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ニートにならない為の家事手伝い★仕事と家事の関係性は親必見★

 

前回の記事の「ニートにならない為の方法」に関して書いていこうと思います。僕のようなニートを増やさないという趣旨も込めていますので、モデルとなるニートは管理人である僕を中心に扱っていきます。

今回はまず僕自身がニートになってしまった原因の一部として考えている話をします。少しだけこのブログでも書いた事がありますが、それは家の手伝いを殆どやる事もないまま大人になってしまったという事です。お手伝いなので、家事や雑用といった家の中で起こる仕事全般を指しています。

 

家事の重要性については、仕事を始めた際などに必要なスキルになるといった内容を過去に書いていますので、参照される方はご覧くださいませ。参照記事はこちら。参照記事を読んでもらうのも悪いので、簡単におさらいとして内容を伝えておこうと思います。

と言いますのも、家事に関する手伝いといっても簡単な事から難しい事まで幅があります。そして、どれも一定の時間が必要となるものです。仕事と家事を両立されている方などは想像がつくと思いますが、のんびりやっていては時間がなくなります。

洗濯、掃除、炊事など何事にも時間は取られますので、ある程度は時間を有効かつ効率的に使う事が必要です。これは社会に出て仕事をするとわかるのですが、どこの職場でも効率を求められます。雑用などは最たるもので、家事と直結している事も多くあります。

*職種によって、職場の家事的にな仕事は変わりますが、ゴミ捨てや掃除などは基本。ちょっとした雑務は会社の人で済ませているというケースがほとんどです。電球を取り換えたり、机などの配置を変えたりする事も含みます。

 

こういった雑務などをやっておかないと、職場に入ってすぐに効率的に動けるかというとそうでもないと思います。何も知らないまま育つのと、ある程度の事をさせて育った人では仮にカンタンな作業をさせても差は出てしまいます

子供の頃から手伝いで物事を効率的に作業しておく重要性は、こういう面で役立つと僕は経験上で考えさせられる事が非常に多かったです。簡単な事でもやっていないと出来ない事も多くあり困る事がありました。いわゆる自分の失敗談にも繋がっています。

しかし僕は、今も家にいますが手伝いをしても、せいぜいゴミ捨てに行ったり洗濯物を取り込んだり、足りない物を買い出しに出たりくらいの話で、ほとんどやっていません。まあ、僕も面倒くさいのでやらないのですがw

と言っても、今のようにさすがに何もしたくない状態になるまでには紆余曲折がありました。僕は自分でも何かと面倒くさがる性格を持っている部分もありますが、手伝いをしたくないわけではありませんでした。むしろ手伝う事を親に拒まれてきた部分も存在します。

 

学校に通っていた頃から、家のお手伝いをしましょうという話は何度も聞いてきました。一般的に「子供が親の手伝いをするというのは親にしてみれば非常に助かる」という感覚は僕も一般常識として持っています。

しかしウチの場合は少し違っていたようで、大人になればなるほど顕著になっていきました。ウチの親の場合は、手伝われる事そのものが苦痛になるパターンの親だったようで珍しい親なのかもしれません。

 

物事について何も考えさせない親

 

まず僕の子供の頃の話になりますが、親もそれなりに手伝いという事を子供にさせないといけないと認識していたようで、僕にもある程度の事はやらせようとしています。僕も実際に少しは手伝いをしていたのを記憶しています。

しかし親が僕に手伝いを求める際には、自分の子供であろうと何事も失敗は許さないという前提があったという事が問題でした。手伝う事で効率的に物事を進める事を学び考える力がつくと書きましたが、ウチの場合は子供である僕に殆ど考えさせていません

例として風呂掃除を手伝うように言われたとします。しかし、風呂場まで僕はついていきますが、風呂桶をこするスポンジの使い方から、スポンジに対する洗剤の量まで「これは、こうやってこれくらいでやれ」と全部を指示されます。

 

こうなってしまうと、親の仕事を手伝っているというよりも、あらかじめ用意されたレールの上を歩けばいいだけになっているわけです。形は確かにお手伝いですが、子供が自ら考えて、目の前にある道具を使って用事を済ませているわけではありません。親の指示に従ったのみです。

僕は結果的に、これが大きく影響しているのか、仕事を始めると大抵の物事を頼まれると「このやり方でいいのだろうか」と不安になって小さな事でも先輩たちに聞いてしまいます。聞かなければいいのですが、人様たちの間にあるルールを破れないという認識が働くのです。

人には10人10色のやり方が存在するので、正解などあるはずもないのですが、僕はこういった自分のやり方を持っていないので作業の仕方すら想像が出来にくかったりします。

