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ニートの「冬季うつ」対策★冬場はヤル気が失せる&眠気が暴走

 

このブログを始めたのは去年の7月。どんどん温度が上がって行く夏だった。思い返せばあの頃は「不登校、引きこもり、ニート、発達障害など何かしら問題を抱え生きづらい人のためになるようなメッセージを発せられないか」という思いだけが突っ走っていた。勢いに身を任せガンガン更新しては言いたい事をぶちまけた。

それがどうした事か。当ブログに定期的に足を運んで下さっている方はお気づきかもしれない。いや、すでに気がついていると思う。そう・・更新速度が冬場になって右肩下がりに減っている。定期的には記事を出そうと書いてはいるものの、明らかなペースダウンの状態になった。

 

しかしこれにはちゃんとした理由はある。

それは冬場になると、俺は毎年のように心身の調子が悪くなると言う事だ。強迫性障害の具合も冬場は特に悪くなる。確認したくなる頻度が増えたり、気分的にも落ち込んでしまったりするのが例年のパターン。仕事をしている頃もだったが、寒い時期になると身体がダルくなったり、思考が停止するような状態に陥りやすい。これは・・

これは、冬季ウツ(断定)

 

特に誰かに言われたわけでもないが、自分なりには「冬場に起こるウツ」なのではないかと自己完結させている。しかし、自分は冬になるとウツっぽくなったりすると言ったところで世間様はお構いなし。むしろ「だから何?」と言われるレベルなので、1人で冬場を耐えているわけだ。

今日はそんな冬場のウツになりやすい自分の話とあわせて、この状態を乗り越える「冬ウツ気味の人への自分なりの乗り越え方」をまとめておこうと思う。仕事をしながらの頃は本当に参ってしまった・・。

 

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俺は夏男なんだから、冬は弱いに決まってるだろ

 

そもそも「冬季ウツとは?」という話なのだけれど、近年は色々と研究されているようだ。ざっくり言うと、冬場になると身体に不調を起こす状態。人によって原因や症状は全く異なるのだけど、俺の場合はすごく身体が重たくなって、ダルさを抱えてしまう。そして異常なまでの眠気にも襲われやすい。

十分な睡眠を取っているにも関わらず、睡眠時間が全く足りないかの如く昼間も睡魔に襲われ困ってしまう。冬場は日照時間が極端に減るので、日を浴びる時間が減っているのも影響していたりするそうだ。自然の成り行きなので、日光が無くなる時間が増えるのは仕方が無いが俺にとっては死活問題だ。

そうこう言えるようになったのも、自分がそれなりに調べて知識が入ったからであって、昔はこの状態をタダのナマケモノ状態だと勘違いして自分を責めてばかりだった。自己弁護っぽいけれど、冬は本当に俺に取って鬼門でしかない。

 

逆に夏場はかなり強い。ミスター夏男と自負しているのだけど、どんなに猛暑日で働こうと俺はクーラーなんか無くても耐えられる。仕事などでクーラーが効きにくい状態があり周りが暑がろうと俺は平気だった。「あらた君はこんなクソ暑い中でよく平気だね」と言われたりしてきた。でも、こう言われるけど心の中では

 

暑いに決まってらw

 

と思っていた。誰も暑さを感じないとは言っていない。むしろ暑いと思っている。アセモなど皮膚への影響は人一倍でやすく、むしろ影響を受けているタイプかもしれない。皮膚科は夏場になると必ず通う。あくまで俺は夏男の看板を1人で背負っているだけなのだ。

単純に周りの声に比べてこの程度なら全然平気という感覚を持っているだけなのだ。住んでいるところが涼しい地域などでも無い。むしろ夜はクーラーが無いと寝られないと言われる場所だったりする。でも俺にはクーラーが無くとも眠れる。冷凍庫にあるアイス枕みたいなのを傍に置いておけば涼しい。

人によって暑さや寒さ、気温の変動や天候がどう身体に影響するかわからないだけなのだ。俺にとっては夏は無双、冬は寒そう(?)な状態と言う話。ゲームで言うところの、炎属性みたいな身体なのだろう。クーラーが無くても大丈夫な自分は、その分だけ冬場に弱いと考えている。

±0の法則ではないだろうか?

 

寒いから動きたくないという考えでは無い

 

こういう俺のような状態を世間で言っていると「甘え」の一言で断罪される。まさに夏も冬も関係なく元気で過ごせる恵まれた身体を持っている人らしい台詞だ。「寒いし動きたくないって吠えてるだけ」という人に限って、夏場になると職場でクーラーを周りの声も聞かずガンガン下げていたりする。

俺は涼しいに越した事は無いと思っているので、寒さが苦手と言ってもガン下げはウェルカム。でも、こう言う時こそ冷え性の人の事や、冷房が苦手な人の事を考えないといけない。自分が暑いから周りも暑かろうとクーラーを使用していいのか。

 

これこそ俺から言わせてもらえば、クーラーは甘え

 

さすがに本気でそんな事は思わないが、季節への適応力は人によってこれだけ差が出ると言う話だ。夏の暑さや、冬の寒さに抵抗できるのは適応力を持った運の良い身体を持ったと考えるべきで、いち個人の根性や努力では越えられない壁を持った能力であり、目に見えぬスキルだとさえ俺は思う。

 

過去に俺は、夏場の自室でドアや窓を塞ぎ、クーラーや扇風機も付けずに引きこもっていた事がある。「脱水症状になるからやめてー」とうろたえる母親の声など見向きもせずに全力で引きこもったが幸いに脱水症状にはならず、汗を掻きながらピンピンしていた。

