りのせいだと断言しておきますw

 

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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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