 

先輩方からしてみれば「ググレカス」の一言なのでしょうが、軽作業にも思考しなければならなくなっていました。近年の若者に言われる、いわゆる「指示待ちの若者が増えた」などの報道を聞くと、僕と同じ環境かわかりませんが、自分を重ねてしまう事もあります。

そのせいか、指示待ちの人々も、それなりに考えているのではないかという僕なりの解釈を持っていたりします。彼らにも考えがあって、考えた結果に動かない選択を取っていると言えばいいのでしょうか。

仕事に出ていると必ずと言っていいほど「見て覚えろ!」という言葉を先輩から投げかけられてきましたが、この意味も家事で養っておくと意味がやっと通じるような気がします。

 

自分たちで物事に取り組んできた人にしてみれば「見て覚えろ」は当然ですが、僕のようなタイプは真意がわからないために「見て覚えろ」と言われても本当に見ているだけだったりします。こういう事から、子供には手伝いを存分にさせるべきだと思うようになりました。

これは勉強よりも重要だと思います。中学、高校くらいになると、受験が控えているので勉強一本でやっておけと考えがちです。しかし社会に出るとその頃の勉強よりも、身近で起こる小さな家事の方が重要視され、社会と言う枠組みの中では重宝されるスキルになっていたりするのです。

勉強の成績ではなく、機転の利いた行動が取れるかどうかの問題にも繋がっています。俗に言う仕事の出来る人は、幼い頃から当たり前に手伝いなどを通して頭を効率的に使う訓練をしていたりします。家事全般が仕事の介護を通して特に感じました。

 

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失敗を許さない親

 

これまで親の言う通りにやっていたと書いていますが、さすがに永遠のロボットではありませんので自分で考えてやる事もありました。例えば「鍋や皿を洗っておいてくれ」と親に頼まれたとします。しかし、親が何か別の用事をしていると、いつものように僕に指導できない事もありました。

そういった時がチャンスでもあります。僕は、ここぞとばかりに自分の力で考えます。「親に頼らずとも勝手に自分が先陣を切って手伝ってしまえば親も喜ぶだろう」と子供ながらに考えます。我流の洗い方ですが、大きい鍋など子供に扱いにくい物でも頑張りました。

親が教えに来る前に、先に手伝いを済ませた少年の僕は、当然のように「ひとりで出来ました(キリッ)」という状態です。褒められると思っています。しかしウチの親は少し違いました。こういう時に限って、鍋の微妙な部分の汚れがまだ落ちて無かったりするんですよね・・。

 

すると「それではダメだ。こうやって・・こうするものだ」と正しい洗い方とやらで、僕の洗った鍋を結局は親が洗い直してしまうのです。こうなってくると、自分で洗った意味など無くなり、本来は僕が褒められるはずであった気持ちまでも全否定されています

家での手伝いくらい少々の失敗があろうと「偉い!ひとりでよくやった!次も頼むぞ!」とでも言っておく方が子供の自尊心は保たれ、次の手伝いも頑張ろうという気持ちになります

ウチの親の対応では、僕が勝手に行動してミスったので、また二度手間で親が洗わないといけなくなって残念の話で終わるだけです。僕は、頑張ったつもりが非常に申し訳ない事をしてしまったと子供ながらに感じる事が手伝いの中で増えていました。手伝いの頑張り損という感覚が近いと思います。

 

非常に多くこういった事が繰り返された影響か、僕は子供の頃から何かと「何でも先に自分からやると失敗するから、周りの大人にきちんと聞いてからやらなければ」という考えが染みついてしまいました。

「周りに判断を求める」は僕の家では正解のルールですが、実社会ではこの考えは大きなロスにしかなりません。学校、会社、地域などどこでも言える事ですが、集団の場では「自分で考え、失敗したとしても誰よりも先に行動できる人」のほうが、圧倒的な高評価を貰いやすくなります。

逆に失敗を恐れて行動を一歩控えた人は、ドンクサイ人、気の利かない人、何もしない人というレッテルを貼られて苦労するという事は、僕が実際に体験してきました。周りに迷惑をかけまいと思って動けなくなったら、更に迷惑がられる典型例が僕の存在です。

 

「勝手に動けば失敗する。動かなければ失敗する」というバッドエンドに涙目です。

 

 

親のこだわり=子供の負担となる

 

我が家には、何をするにも失敗してはならないという暗黙のルールがありましたが、同時に存在していたのは親の物事に対するこだわりでした。うちの親は、こういう面でも毒親なのでしょう。以前も書きましたがウチの親は少しズレています。(参照記事 俺がプレッシャーに感じる毒親の言葉)