誰もが同じ感覚で生きていると思うなかれ。今、その状態で普通に過ごせる事に感謝するべきだと思う。そして、暑いから寒いから~~だという考えは、当人の主観でしかないと認識を改めるべきだ。

 

 

定期的にやってくるウツに対する対策

そして久しぶりに怒りを撒き散らすかのように文章を書いたけれど、俺としても対策に講じている。いくつかあるのだけれど自分の症状と照らし合わせて、まとめておこうと思う。俺の実戦している一番の対策なので、人によっては症状そのものが違っていたり効果が無いかもしれないが・・。

とりあえず、意味があるかどうかは別として試してみようというパターンだ。

 

睡魔にはフリスク、それでもダメならば身体に冷気を浴びせろ

座っている時や、ほとんど動く事の無い状態になると眠気はかなり強く出ていた。仕事をしている最中は本当にツライ。何しろサボりたいとか、やる気が無いとかそういう問題の前に、とりあえずの眠気が来襲している。この姿を見られたら、上司からもれなく注意が飛んでくる。

そんな時には、刺激物が有効。とりあえずフリスクを口に含んで、口から刺激を与える。何粒も一気に含めば贅沢な刺激だ。ちなみにフリスクに関して言うと、1ケース200円くらいするので、経済的に考えるとあまり使えないのが問題。眠気は飛ぶけれど、金も飛ぶというリスキーな方法だ。

それなら仕方が無いと、とりあえず身体を動かすようにする。「この場にいちゃダメだ。逃げなきゃだめだ」と身体を動かす。できれば一気に温かいところから、寒いところに移動して身体に冷気を浴びせてやるのが効果抜群。今のところはこういう作戦で生きていた。

一時しのぎ程度だが、やらないよりは意味があった。

 

やる気が無くなったら、非日常的な行動を取る

 

この「やる気が無い状態」と言うのは非常につらい。これは冬に限らないけれど、ウツ状態の際には嫌というほど出現する症状。この状態に陥ると、だいたい同じような事を考えて、同じような事を繰り返しているのが俺のパターン。

楽しいはずの趣味などをやろうとするも、その趣味をやれば回復するのだと言う「改善させる義務感」を背負っていたりする。遊ぶための努力が必要となり、この場合は不適切だと認識した。いっそのこと自分の中での遊びの概念も捨て去り、普段のルーチンワークから逸れた事に手を染めてみると効果が出る事もある。

 

例えば、気分が落ちると俺の場合は普段なら娯楽であるはずの「本屋で立ち読み、ゲームショップ徘徊、パソコンで作業をして遊ぶ」などのお楽しみ行動そのものに制限が掛かる。今だと、パソコン作業であるブログにまで更新がしづらいという影響が出ていたりする。ではなぜ今、こうやって記事を作成できているのか?

それは、さっきまで非日常的な行動を取っていたからである。パソコンで決まりきったコースの徘徊をやめ、全く関心の無いサイトに出入りしたり、普段は見向きもしない記事を読んでみたりする。ここで重用なのは、いつもの娯楽となるサイトが自分に取って今は娯楽にならないと認識する事である

俺は、普段の娯楽コースは回避して全く違う行動を取る。すると非日常的なせいか少しの刺激が楽しかったり普段と違った変化を見る事が出来たりする。結果的に、一時的でもやる気が回復し、少し何か行動に移そうと思えたりするわけである。

 

「自分の好きな事はコレだ!」と頭ごなしに決めつけてしまうと、その方法が一番のストレス解消と思い込んでしまう。敢えてズレた視点で、別の事をやってみるのも良いのではなかろうか。

 

 

終わりに

冬場は色々な面で波があるので、書いたり書かなかったりが続くかと思います。一応、記事は書いているのですが、全く関係ない作業だったりします。性格上、勢いのある時に全力なのは良いのですが、全力ペースを上手く配分することできません・・。ブログをやる中で、自分のペースは掴みたいところです。

ちなみに、これを言うとあれですが春先も少し調子が落ちやすかったりします。花粉症とかでは無いのですが、卒業シーズンと入学シーズンで良い思いをした記憶が無いからですかね(笑)

卒業のイメージは、小学校時代の友達と別れたり、中学で好きな子と離れたり。入学シーズンになると、新卒の入社式などが報道されていますが、アレ見てるだけで嫌な気持ちになるんですよね。たぶん入社式ほど自分に無縁なモノはないと思ってるからでしょう。

 

それにしても自分はつくづく社会に対する復讐心や、嫌悪感で動くのだなと感じています。久しぶりに書いていてそう思いました。あまり良いエネルギーで無いのはわかっていますが、ブログを書く根底にある動機は「社会に対する怒り爆発」ですから仕方が無いという具合に今日はまとめさせていただきます。

ご閲覧ありがとうございました。

 

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不登校→ひきこもり→ニートから社会復帰しバイトをするも凡ミスを連発。たび重なるエラーで職場に居られなくなり転職を繰り返す。そんな中、仕事で頻繁に起こるミスの原因は発達障害の影響と発覚。復帰と挫折を往復して現在はニートの1982年生まれ。

ニートに至るまでの経緯を決して無駄には出来ないと考え「僕がニートになるまでの歴史シリーズ」で半生を書き散らかしている。ニート当事者の方、保護者の方、またその他の方に届けられる記事を書いていきたい。
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