 

風呂掃除や、皿洗いなどの話は書かせて頂きましたが、これ以外にもたくさんの出来事があります。しかし、僕が成長して世の中と我が家を比較できるようになると、自分がそんなに間違っていなかった事にも気がついてきます。友人宅などで遊べば、他所の家庭事情が見えますからね。

失敗は誰でもしますし、家庭によっては少しくらい皿に汚れが残ろうと、その皿を使う事で人が死ぬまでは無いとスルーしている家庭もあります。また仕事をする中でも、丁寧に洗わなければいけないと思っていた皿を洗っていると「そんなに丁寧にしなくていい」と逆に怒られる事もあったくらいです

あまりに酷いと社会問題にもなりますが、こういった丁寧に洗うとか、汚れを落とさなければいけないというのは、僕の親のこだわりの部分でもあったという訳です。別に家から出たら、親のルールまで僕が背負う必要はないのですから。

 

悲しい事に、僕は潔癖症の傾向も強迫性障害に含まれているので、なかなか治すにも苦労しています。しかし我が家の失敗はダメというルールは絶対ではありません。親が知らず知らずのうちに、子供にキチンとやって欲しいというこだわりを押し付けていただけなのです。

仕事に就くと、丁寧に洗わねばいけない観念などに捉われて仕事が遅くなる僕がいます。怒られるので急いでやろうとしますが、さっさと洗うだけのスキルは子供の頃から培っていないため、急げば雑な作業になり更に怒られます。器用さの欠片すら形成されていないので当然です。

 

親は子供を成長させて生きる力を与えなければなりません。子供の為を思ってキチンと教えているつもりが、思考判断の機会を奪っていたり、手伝いをさせているつもりだけで終わっているかもしれません。

親がいなくなった時に、子供は一人で問題を解決できる人間になるかを考えて育てないといけないということが僕の親と、僕との間で起こったケースから垣間見る事ができます。子供のために手伝い過ぎる事も同等な事が言えます。

いくら大変そうでも、自分でやらせる事は非常に重要です。愛情で手伝ってあげたい気持ちはわかりますが、グッとこらえて見守る事も必要です。愛情の履き違えが、子供の人生を狂わせているかもしれません。ライオンのように崖から突き落とす過激な話ではなく、子供の事を信じて見守って欲しいのです。

 

小さな経験は馬鹿にできない財産となる

以上のような僕の経験から、親は子供に対しては「失敗ありきで何でもやらせておく方が、基本的にはプラスに働く」という事を伝えたいのです。このお手伝いに関しては、どんなに簡単な事でも出来たら出来ただけ子供には自信にも繋がっていくと考えられます。

 

買い物でも、洗濯を干すでも何でもいいのです。小さな事ですが、子供にとっては何かしら出来た事は財産となっています。さらに何かをした際には、褒めてやれば「自分は何でも一人で考えてやれるんだ」と自信を持てる子供になります

お手伝いで失敗すると言っても、ほとんど大した事は起こりません。小学生に買い物を頼んで、キャベツを買ってくるはずがレタスを買ってきたとしても笑ってあげればいいだけです。

むしろ子供が自分の目で見て、似たような種類のモノを選べたという成果を認めてやるべきです。間違いも含めて勉強になっています。買い間違え程度なら将来を見据えるなら安い学習費で済みますから。

 

なぜ手伝いが重要なのかを親も知る事

 

家の手伝いなどから始める軽作業は日常にいくらでも存在します。そういった中から効率的に物事をこなしていく練習をさせるというのは、親の役目だと僕は考えます。

昔は子供が多くいたので、家事は基本的に家族みんなの手伝いの元に成り立っていました。しかし現代は子供の数も少なく、家の手伝いより勉強やお稽古、習い事などが重視されがちです。学歴主義の傾向はこの先も当面続くでしょう。しかし学業だけでは生きていけません。

当たり前のように自分で考え、自分の思考で解決させるという手伝いをさせている親御さんや、それを実行している子供さんならいいのですが、僕のように何も知らないまま手伝いを軽視して大人になってしまうのでは雲泥の差が出ます。

 

ウチの親も一般的な意見や風潮にある「子供に手伝いをさせろ」の話は知っていましたが、なぜ手伝いをさせるのかの真意はどうやら理解できないままだったようです。親は自分がやった方が早いし、ドンクサイ僕のような子供にさせる方が面倒と判断してきました。

要因はまだまだ他にもあると思いますが、結果的に僕はニートになってしまっています。注意して手伝いをさせるはあながち間違いとも言えないのです。また僕自身も子供の頃の手伝いで、褒められた喜びや思い出が無い事も事実です。

 

今も相変わらず皿洗いなどには親はうるさいです。丁寧に洗えたかどうかを尋ねてきますが、もう僕にとっての洗い方でやるようになりました。これは自分が世間とのズレを認識できたからなのであって、子供の頃から僕が認識する事は不可能でした。

僕の家が特殊なケースだと思っているので、今回の記事は本当に関係の無い方には伝わりにくいかもしれません。もし読んでいて自分の親や子供に該当する部分があると思われた方がいらっしゃるとしたら、少し考える機会になれば幸いです。それでは失礼いたします。

 

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Comment

  1. あらた より:

    「一揆」と聞くと外国の暴動などを想像しますが、日本人って驚くほど大人しいですよね。これだけ不遇な環境に置かれながらも真面目に働いているというか。小規模に荒れる事はあっても、大きく問題化しないのは国民性ですかね。

    ウチの親は、どちらかというと父親が細かいですね。母親も細かく、両親で神経質なので大変だったりします。どちらかが雑だったり、どうでもいいやって態度なら少しは違う気がしました。

    >>いろいろ挫折屈辱屈折がありましたけど、何もトラブルなく働いていても、どこかでガス欠して結局今のようなニートライフになっていたんだろうな~ たぶん・・・

    この部分とか凄くわかりますね。上手く言えませんが、僕の場合はそれなりに順調に働ける環境でも失速してしまうというか、脳のスタミナなのか体力の問題なのか、知らない間に人との摩擦で疲れているのか。

    余裕で働ける場所でも気がつけばボロボロになっていく自分がいるんですよね。学生時代は、学校に通うだけで精一杯だったのであの頃からすでに社会と微妙に合わなかったのかもしれません。そういう事もあってか、個人でやれる仕事にシフトせざるを得ないのかなと考えております。

  2. 家事が出来ないまま大人になったので、分かります。

    うちの母はこだわりが強く、やり方の違いや汚れの残りで
    祖母とさえ揉めて、結果共同生活できないように。。。
    なので子供にやらせるなんてとんでもない、二度手間だと。

    子供に家事をやらせて考えさせて褒めて、
    そしてその上でコツを教わったりしたかった。。。

    • あらた より:

      しんさん はじめまして。
      コメント頂きありがとうございます。

      おっしゃられる通りでコツは重要ですよね。

      生活の中には小さなコツが無数に存在していて
      それこそ目に見えない考えてもわからない感覚を
      自然に身につける話と言いますか。

      手間がかかっても子供にさせるというのは
      大きな教育だと思っております。

      またお時間がございましたらお立ち寄りくださいませ。

  3. ぱんだきち より:

    こんにちは。はじめまして。
    不登校の高校2年生の娘を持つ母親です。
    お手伝い、凄く大事だなって今実感しています。
    全然させませんでした。
    だから、このまま社会に出たら、きっと相当大変な目に合うのではと思ってます。だけど、今、不登校で生活リズムもグチャグチャで、何もやる気の起きない状態の時に、お手伝いを頼んだ所で今までの挽回が出来るとも思えません。
    この間、娘が自分の食事の後片付けをしていたので、お礼を言ったら、親切でした訳でなく、当たり
    前の事をしただけだからお礼を言う必要はないと言われました。だから、じゃあ、親切でたまには家事もやってよって言ってみたら、
    親切でやると失敗するから出来ないと言われました。
    娘が小さかった時、きっとあらたさんのエピソードと全く同じ様なことを私はしていたと思います。だから、今更、失敗してもいいか
    らやるべきだとか、そんな言葉も嘘くさくて言えませんでした。

    あらたさんのブログのお話って、最近、私が娘に対して考えてる事がそのまま書かれてるとこが多くて、思わずコメントしてしまいました。
    娘に対して、焦ってきたら、あらたさんのブログを読んでます。
    そして、元気をもらってます。

    • あらた より:

      ぱんだきちさん はじめまして。
      コメントを頂きありがとうございます。

      「お手伝いを子供にさせる」というのは、簡単そうで難しいですよね。でもぱんだきちさんがそこに気がつかれたのであれば、もう安心されていいと思います。無意識のうちに親が全部やってしまうのが怖いだけですからね。手伝ってくれそうな時に、手伝ってもらえたら学ぶ機会は十分に与えられていると思います。

      また、今が不登校で生活がグチャグチャなのであれば、無理に手伝わせる必要もないかと思います。やる気が無くなっている時にやらされる事はストレスですからね。その分だけ、やる気でやってくれた際には、褒めてカバーしてみるのが良さそうです。

      ぱんだきちさんの書かれているような、お礼の言葉などを言われると、子供は態度にこそ出しませんが言われたら嬉しいと思いますし、「次もやろう」という気持ちにも意識が向かいます。そして、娘さんの「失敗するから出来ない」という気持ちも本当だと思います。実際にいきなり上手くやるのは難しいですからね。簡単な事、やる気があることからコツコツで大丈夫です。

      またお母さんの立場から、嘘くさくて言えないのであれば無理にいう必要もなさそうです。もう「失敗は前提であるもの」だと考え、失敗したとしても「手伝ってくれてありがとう」と感謝の気持ちさえ伝えておければ、誰でも嬉しくなって「次は失敗しないようにやってみよう」と思えますからね。

      特に不登校をしていると、周りから褒められる経験を失いがちになるので、お手伝いなど絶好の褒め機会なので試してみて下さいませ。ちょっとしたお手伝いができるだけでも、「自分の出来る事」として認識して自信にも繋がっていくと僕は思います。

      応援のコメントを頂きありがとうございます。またお時間がございましたらお越しくださいませ。

  4. ぱんだきち より:

    あらたさん。こんにちは。
    この前のコメントの返信ありがとうございます。

    突然ですが、質問しても良いですか?
    今日、娘に家事の頼みごとをしたんです。でも、できそうにないなら下の娘(中1)に頼んでも良いとつたえて、私は仕事に出かけました。
    別の用で家に電話したら、結局本人は寝てしまって、妹にも頼まずなので、私の主人の母がやってしまったようです。

    私としては、約束くらいは守って欲しいから、文句ガンガン言いたいですが、それではいけないのかと思っています。こんな時、どんな風な態度で接したら良いですか?

    昨日、学校の終業式と、学校のカウンセリングで、3週間ずりに登校して疲れているんだとは思うんですが…。

    • あらた より:

      ぱんだきちさん こんにちは。
      いえいえ、こちらこそ稚拙な文章をお読み頂きありがとうございます。

      娘さんに頼んでいた事が、下の娘さんにも伝えられず「放置」という形になっていたのですね。ぱんだきちさんも書かれているように、娘さんも疲れてはいるのだと思いますが約束は約束なので、そういうところはきちんと伝えていいと思います。頑張って登校してくれてはいますが、家庭内の約束は約束で別物ですからね。

      ただ娘さんも約束を破りたくて破ったわけでも無いように思います。ですので親の立場として「頼み事を守ってもらえなくて困った事実」だけ伝えて、次から気をつけて欲しい事を伝えれば良さそうです。何度も頼み事を守らないとなると、別の言い方になるかとは思いますが今は大丈夫そうですね。

      また娘さんにも「約束を守れなかった理由」があるかもしれないので「しんどくて寝てしまってたの?」くらいの言い方で聞いてあげるといいのかもしれません。「しんどかったから」と言えるような逃げ道を用意してあげるだけでも、気分的に娘さんも楽だと思いますし、怒られそうな時に優しくされると「次は気を付けよう」と考えるようにも思います。

      子供に届くように伝えるのがポイントなので、感情面をガンガンに押し出しさえしなければ、普通に伝わると思いました。親子なので少々ケンカ腰でやったとしても時間が経てば修復するのですけどね(笑) 今の娘さんに余裕が無さそうなら、少し多めにみてあげてくださいませ。

      それでは失礼いたします。

  5. ぱんだきち より:

    こんばんは。
    早速お返事ありがとうございます。

    しんどかったの?って聞いてみたら、昨日、教室の引越しがあったのと、学校に置いていた色々な荷物を持ち帰ってきたので、筋肉痛だったそうです。それと、夜寝れないので、凄く眠くて妹に頼むのもできなかったらしいです。(寝れないのは昼に寝ているからかもしれないとも言ってました)
    学校には友達はいますが、かなり
    気を使うみたいだから、その辺も疲れたんでしょうしね。
    あらたさんの言う通り、約束は守ってもらわないと困るってことだけ言うことにして良かったと思い
    ます。

    どうもありがとう。
    それでは、おやすみなさい。

    • あらた より:

      ぱんだきちさん こんにちは。

      そうでしたか。
      娘さんも色々と疲れてはいたようですが、それでもぱんだきちさんもお母さんとして言うところは言えて良かったですね。
      しばらくは夏休みなので、娘さんもゆったりできるといいですね。それでは失礼いたします。

管理人:あらた


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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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